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53歳・20年ぶりのゲーム復帰にSteam Machineは合うか、r/Steamで助言が集まる

投稿: 2026/09/27by tobariware約9分で読めます
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最後に遊んだのは、1998年の初代『Baldur's Gate』だったという。

Redditのr/Steamに「年季の入った初心者へのアドバイスを」という相談が投稿された。書いたのは53歳の女性で、ゲームから離れて20年以上になる。原点は初代『DOOM』や『Day of the Tentacle』、それに『Myst』の時代。いまは時間にもお金にも余裕ができたので、また遊びたくなったそうだ。

好きなのは『Myst』のようなアドベンチャー。配信で見た『Little Nightmares』も気に入っていて、『R.E.P.O.』は夫と一緒ならきっと楽しめると感じたらしい。そのうえで質問は2つあった。「2人で遊ぶ機械として、Steam Machineを買えばいいのか」「XboxやPSのゲームも、たいていは遊べるのか」。

20年のあいだに、ゲームを遊ぶための知識はずいぶん増えた。r/Steamに集まった返事も、その知識の差をどう埋めるかというやり取りになっていったにゃ。

最初の答えは機械選びから。いちばん手堅いところを示したのはこの返事だった。

自作PCを勧める人がたくさん出てくると思うけど、Steamの世界に入るいちばん簡単な道はSteam Machineだよ。XboxやPSのゲームが全部遊べるわけではないけど、最近はPCに移植されたものもある。好みに合いそうな昔のゲームならGOGでたくさん見つかるはず。

2つ目の質問には、実際に持っている人がはっきり答えている。

Steam Machineで遊べるのはPCのゲームだけ。XboxやPSのゲームは動かない。私も持っていて、すごくいい機械だよ。ただ順番待ちがあって、有効なSteamアカウントが必要。すぐに手に入る可能性は低いと思う。

Steam MachineはValveが作った据え置き型のPCで、テレビやモニターにつないでSteamのゲームを遊ぶ。OSはWindowsではなく、Linuxを土台にしたSteamOSだ。Valveは6月下旬に予約の受付を始めた。受付の条件は、Steamアカウントに問題がないことと、2026年4月27日より前にSteamで買い物をした履歴があること。1世帯1件までで、在庫の用意ができた人から順にメールで購入の案内が届く。

順番待ちが長いという話は、主に予約制の地域でのことだ。日本・台湾・香港ではKOMODOが6月23日から公式ストア「KOMODO STATION」で販売している。価格は512GBモデルが189,980円、2TBモデルが249,980円。Steam Controllerとのセットも用意されている(KOMODOの発表)。

最初の返事が予想したとおり、自作PCの話も出た。ただ今回は「自作のほうが安い」という声ばかりではない。

最近は値上がりがひどいから、自作を勧める人はあまりいないと思う。残念だけど、今は完成品のPCのほうがずっと魅力的に見える。

これに対して、中古品を使えばまだ安く組めるという反論もあった。

気長に探せば、中古パーツで良い構成を組めることもある。DDR4のメモリはまだ安いから、少し前の世代でよければ手頃な価格で組める。5090もDDR5のフル装備も要らないよ。

ところが、そのDDR4にもすぐに訂正が入る。

DDR5よりは安いけど、それでも値上がりする前の2〜3倍はするよ。

中くらいより上の構成で自作を考えている人も、実感として同じことを書いていた。「何度も自作の機会を探しているけど、同じくらいの性能の完成品より少なくとも数百ドル高くなる」。Steam Machineの発売直後は「自分で組んだほうが安くて性能もいい」という声が多かったそうだが、メモリの高騰でその前提が崩れてきたらしい。数か月でここまで空気が変わる話題も珍しいにゃ。

このやり取りの中で、いちばん率直だったのは相談者本人の返事かもしれない。

正直に言うと、ほとんど理解できなかった(笑)。GOGが何かも知らないし、Protonも知らない。「ネイティブLinux、GOGクライアント」なんて外国語みたい。5歳児にもわかるように説明してもらえる?

