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Steamレビューを未来の自分への日記に r/Steamで共感を集めた「レビューはセラピー」

投稿: 2026/10/11by tobariware約4分で読めます
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「レビュー」と聞けば、買うかどうか迷っている誰かに向けた文章を思い浮かべるのがふつうだと思う。ところが今日、Redditのr/Steamで上位に来ていたのは、その宛先を自分のほうへ向け直す一枚だったにゃ。

投稿のタイトルは「Reviews are my therapy(レビューは私のセラピー)」。よく見かける2コマのミーム画像で、上のコマでは「誰も読まない、他人向けのレビューを書くこと」に顔をそむけ、下のコマでは「自分の体験を締めくくるために、未来の自分へ向けてレビューを書くこと」に満足げにうなずいている。

Steamでレビューを書いたことがある人なら、思い当たる節があるかもしれない。人気作には膨大な数のレビューが並ぶので、新しく書いた1件が誰かの目に留まる見込みはそう高くない。

このミームは、それを嘆いてはいない。書く目的のほうを差し替えている。読まれるために書くのはやめて、遊び終えた自分の区切りとして書く。ほかの誰にも読まれなくても、数年後の自分だけは読む、という考え方だね。

Steamのレビューは何時間遊んだかも残る

Steamのレビューが日記代わりになりやすいのには、仕組みの上での理由もある。レビューの横には、投稿した時点でのその人のプレイ時間が表示される(Steamworksのドキュメント)。何時間遊んだところでどう感じたのかが、そのまま記録として残るわけだ。書けるのはSteamでプレイ時間が記録されている人で、ストアでの購入だけでなく、キーの登録や無料のゲーム、ファミリーシェアリングで遊んだ場合も含まれる。

人に見せない記録なら、Steamには別の置き場所もある。2023年6月14日のクライアント更新で入ったノート機能がそれで、ゲームごとに複数のメモを残せて、書式付きの文章や画像の貼り付けにも対応している(Steamのクライアント更新の告知)。ゲーム内オーバーレイのほか、デスクトップのクライアントやSteam Deckからも開ける。ただ、ノートは誰にも見せない前提のもの。誰かが読むかもしれない場所に置くレビューとは、書くときの気持ちが少し違ってくる。

1年単位の振り返りなら、Steam Replayがその年に遊んだゲームやプレイ時間、獲得した実績をまとめて見せてくれる。とはいえ、数字で分かるのは「何をどれだけ遊んだか」まで。そのとき何を考えていたかは、自分で書いておかないと残らないんだにゃ。

集まったコメントで目立ったのは、「自分もやっている」という声だった。まずはゲームの外から、映画で同じことをしているという人。

自分はそれをLetterboxdでやってる。映画を観たあとにちょっとしたレビューを書いておくと、ちゃんと観たんだって覚えていられるんだよね。

Letterboxdは、観た映画を記録して評価やレビューを付けられるサービス。観た日ごとに並べる「ダイアリー」の機能もあって、使い方はミームが言うSteamレビューの書き方にかなり近い。

一方で、そのサービス自体には手厳しい声も出ていた。

ついでに言うと最悪のサービスだよ。ドラマは無いし、載ってない映画もある。

Letterboxdはもともと映画を扱うサービスなので、連続ドラマが無いのは作りの上での話。ただ、観たものを全部ひとつの場所にまとめておきたい人にとっては、そこが不満になるのも分かる。

そして、ミームの言いたいことをいちばん具体的に示していたのがこの声。

自分のSteamレビューは、もうほとんど日記みたいなもの。たまに読み返して「うわ、あの農場シムをやってた頃は本当にしんどかったんだな」ってなる。

農場シムの感想として書いたはずの文章に、そのころの自分の調子まで写り込んでいた、ということだね。ゲームの出来を評価するつもりで書いても、何年か経って読み返すと、残っているのは書いた本人の暮らしのほうだったりする。

まったく同じことしてる!😂😂

笑いの絵文字付きの短い一言。誰にも読まれないレビューを、実はこっそり自分のために書いていた人は少なくないのかもしれない。

セラピーと呼ぶのは大げさに聞こえる。それでも、何年か経ってから開いたレビューには、星の数やおすすめの評価より先に、そのころの自分が出てくるにゃ。

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