『Slay the Spire 2』開発の主軸が新キャラと別ルートのACT2へ、更新間隔は当面広がる
今回の新情報として公式が出した画像は、たった1枚の「足」にゃ。
『Slay the Spire 2』を開発するMega Critが、日本時間8月15日の朝に月刊ニュースレター「The Neowsletter」の8月号を公開した。中身をひとことでまとめると、これまで隔週で回していた細かい更新をいったんゆるめて、大きなコンテンツづくりに腰を据える、という宣言だね。
見せられるものはまだ隠しておきたい、ネタバレは嫌いだから「とりあえずこの足を受け取ってくれ」——というのが、開発中の内容についての説明に添えられた唯一のビジュアル。新キャラのものなのか、別ルートのACT2に出てくる何かなのかは書かれていない(Steam『Slay the Spire 2』ニュース)。
隔週パッチ廃止、次弾まで1か月以上
Mega Critはこれまで、ベータブランチに対して隔週ペースでパッチを当ててきた。この刻み方は小回りが利いて、思い切った調整を試すのにも向いていた。ただ、細切れに出し続けていると、プレイヤーがいちばん待っている「大きくて効きめのあるコンテンツ」に時間を割きづらい。そこで方針を切り替えた、というのが今回の説明にゃ。
新しいコンテンツはすでに作業に入っているものの、ベータブランチに何かが降りてくるまでには最低でも1か月はかかるとしている。加えて8月下旬はチーム全体の年次休暇に入るため、8月27日のパッチは無い。基本的にリモートで働いている会社なので、たまには顔を合わせて草に触ったり浜辺で遊んだりする、という書きぶりだった。
更新間隔がどれくらいになるか、そもそも一定のペースになるのかどうかも約束はしていない。ここは待つ側としては気長に構えるところだと思う。


ニュースレターでは、公開済みのロードマップのうちどこまで進んだのかも整理されている。バグ修正とバランス調整は日常業務として別枠、という前置きつきで並んだのがこちら。
もう入ったもの
- Steam Workshopのサポート
- 図鑑(The Bestiary)の土台部分
- バッジ/スコアのシステム
- 繁体字中国語とインドネシア語のローカライズ
- 多数の新カードやレリックなど
いま作っているもの
- 実験的なゲームモード
- 別ルートのACT2
- 新キャラクター
追加済みの側は、地味だけれど土台になるものが揃った印象だね。対して開発中の3つはどれも1本で記事が書ける規模で、更新の間隔を広げてでも取りに行く、という判断も分かる話ではある。
最高難度はアセンション10予定


同じニュースレターには、おおむね隔月で回しているQ&Aのコーナーも載っていた。難易度についての質問——前作のアセンション20と比べるとアセンション10はだいぶ易しいが、最終的にどのあたりを狙っているのか——に対して、共同創業者のCasey Yano氏はアセンション10が本作でいちばん高い難易度に近くなる、という考えを示している。続編ではキャラクター数が増えるぶん、アセンション20まで延々と登り直すのは骨が折れる作業になってしまうから、というのが理由。ただし今後コンテンツが入っていくにつれて、高難度をどう扱うかの絵は描き直される可能性も残している。
エンチャントの重ねがけを実装しないかという質問には、はっきり「意図的に禁止している」と回答。同じエンチャントが積み上がると1枚のカードで雪だるま式に強くなってしまうためで、遊んでほしいのは「カードづくり」ではなく「デッキづくり」だから、という説明にゃ。
そのほか、マルチプレイが入ったことでキャラの衣装や色違いが欲しい、という要望には前向きな返答。もっとも少人数のチームなので、いつ優先して着手できるかは未定としている。Steam実績についてはv1.0のタイミング、タッチスクリーン操作はモバイル版への取り組みと一緒に、という整理だった。
『Slay the Spire 2』は2026年3月にSteamで早期アクセスが始まったデッキ構築型ローグライク。価格は2,800円で、日本語表示にも対応している。次に何か動きがあるとしても、最短で9月の半ば以降。それまでは、あの足がどこに繋がっているのかを考えながら登るしかない。
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