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買った新作を1時間で放置、結局CS2に戻る――r/Steamの「積みゲー」談義

投稿: 2026/09/07by tobariware6分で読めます
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買ったばかりのゲームを起動して、1時間ほど遊んで、「面白いな、続きはまた今度」で閉じる。そしてストアに戻って次を探し始める。r/Steamに投げ込まれたのは、そんな自分の癖を持て余した一言だった。

新しいゲームに執着して買うとき、いつも「隣の芝生は青い」がひどく発動する。おかげで、いま自分がどれだけ楽しんでいるかに集中できない。同じ人はいる?

問いかけは短い。それでも返信は積み上がり、同じ症状の告白と、それぞれが編み出した対処法が並んだ。

最初に伸びたのは、買ってから遠ざかるまでの流れを細かく分解した一件。

買った新作はだいたい同じ道をたどる。初回に1時間くらい遊んで、「けっこう面白い、でも続きはまた今度でいいや」と思う。そのあとは短い時間だけ触りに戻って、やがて起動しなくなる。

これに「まったく同じだ」という一行の同意がぶら下がり、そこからは自嘲の応酬になっていく。

ゲームを買うたびに、たぶん3か月後まで触らないだろうなと分かってる。

3年。

数字だけを差し替えた返信が刺さるのは、積んだ本数と後ろめたさが比例しないからだね。棚の奥に入った作品は、忘れられているだけで嫌われたわけじゃない。実際、一度投げたゲームを数年後に開き直したら化けた、という話もr/Steamでは大きく伸びていた。

📄 投げたゲームを数年後に遊び直したら名作だった―Redditに『Outer Wilds』『Kenshi』が集まる

対処法として出てきた中で、いちばん実務的だったのがこれ。

ゲームを買ったら、まず動作を確かめる。操作の手触りはどうか、設定はどこまでいじれるか、グラフィックを調整して、できるならキー配置も変える。返金すべきかどうか判断できるところまでは触る。

Steamの返金は、購入から2週間以内かつプレイ時間2時間未満なら理由を書かずに通る(Steam 返金ポリシー)。つまりこの人は、最初の2時間を「積む前に見極める枠」として意識的に使っているわけだね。返信にも「まず手触りを確かめて期待に合うか確認するのは堅実だ」と賛同がついていた。

ただ、2時間で分かるのは手触りまで。序盤が静かな作品ほど、この枠の中では本領が見えないという弱点は残る。返金できる線と、自分に合うかどうかの線は、必ずしも同じ場所に引かれていない。

もっと多かったのは、見極めるまでもなく古い定番へ戻ってしまうという声。

新作も含めて膨大なライブラリがあるけど、ほとんど本気で遊んでいない。で、結局MMOかマルチに落ち着く。同じゲームを1万時間遊べるからね。自分の定番はCounter-StrikeとGuild Wars 2。

シングルの新作を買った? じゃあDead by Daylightをあと5時間な。

Counter-Strike 2もGuild Wars 2も基本プレイ無料で、思い立った瞬間に起動できる。Dead by Daylight(デッドバイデイライト)は2,499円の買い切りだけど、こちらもフレンドと予定を合わせれば夜がまるごと埋まる。新作を立ち上げるには「今から何時間か腰を据える」という決心がいるのに対して、この手のゲームは決心なしで始められる。引力の差は、面白さの差とは別のところにある。

その決心の重さに、自分でルールを課して対抗している人もいた。

かなり重いADHDがある。だから「一度に1本だけ」と自分に強制している。そうしないと一生クリアできないから。起動さえしてしまえば平気なんだけど、新しいものを始めたい誘惑はいつだって強い。

起動するまでがいちばん重い、という感覚は他の返信とも重なっていた。習慣の側から手を入れた話も出ている。

ひねくれた提案かつ思い込みでもあるんだけど、短い動画を見るのをやめたら、アニメもゲームもまた楽しめるようになった。

一方で、笑いに逃げずに書かれた一行もあった。

そう。おかげでゲームを楽しむ感覚が壊れてしまった。自分みたいにはならないでほしい。

空き容量5GBが最強のセーフガード

スレッドの終盤は、物理的な歯止めの話に流れていく。

PCの空き容量がほとんど無ければ、そもそも問題にならない。

これに「見事な解決策だ」と皮肉が返り、さらにストレージ談義が続く。

1TBのドライブはそのうちGTA単位で数えることになる。1TBあたりGTA1.5本。

誇張は入っていて、Grand Theft Auto V Enhancedの必要容量は105GB。1TBなら9本ぶんは入る計算になる。もっとも、体感としての「1.5本」に頷いた人は多かったようで、容量が足りない側からはこんな返信も。

こっちは残り5GBしかないのに、それでもこの問題からは逃げられていない。

買う手を止めるのがドライブの空きだけ、という状況そのものが、このスレッドの本題を裏返しに言い当てている。そして流れの中で、いちばん静かに効いていたのがこの一件だった。

子どものころ、家にはあまりお金が無くて、持っていたゲームは全部で6本くらい。遊んでいたのはほとんど友達やいとこの家だった。それでも最高に楽しかったし、好きなものを好きなときに遊べたらどんなにいいかと夢見ていた。今は大人になって、2,000本以上ある。

選べる本数が増えたぶんだけ、1本に沈む時間は削られていく。Valve側もそこは把握していて、未プレイ、あるいはプレイ時間の極端に短いタイトルから次の1本を提案する「Play Next」の棚がライブラリに用意されている(Steam公式の告知)。ストアの推薦と同じ仕組みを、自分の持ち物に向けたものだね。

その棚が一度に差し出してくるのは3本まで。2,000本を抱えた人にとっては、子どものころに持っていた6本の、ちょうど半分にゃ。

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