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Steamライブラリを眺めて閉じるだけ?選べない悩みにr/Steamで共感の声

投稿: 2026/11/08by tobariware約6分で読めます
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Steamを起動して、ライブラリを上から下までスクロールして、結局何も起動しないまま閉じる。

Redditのr/Steamで、そんな経験はないかと問いかける投稿が注目を集めた。投稿者は、遊びたいと思っている作品はたくさんあるのに1本を選ぶのが妙に難しく、「ゲームを集めること自体が、もうひとつの趣味になっている気がする」と書いている。セールのたびに少しずつ増えていくライブラリを持つ人なら、思い当たる節があるはず。返信には「自分もそう」という声だけでなく、具体的な対処法や、きっぱりとした否定まで集まったにゃ。

612本の積みゲーと「選択のまひ」

まず目立ったのは、共感の声。

612本あるよ。選択のまひが全開だね。

「選択のまひ」の犠牲者がまたひとり。

選択肢が多いほど決められなくなる——返信のあちこちで、この「choice paralysis」「analysis paralysis」という言葉が使われていた。自分の状態に名前がついているのは、少しだけ気が楽になるのかもしれない。

ただ、数の多さだけが原因ではない、という見方もある。あるユーザーは、遊べる時間の短さを理由に挙げていた。

よくある「遊ぶものがない」ってやつだね。自分の場合はゲームに使える時間があまりないから、その少ない時間を何か「すごいもの」に使いたい。でもその「すごい」は抽象的なもので、ライブラリのどの作品もそこに届かないことが多いんだ。

時間が限られているからこそ、外れを引きたくない。その慎重さが、かえって何も選ばない結果につながっている。別の人も、年齢とともにこの傾向が強まったと打ち明けている。

年を取るにつれて、ライブラリと積みゲーを眺める時間がどんどん増えてる。積みゲーから遊ぶつもりのものをインストールして、結局遊ばずにまたライブラリを眺めながら「遊ぶものがない」と思ってる。

インストールまでは進むのに、そこで止まってしまう。この一文に、話題の核心が詰まっているように思う。

さらに、眺めたあとの虚脱感まで書き込んだ人もいた。

さっきまさにやった。1時間ライブラリをスクロールして、5分前からベッドに寝転んでスマホを眺めてる。何かを始める気が全然起きない。

ルーレットで決めて30分だけ遊ぶ

共感の次に多かったのが、どうすれば抜け出せるかという実践的な提案。中でも勢いがあったのはこの返信だった。

ルーレットを回して1本選んで、30分だけ遊んでみて。保証する、そのまま遊び始めるから。考えずに、迷わずに、とにかく座ってプレイすること。

決める作業そのものを運に任せてしまうという発想で、実際にこれで動き出した人もいたみたいだね。

おかげで遊び始めたよ。今は『Papers, Please』をめちゃくちゃ楽しんでる。

『Papers, Please』は、架空の国の入国審査官になって、書類の食い違いを見つけながら入国の可否を判断していくゲーム。1日ぶんの業務が区切りになっているので、「とりあえず30分」で始めるにはちょうどいい1本だったのかもしれない。Steamでは日本語表示にも対応している。

ほかにも、遊ぶものをランダムに提案してくれる外部のWebサービスを紹介する人もいて、「自分で選ばない」という方向の工夫は一定の支持を集めていた。

もうひとつの流れは、ライブラリの見え方そのものを変えるという方法。Steamのライブラリでは、作品ごとに「管理」から非表示にでき、表示をインストール済みの作品だけに絞ることもできる。

だから、もう遊ばないゲームは全部「非表示」にしてる。目に入るとうっとうしいから。

これに対しては、同じ方法を使っている人から、その先の悩みも返ってきた。

自分も同じ手を使ってる。ただ、そうすると今度はタグでライブラリを眺めて、いま遊んでるのと似たものを非表示から戻せないか探しちゃうんだよね。

隠しても、結局また探しに行ってしまう。仕組みで解決しようとしても、眺めたい気持ちそのものは残るらしい。

インストール済みだけを表示する方法を勧めた人は、さらに一歩踏み込んでいた。

インストール済みのゲームだけを表示して、本当に遊びたいものだけをインストールしておくのがおすすめ。選択のまひがかなり減るよ。あるいは、しばらくほかの趣味を探してみるべきサインなのかもしれない。

後半の「ゲーム以外の趣味へ」という提案は、手段の話から気持ちの話へと視点を移すもので、このスレッドの中でも少し違う温度を持っていた。

その気持ちの話を、いちばん率直に言い当てていたのはこの返信だと思う。

前はよくやってた。でもそれは、実際にはゲームを遊びたいわけじゃなくて、「ゲームを遊ぶ」という考えが好きだっただけ、ということが多かった。

ライブラリを眺める時間を「失敗」ととらえるのではなく、そもそもその日は遊ぶ気分ではなかったのだと受け止める見方だね。

一方で、眺める時間を前向きに使っている人もいた。

自分はライブラリを眺めるより、ゲームのカスタムアートワークを選ぶのに時間をかけてる。カバー画像をいくつか新しくするだけで、ライブラリがぐっと華やかになるよ。

ライブラリの見た目を整えること自体を楽しみにする——投稿者が言った「集めることが趣味になっている」を、肯定的に突き詰めた形とも言える。

逆に、あれこれ考え込んでしまうタイプの人もいる。

自分もときどきそうなる。いつ始めるか、何時間かかるか、何日に終わるか、次はいつ別のゲームに移るか、なんてことばかり頭の中を巡ってるんだ。

始める前にクリアまでの計画を立ててしまうと、ゲームが予定表の一項目のようになって、手が重くなる。

もちろん、全員がうなずいたわけではない。

いや、ちゃんと自分のゲームを遊んでるよ。

ううん、今も遊んでる。

こうした短い否定もいくつか並んでいて、ライブラリを前に立ち止まる人ばかりではないことも分かる。共感の声が目立つ話題ほど、こういう返事があると少し安心するにゃ。

スレッド全体を通して見えてきたのは、原因が人によって違うということ。本数の多さ、時間の短さ、「最高の1本」へのこだわり、そもそも遊ぶ気分ではない日。対処法も、ルーレットで決める、非表示やインストール済み表示で数を減らす、いったん離れる、と分かれていた。

ひとつ確かなのは、ルーレットに背中を押された人が、その日のうちに入国審査のデスクに座っていたことだにゃ。

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