PixMofu

『ソニック』次回作が開発中、飯塚隆氏が「新しい遊び」を予告 打ち切りの危機を救ったのは映画だった

投稿: 2026/09/24by tobariware5分で読めます
画像

次の『ソニック』はもう作り始めている。東京ゲームショウ2026の会期中に、シリーズ総合プロデューサーの飯塚隆氏が取材に応じて、そう明かした。同じ頃、低迷期にはシリーズそのものを終わらせる話が上から出ていて、その流れを変えたのが映画だった、という振り返りも本人の口から出ている。

新作の話と、打ち切り寸前だった過去の話。別々に出てきた二つだけど、並べると同じところにつながっている。映画でソニックを知った人が大勢いるいま、次のゲームで何を見せるのか——35周年の年に、そこへ向き合っているところなんだにゃ。

飯塚氏の次回作構想、タイトルは未発表

飯塚氏が語ったのは、キャラクターやストーリー、ゲームシステムといった複数の面から手を入れて、これまでに無いゲーム体験を作るということ。具体的な中身はまだ話せない段階だという。シリーズの遊びが変わってきた例として飯塚氏が挙げたのは、『ソニック カラーズ』のカラーパワーのように遊び方そのものを変えた要素。最新の3D作『ソニックフロンティア』で始めた仕組みの変化にも、まだ伸ばす余地があると見ているみたいだね。

ただ、セガの公式発表として出ているものは、今のところ何も無い。タイトルも対応機種も発売時期も、まだ一つも明かされていないよ。

実際、TGSのセガ/アトラスブースに並んだソニック関連の作品は、『ソニックレーシング クロスワールド』と『SONIC PICO PARK』の2本だけ(セガの出展告知)。新作の映像も試遊も無かった。9月18日22時からは公式YouTubeで特番も配信されている。出演したのは飯塚氏と開発者5名、ゲストは『SONIC PICO PARK』ディレクターの三宅俊輔氏。歴代タイトルの裏話が中心の内容で、TGSの会場から配信された。

ブースに出ていた『ソニックレーシング クロスワールド』は、発売後も無料アップデートでレーサーを増やし続けている。直近では『サンバDEアミーゴ』のアミーゴが参戦した。

📄 『ソニックレーシング クロスワールド』アミーゴ参戦の無料アップデート配信、フェスタは9月11日午前9時から

打ち切りの件について、飯塚氏はこう振り返っている。シリーズには良い時期も悪い時期もあり、いちばん悪い時期には上層部から「シリーズ全体を終えるべきだ」と言われた。そして自分にとって最大の節目は、2020年に公開された映画の1作目で、あれが大ヒットしたことがシリーズの行く先をはっきり変えた——という話だね。

映画がどれだけ当たったかは、セガの発表で確かめられる。2022年の2作目の世界興行収入は4億500万ドル。2024年の3作目『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』は、2025年1月の発表時点で4億2,500万ドルに達し、前作を上回った。シリーズ全体では10億ドルを突破していて、第4作は2027年3月19日に全米で公開される予定だ(セガの発表)。

ゲームのほうも数字が伸びている。35周年を迎えた2026年1月の発表では、シリーズの累計本数は17.7億本を超えた(フルゲームとF2Pの合計・35周年の告知)。セガ自身もこの告知の中で、映画シリーズが世界的にヒットしたことを、ソニックの広がりを語る材料として挙げている。上層部から終わりを告げられたシリーズが、数年でここまで戻ってきたわけだにゃ。

『ソニックフロンティア』500万本を突破

次回作の話で飯塚氏が名前を出した『ソニックフロンティア』は、映画の2作目と同じ2022年の11月に発売された。古代遺跡が眠る島々を超音速で駆け回る、シリーズでは初めての「オープンゾーン」型の3D作品だよ。

売れ行きは発売から時間がたっても落ちていない。2026年6月の時点で世界累計450万本を超え、8月14日時点では500万本を突破した(セガの発表)。伸びた理由としてセガが挙げているのは、無料の大型アップデートとDLCで中身を広げ続けたこと、それに定期的なセールや価格の改定、対応機種の追加。一度きりの話題ではなく、手を入れ続けたことで新しい遊び手を呼び込んできた、というのがセガの見方だね。

いちばん新しい入り口は、Nintendo Switch 2向けの『ソニックフロンティア 超・デラックス』。デジタル版が6月24日に出て、パッケージ版は9月17日に発売された。3度の無料大型アップデートと、他機種版のDLCを最初から収録していて、価格は5,990円(税込・セガの発表)。

飯塚氏が「伸ばす余地がある」と言ったのは、この500万本の作品の上に、まだ積めるものがあるということだと思う。映画4作目の全米公開までは、あと半年ほど。次のゲームに名前が付くのがその前なのか後なのかは、まだどこにも書かれていない。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。