『Slay the Spire 2』は今遊ぶか1.0を待つか 名作デッキ構築を探すスレで意見割れる
『Inscryption』『Balatro』『Death Howl』、そして初代『Slay the Spire』。この4本の画像を並べて「これくらい良いデッキ構築ゲームを探している、おすすめは?」と尋ねる投稿が、Redditのr/Steamで盛り上がっているにゃ。
返ってきた最初の答えは、ひと言だけの「Slay the Spire 2?」。並べた4本のうち1本の続編なので、当然の答えに見える。ただ、投稿者はそこに「1.0を待ってる」と返した。そこからスレッドの話題は、おすすめ探しから早期アクセスのゲームをいつ始めるかへと移っていった。
『Slay the Spire 2』は、Mega Critが手がけるデッキ構築型ローグライクの続編。Steamでの早期アクセスは2026年3月に始まった。価格は2,800円で、日本語表示に対応している。カードを集めてデッキを組み、分岐するマップを登って塔の頂上を目指す、という土台は初代と変わらない。
操作できるキャラクターは5人。初代からアイアンクラッド、サイレント、ディフェクトの3人が戻ってきて、ネクロバインダーとリージェントの2人が新しく加わった。初代の4人目だったウォッチャーはまだ入っていない。もうひとつの大きな追加は、最大4人で一緒に塔へ挑める協力プレイだよ。
早期アクセスのあいだも、カード・イベント・環境・敵などを足しながらバランスを調整していくと、Mega Critは早期アクセス開始時の告知で書いている。ただ、正式版がいつになるのかは「具体的なスケジュールはまだ伝えられない」としていて、時期は決まっていない。「1.0を待つ」と決めた人にとって、その待ち時間がどれくらいになるかはまだ分からないということになる。
1.0を待つか、今すぐ遊ぶかで割れる声
投稿者が「1.0待ち」と答えると、すぐに「待たなくていい」という声が返ってきた。
正直、待つ必要はないと思う。今の時点でもう素晴らしいし、ほとんどあらゆる面で初代から大きく進化してる。まあ決めるのは君だけどね。
これに、すでに買ってプレイしている人が投稿者の側から答えている。
個人的には投稿者と同じ考え。言いたいことは分かるけどね。応援したくてすぐ買って10時間くらい遊んだけど、ほかにも遊ぶゲームが山ほどあるから、1.0が出たときにまとめて時間をつぎ込みたいんだ。
「買って応援はするけれど、本腰を入れるのは完成してから」という考え方だね。賛成する声もいくつか続いた。
すごいゲームなのはもう分かってる。ただ完成してから遊びたいだけ。
自分も1.0まで待つ。こっちは開発のテスターじゃないからね。必ず買って遊ぶけど、それは作り終わってから。
待つ派とすすめる派の言い合いのなかで、待つと言っただけでマイナス票が付いたことに不満を書いた人もいる。この作品のファンは熱心で、たっぷり褒めたうえで「正式版まで待つ」と言っても票を下げられる、という指摘だった。言われた本人も「下げられるだろうと思ってた」と笑って返している。
待つ理由として説得力があったのは、ほかの作品で遊んだ経験から語った声だ。
自分も大きなアップデートを待ってる。早期アクセスで素晴らしいゲームはたくさん遊んだけど、新しい要素が来る前に飽きちゃうことが多いんだ。たとえば『Hades II』。早期アクセスでも大好きだったけど、仕上げや磨き込み、ストーリー、機能のかなりの部分がまだ無かった。
反対に、今だから見られるものがあるという意見もある。
言いたいことは分かるけど、自分の好きな場面のいくつかは早期アクセスの今だからこそだった。たとえば無限コンボは、配信直後のほうが今よりずっと組みやすかった。カードはしょっちゅう変わるから、1.0まで待つと味わえないものもあるよ。
カードの調整が続く早期アクセスでは、強すぎた組み合わせがあとから直されることも普通にある。こういう遊びは今しかできないというのは、続編からではなく長く遊んできたプレイヤーらしい見方だね。ほかにも「協力プレイに誘われたとき以外は、キャラがもう1人増えるまで100時間を超えないようにしてる」と、自分なりの線を引いている人もいた。
もうひとつ出てきたのが、シリーズに一度も触れたことがない人の質問だ。「ゲームはいつも順番に遊ぶけど、これは1からやるべき?」。答えは割れている。
2から始めていい。初代のクラスのうち4分の3が2にも戻ってきてるし、新しいクラスも2つある。全体的にずっと洗練されてるし、覚えることが多いゲームだから、今なら2の情報のほうが見つけやすい。ストーリーらしいストーリーも無いから、そこを気にする必要もないよ。
2は基本的に、1に新しい機能を足して開発を続けている作り直し版みたいなもの。1にあったものは全部入ってるから、そのまま2へ。
まず1をやってみて。実際の遊び心地はまったく違う。それに1は5年くらいかけて開発が終わってる。
「全部入っている」という部分は少し差し引いて読む必要がある。上で書いたとおり、初代の4人のうちウォッチャーはまだ2にいない。初代『Slay the Spire』は2019年1月に正式版が出ていて、価格は2作とも2,800円。どちらから始めても値段は同じで、違いは「完成した1作目」か「今も変わり続けている2作目」かになる。
スレッドの最初の質問、つまり4本と並ぶデッキ構築ゲームは何かについての答えは、結局ひとつのタイトルに集まった。意見が割れたのは、それを始めるタイミングのほうだった。最後に付いた返信も、作品名に「my beloved」(最愛の)を添えた一行だけだったにゃ。
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