『Monster Train 2』新DLC「The Punished」11月10日配信、7.99ドルでアーカスの一族が参戦
前作『Monster Train』で、天界へ向かう列車の前に立ちはだかったボスのアーカス。そのアーカスが、今度は自分の一族を率いてプレイヤー側で戦うことになったにゃ。
Shiny Shoeが、ローグライク・デッキ構築『Monster Train 2』の新DLC「The Punished」を発表した。配信は11月10日で、PCとコンソール向けに出る。価格は7.99ドル(公式アナウンス)。有料DLCは、2月2日に9.99ドルで出た「Destiny of the Railforged」に続いて2本目になる。
自分のユニットを殴るほど強くなる「処罰族」
日本語のストアページでは、新しい一族は「処罰族」と訳されている。紹介文によると、アーカスはもともと天界の天使で、兄のセラフの陰で生きてきた。兄を倒そうとした罰として「天界の胃袋」(Heaven's Maw)へ追放され、そこで苦痛を力に変える能力を手に入れた、という経緯が書かれている(Steamストアページ)。
戦い方もこの設定に沿っていて、軸になるのは味方のユニットにわざとダメージを与えること。ストアページに載っているキーワードは次の4つ。

- 処罰(Punish): 味方の呪文やアビリティでダメージを受けたときに発動する
- 虐殺(Bloodshed): 同じフロアの味方ユニットがダメージを受けるたびに効果を得る
- 鎖縛(Chained): 自軍のユニットがダメージを受けると、敵にもダメージが入る
- 執拗(Tenacious): 味方からのダメージでは倒されなくなる
自分を削って発動させ、その痛みを鎖縛で敵にも返す。危なくなったユニットは執拗で守る、という組み立てになるみたいだね。公式も「ハイリスク・ハイリターン」なプレイスタイルだと説明している。



もうひとつの柱が「モノリス」。戦闘中に炉炭(Ember)を使ったりカードを捨てたりすると、謎めいたモノリスへ供物(Tribute)を捧げられる。捧げるほどラン全体を通して「Devotion」が上がっていき、Devotionが高くなると一部のカードが強化されるほか、新しく召喚したユニットに「Zeal」が付いて攻撃力と最大体力が伸びる。その場のカードを手放して後の戦いに備える仕組みで、ストアページは「今日という日を捧げ、明日により強大な力を得よ」と表現している。



Steam版の対応はWindowsとMac。日本語はインターフェースと字幕が対応で、フル音声は英語のみ。本編のSteam価格は2,800円で、DLCの日本円価格はストアにまだ出ていない。配信までの数週間、公式は詳しい紹介記事を順に出していく予定だという。
Redditでは「前作より上か」で意見が割れた
告知はRedditのr/Gamesでも取り上げられた。ただ、伸びたのはDLCそのものの話よりも、『Monster Train 2』が前作を超えたかどうかという議論のほうだったにゃ。
口火を切ったのは、続編を強く推す声だった。
周りとは逆の意見だけど、1作目も好きだったうえで、2はそれをさらに高いところへ押し上げたと思う。あの年のGOTYだったし、StS 2より好きなくらい。これが最後のアップデートなのは寂しいけど、もう来ないと思っていたからちょっとしたおまけだね。
ここで出てくる「StS」はローグライク・デッキ構築の代表作『Slay the Spire』のこと。比べ方には、すぐに別の人から反論が入った。
有料のベータテスト中みたいなゲームと比べるのはフェアじゃない気がする。
『Slay the Spire 2』は早期アクセス中なので、完成品同士の比較にはならないという指摘だね。一方で、両シリーズはそもそも目指すものが違うという声もある。
STSは500時間かけて、ずっと苦しい状況をどうにかする術を学びたい人向け。全体攻撃のユニットに攻撃+20と2回攻撃を付けて、敵の波をまとめて吹き飛ばすのを見たいならMonster Trainだよ。
続編の作りを褒める声も多かった。数回遊ぶと前作の一族がすべて無料で解放される点を挙げて、「続編の手本にすべき」とまで書く人もいた。
議論がいちばん熱くなったのは、前作にあった「モンスターの融合」が2で無くなった件だ。
少し反対。2はいちばん独特だと思っていた要素、モンスターの融合を削ってしまったから。カードそのものに加えて組み合わせまで考える必要があって、複雑さが一段増していた。
融合は中身のバランスがひどかった。特定の素材が強すぎて、ほぼ必須になっていたんだ。無くなって良かったと思うし、装備やルームのほうがずっとよく考えられた追加要素だよ。
続編でカードの組み合わせ方が変わったことは、前作から遊んでいる人ほど気になるところなんだと思う。
反対に、複雑になりすぎて手が止まったという人もいる。
1作目もかなり楽しんだけど、続編は数時間しか遊ばなかった。要素が増えすぎて、前作より頭を使う量がずっと多く感じたんだ。
この声には「1作目のDLCで入った新システムも合わなかったし、2の体験版も同じ方向で複雑すぎた」という同意も付いていた。
なお、最初のコメントにある「最後のアップデート」について、スレッドの中では「公式の告知のどこにそう書いてある?」という疑問も出ている。実際、Steamに出た公式アナウンスには、これで最後だという記述は無い。告知に書かれているのは、新しい一族と配信日、価格、それに今後紹介記事を出していく予定までだ。
前作でボスとして戦ったアーカスは、11月10日からは自分の一族を傷つけながら天界へ攻め上る側に回る。
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