80年代VHSスラッシャー愛が滲む隠密ホラー『Yellowcreek Stories: The Cabin Watcher』8月6日発売
ザラついたVHSの走査線、マスクを被った巨漢、そして響き渡る一発のノック——あの80年代スラッシャー映画の空気を、まるごと閉じ込めたようなホラーがやってくるにゃ。パブリッシャーのJanduSoftが、一人称ステルスホラー『Yellowcreek Stories: The Cabin Watcher』を8月6日に発売すると発表した。対応はSteam(PC)、PlayStation 5、Xbox Seriesの3機種だ。
嵐の山小屋、そして窓の外に立つ影
主人公は、執筆のインスピレーションを求めて人里離れた山小屋にこもった一人の作家。静かな数日を過ごすはずだった夜、嵐の音を切り裂くように大きなノックが響く。窓の外に立っていたのは、微動だにしないマスク姿の男。手には巨大なマチェーテ——そう、あなたを殺しに来た「番人(The Cabin Watcher)」だ。


戦って勝てる相手ではない。ここでの合言葉は「隠れていれば、生きていられる」。プレイヤーにできるのは、身を潜め、息をひそめ、殺人鬼の視界からひたすら逃れ続けることだけにゃ。
音・光・動き、すべてが命取り
このゲームの肝は、殺人鬼があなたの立てる音、灯りの明かり、そしてわずかな動きに反応してくるという点。物音を立てれば聞きつけられ、光をつければ位置がバレる。つまり暗闇と静寂こそが最大の味方であり、追う者と隠れる者の心理的な駆け引き=キャット&マウスが延々と続く構造になっている。

HUDは最小限。ザラついた映像表現も相まって、いかにも当時のレンタルビデオ棚に並んでいそうな、あの安っぽくも生々しい恐怖が狙いなのが伝わってくる。
一気に駆け抜ける“ひと晩”の恐怖
プレイ時間はおよそ60〜90分を想定した、一気にプレイし切る構成。ダラダラした水増しパートを排し、緊張感が途切れないよう凝縮されているのが特徴だ。腰を据えた長編ホラーというより、一本のスラッシャー映画を体験するような密度、と考えるとしっくりくるにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月6日 |
| 対応機種 | PC(Steam)/PS5/Xbox Series |
| ジャンル | 一人称ステルスホラー |
| 開発 | Carlos Azuaga(個人開発) |
| 販売 | JanduSoft |
| プレイ時間 | 約60〜90分(一気にプレイ想定) |
開発を手掛けるのはスペインの個人開発者Carlos Azuaga氏で、今回JanduSoftとタッグを組んでのリリースとなる。Steamではデモ版も配信中で、発売前に“番人”との追いかけっこを一足先に味わえる。Steam Deckにも対応しているのも嬉しいところだ。
ひとつ注意点として、Steamの対応言語には現時点で日本語が含まれていない(英語・スペイン語ほか欧州言語のみ)。とはいえ、隠れる・逃げるが主体で複雑なテキストを読み込むタイプではないので、雰囲気で突き進めるタイプの一作ではある。
近ごろ流行りの“リミナルスペース系”とはまた違う、ジェイソンやレザーフェイスを思わせる直球のマスクド・キラー物。80年代ホラーの手触りが恋しい人や、短時間でヒリつく緊張を味わいたい夜にこそ刺さりそうにゃ。まずはデモで、あの窓の外に立つ影と対面してみるのがおすすめだ。
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