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積みゲーを崩した最後に残る「衝動買い」の扱い方、r/Steamで割れる

投稿: 2026/10/11by tobariware約7分で読めます
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ライブラリの最後に残ったのは、セールで何となく買ったゲームばかりだった。遊びたいから買ったわけではなく、安かったから、バンドルに入っていたから、という理由で並んでいるタイトルたちだね。

Redditのr/Steamに、そんな状況を尋ねる投稿が立った。積みゲーを片付けていったら、本当は興味のない衝動買いだけが残った人はいるか。残ったものは試しに触ってみるのか、それとも「また新しいゲームを買っていい合図」と受け取るのか、あるいはゲーム以外の趣味に移るのか――という問いだ。

返ってきた答えは、片付け方の工夫よりも「積みゲーとどう付き合うか」という考え方の違いのほうが大きかったにゃ。

最初に目立ったのは、問いの前提そのものを笑い飛ばす声だった。

積みゲーを片付ける? ここはr/Steamだよ。そういうことはしない場所なんだ。

冗談めかした一言だけど、同じ考えを真面目に語る人も多い。15年ライブラリに入ったまま、今後も遊ぶことはないと分かっているゲームがある、という人は「積みゲーを気にする人の気持ちが分からない」と書いていた。

もう少し前向きな形でこの考えを語ったのが、次の声だね。

何年も起動すらしていないゲームがある。何年か経って「なんでこれ買ったんだっけ?」と思うこともある。でも、そこにあるんだから試せる。さらに何年かしたら「お、レトロなのが入ってる!」と気に入るかもしれない。

積みゲーを「片付けるべき在庫」ではなく「いつでも手に取れる棚」と見ている。衝動買いが残ること自体を問題にしていないから、問いに対する答えは「別に困っていない」になる。

遊び方の側から同じ結論にたどり着いた人もいた。楽しくなくなるまで遊んだら、それがそのゲームの「クリア」。次に遊ぶのは手持ちのこともあれば新作のこともあり、遊びたくないと分かっているものに時間は使わない――という考え方だ。こうなると「残った衝動買い」は、そもそも順番待ちの列に並んでいないことになる。

Steam「Try me」で20分試せる

一方で、残ったゲームにきちんと向き合う仕組みを作った人もいる。Steamのライブラリには自分でゲームを分類できる「コレクション」の機能があり、それを使ったやり方が紹介されていた。

最近似たことをやった。ライブラリ全体から試したいゲームを集めて「Try me」というコレクションを作ったんだ。持ち時間は20分。気に入れば続けるし、楽しくなくなったらコレクションから外す。「好きなはず」「好きになりたい」ゲームを遊ぶには人生は短すぎる。

これには、すぐに現実的なツッコミが入った。

20分でチュートリアルが終わる? 自由に遊べるようになるまで1時間かかるゲームなんてたくさんあるよ。

どちらの言い分も分かる。20分は「判断を先延ばしにしない」ための区切りで、1時間は「ゲームの本当の顔が見えるまで」の時間。お試しの持ち時間を短くするほど、最初の印象で切り捨てるリスクも増えるという話だね。購入したばかりのゲームなら、Steamの返金ポリシーにある「購入から14日以内・プレイ2時間未満」の枠で見極めるという手もあるけれど、ここで話題になっているのは何年も前に買ったゲームなので、それも使えない。

📄 買った新作を1時間で放置、結局CS2に戻る――r/Steamの「積みゲー」談義

お試しの選び方そのものを遊びにしている人もいた。

バンドルの埋め合わせで付いてきたゲームが、意外な当たりになることもある。だから今遊んでいるゲームが終わって次が決まっていないときは、普段なら手を出さない埋め合わせゲームを6本くらい選んで、サイコロを振って出た1本を遊んでみる。

自分では選ばないものを、選ばないまま試す。衝動買いの山を「消化すべきもの」から「くじ引きの箱」に変えてしまう発想は、なかなかうまいにゃ。

時間を置いて手に取ったら当たりだった、という経験談もあった。この人は新作を買うときに慎重に選び、発売の合間にライブラリのゲームを消化していくやり方をとっている。

飽きるまで遊んで、飽きたらやめる。また戻ってくれば良し、戻らなくても構わない。『Ori and the Blind Forest』はライブラリに8年入れたまま始めていなかったけど、遊んでみたらすごく気に入った。

『Ori and the Blind Forest』は、精霊オリを操って森を進む2D探索アクション。発売から年月が経っても評価の高い作品で、それが8年眠っていたことになる。積んだまま年月が経っても、ゲームの中身は古くならない。「いつか」が本当に来ることもある、という分かりやすい例だね。

衝動買いの行き先を、自分以外に広げている人もいた。

もう積みゲーを自分だけのものとは考えていない(50代のゲーマーだよ)。ゲームをする子どもが4人いて、ファミリーシェアリングでみんなに回すんだ。この前のセールでは、地域別価格とSteamDBの情報を使って、小規模なタイトルを十数本、全部で8ドルくらいで手に入れた。

Steamには、家族でライブラリを共有できるSteamファミリーの仕組みがある。自分にとっては衝動買いでも、家族の誰かにとっては次に遊ぶ1本になるかもしれない。買った人が遊ばなくても無駄にならない、というのは積みゲーの見方を大きく変える考え方だと思う。

積みゲーゼロ派と2ドル買う派がぶつかる

ここまでは和やかだったけれど、議論の熱が上がった場面もある。そもそも積みゲーを作らない、という人の書き込みがきっかけだった。

積みゲーを持ったことがない。セールは自分には関係なくて、買うときは目的を持って買う。買ったものは遊ぶし、ゲームに「クリア」と言われるまで、満足するまで遊んでから次に進む。こういう何も考えない消費が当たり前になっていることには、正直うんざりしている。

これに対し、強い言葉で否定する短い返信が付き、「何がそんなにおかしいの?」と聞き返す声が出た。返ってきたのは意外にも、元の書き込みを持ち上げる言葉だった。

何もおかしくないよ。自分は衝動買いでセールの被害者だから、あなたを尊敬する。あなたのやり方が正しい。

ただ、全員が素直にうなずいたわけではない。

そんなに深い話じゃないって。2ドルのゲームを買う人にうんざりするなんて、ちょっと肩の力を抜きなよ。

この応酬の間には、年齢による変化を語る人もいた。衝動で買い物をしていた頃はお金がなかった。目的を持って買えるようになった今はお金がある。ゲームを遊び終えるのは月に1本くらいで、その隙間をエミュレーションが埋めている――という話だ。衝動買いをするかどうかは性格だけで決まるわけではなく、使えるお金と時間の釣り合いでも変わる、というのがよく分かる。

ほかにも、買ったらすぐにインストールして遊び、飽きたら後で友達に誘われたときに戻る、という人や、試すかライブラリから消すかのどちらかにしている、という人もいた。

最初の問いへの答えを数えてみると、「残った衝動買いを試す」と答えた人は意外と少ない。多かったのは、そもそも全部を片付ける気が無い人、そして遊ばないと分かっているものは遊ばないと決めている人だった。サイコロを振る人も、家族に回す人も、8年後に『Ori』を気に入った人も、共通しているのは「積みゲーを義務にしていない」という一点だにゃ。

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