人形を切って塗ってつなぐ『TOYCRAFTER』PS5・Xbox・Switch版が配信
工房の決まりは3つだけ。人形を仕上げること、片付けておくこと、帰るときはドアに鍵をかけること。そして、何か見えても聞こえても、それは全部気のせいだということ。
NewGenの『TOYCRAFTER』は、そんな工房にひとりでこもる人形職人を演じるホラー。今年4月にPC(Steam)で出た作品で、10月1日にPS5・Xbox・Nintendo Switch版が配信されたにゃ。
ばらした人形のパーツで「彫刻」を組む
主人公はかつて熱心な玩具職人だったけれど、小さなおもちゃ作りに満足できなくなり、もっと大きく頑丈なものへ関心を移してしまった人物。プレイヤーは人形と道具を手に取り、パーツを切り離して色を塗り、別の人形のパーツとつなぎ合わせて、ひとつの不気味な彫刻に仕上げていく。


作業の合間には、物を拾ったり動かしたりして工房を整理整頓しておくのも仕事のうち。ストアの紹介文は「追いかけてくる怪物はいない」「あなたを傷つけるものは何もない」と言い切り、本作を孤独の探求だと位置づけている。創作にのめり込むあまり現実の感覚を失っていく芸術家の気分を味わう作品で、怖さは襲われることではなく、工房の静けさの中に紛れ込む「異常な現象」から来る作りだね。その現象に関わらないことまで、作業のリストに並んでいるのが少しぞっとするところにゃ。


PS5版は660円、Xbox版は470円
コンソール版の価格は、PlayStation StoreのPS5版が660円、Xboxストア版が470円。Xbox版はXbox Series X|SとXbox Oneの両方に対応している。PC版はSteamで350円と、どの機種でもワンコイン前後で手に取れる価格に収まっている。
日本語は画面の表示に対応。PS5版の音声は英語のみで、日本語音声は入っていない。
静かな工房でひとり、手を動かし続ける作品が、これで4つの機種に並んだ。帰る前の鍵だけは、どの機種でも忘れずにかけておきたいにゃ。
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