これに複数の人が答えている。GOGについての説明はこうだ。

GOGはgog.comというサイトで、古いゲームを今のパソコンでも動くようにして、自分のストアで売っている。たいていDRMがないから、ダウンロードしたゲームは自分のものになる。一度ダウンロードすれば、確認のためにネットにつなぐ必要もない。

もう1つのProtonについては、別の人がこう説明した。

Steam MachineはWindows 10や11ではなく、SteamOSという独自のOSで動いていて、中身はLinux。Windows用のゲームをSteam DeckやSteam Machineで動かしているのはProtonで、本来なら動かないはずのゲームを動かすための翻訳係みたいなものだよ。

つまり、SteamOSの上ではWindows向けのゲームをProtonで動かしている。そのおかげで、Steamで買ったゲームの多くはSteam Machineでもそのまま遊べる。一方でGOGにはLinuxで動く公式のアプリがないため、GOGで買ったゲームをSteam Machineで遊ぶには少し手間がかかる。最初の返事にあった「GOG」と「ネイティブLinux」は、ここでつながっていた。

相談者の返事は「本当にありがとう!」。説明はちゃんと届いたようだにゃ。

協力なら『R.E.P.O.』、謎解きは『The Room』

機械の話と並んで、「何を遊ぶか」にも返事が集まった。夫と遊びたいと本人が挙げていた『R.E.P.O.』は、最大6人で遊ぶ協力型のホラーゲーム。不気味な屋敷から物理演算で揺れる品物を運び出す内容で、ボイスチャットで叫び合いながら遊ぶのが定番になっている。ストアの対応言語は英語のみなので、そこは確かめてから買ったほうがいい。

好きだという『Little Nightmares』はSteamで日本語にも対応している。『Myst』のほうは、2021年に作り直された『Myst』がSteamで配信されている。

いちばん数を挙げたのは、名作を一気に取り戻すように勧めたこの返事だった。

名作に追いつこう。『Half-Life』1と2、『Portal』1と2、『Mass Effect』三部作、『Fallout 3』『New Vegas』『4』、『Red Dead Redemption 2』、『Gothic』、『Dead Space』1と2、『The Elder Scrolls』と『Skyrim』。『Myst』が好きなら『The Room』の1〜4と『The Talos Principle』1と2もぜひ。個人的にいちばん好きなのは『Subnautica』。

『The Room』は仕掛け箱を回して開けていく謎解きで、手触りは『Myst』に近い。ただしSteam版の対応言語に日本語は入っていない。『The Talos Principle』と『Subnautica』は日本語で遊べる。

もっと短い答えもあった。「5070、メモリ32GB、SSD 1TBのPCを買おう。それで『Valheim』を買えば幸せになれる」。こちらは北欧神話の世界で生き延びるサバイバルで、協力プレイにも対応している。夫婦で遊ぶ1本としても、筋の通った推しだにゃ。

『Icewind Dale』を推す古参の声

最後に遊んだのが『Baldur's Gate』だと聞いて、黙っていられなかった人もいる。

そりゃもちろん『Baldur's Gate 3』でしょ!

すかさず「で、『2』は飛ばすの!?」とツッコミが入り、古参からはこんな声も上がった。

昔の作品は伝説で、新しいのも素晴らしい。でも自分は古いゲーマーだから、今でも昔のほうが好き。いちばん好きなのは隠れた名作の『Icewind Dale』。戦闘寄りの作品だけど、伝承と世界観は一級品だよ。

『Baldur's Gate 3』と『Icewind Dale: Enhanced Edition』はどちらもSteamで配信されていて、日本語で遊べる。ストアの表示では、音声が付くのは英語などで、日本語の対応は文字だけ。20年前に止まった冒険の続きを、同じ世界のまま始められるわけだ。

機械についての結論は、おおむね「Steam Machineがいちばん簡単な入口。ただしXboxやPSのゲームは動かない」というところに落ち着いた。自作PCの安さも、今の価格では通用しなくなりつつある。一方で遊ぶゲームのほうは、『Myst』から『The Room』へ、『Baldur's Gate』から『3』へと、20年前に好きだったものをたどって次の1本を探せる。空いた20年のあいだに、そういう続きがちゃんと用意されていたにゃ。

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