『時のオカリナ』Switch 2版の新CMにダークリンク、霧の部屋の一騎打ちが約1秒
霧が立ちこめ、浅い水たまりが広がる部屋の真ん中に、枯れた木が1本だけ立っている。そこで大人のリンクと剣を交えているのは、目だけが赤く光る黒い影——ダークリンクだ。
任天堂は10月16日、Nintendo Switch 2版『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のCMとして「ゲーム画面 バトル篇」と「ゲーム画面 オカリナ篇」の2本を公式サイトの映像ページで公開した。どちらも30秒のCMで、新しく作り直された強敵との戦いや名場面がテンポよく並んでいる。ダークリンクが映るのはバトル篇のほうで、時間にして約1秒。止めて見ないと見逃すくらいの短さだにゃ。
霧の部屋で赤い目のダークリンクと戦う
NINTENDO 64版のダークリンクは、水の神殿の中ボス。霧に包まれた水面の部屋に現れ、リンクとそっくりな動きで斬りかかってくる相手だった。バトル篇の15秒を過ぎたあたりで、その部屋とよく似た霧の空間が映る。
数コマ送って見ると、ゾーラの服を着た大人のリンクに対し、影のほうは赤い目を光らせながら盾を構えて踏み込んでくる。盾にははっきりと紋章が刻まれていて、輪郭がぼやけた影ではなく、装備まで作り込まれた姿になっているのが分かる。リンクが振った剣の上へ跳び上がるような動きもあり、64版の戦いを覚えている人ほど目を引かれる場面だと思う。体から黒いもやが立ちのぼるような表現も加わっていた。

CM全体はパイプオルガンを弾くガノンドロフの手元から始まり、炎をまとったキングドドンゴ、水でできた触手のモーファ、紫の太鼓を打ち鳴らすボンゴボンゴと、各ダンジョンの主が次々に出てくる。霧の深い森で黒馬に乗った影と撃ち合う場面や、霧の中を進む幽霊船も入っていて、30秒の大半が戦いの場面で埋まっている。
フィールドでの戦闘画面も公式で公開されていて、夜のハイラル平原で子どものリンクがスタルベビーの群れに囲まれるといった場面には、ハートや装備のアイコンもそのまま表示されている。CMの迫力ある場面とは違って、実際に遊ぶときの画面がどう見えるかが分かる1枚だね。
もう1本のオカリナ篇は、タイトルにもなっている楽器を軸にした構成になっている。時の神殿でリンクがオカリナを吹き、光に包まれる場面から始まって、雨の中を馬で逃げるゼルダとインパ、堀へ投げ込まれる青いオカリナ、それを拾い上げるリンクと、64版の序盤から中盤にかけての流れがCMの前半に詰まっている。
後半はハイラル平原をエポナで駆ける場面や、ロンロン牧場でマロンと子馬のエポナに会う場面、マスターソードを抜いて大人になる瞬間、ハイリア湖の上をケポラ・ゲボラにつかまって飛ぶ場面へと移っていく。戦いを並べたバトル篇とは逆で、旅と物語の側から作品を見せる1本になっている。
本作では、マイクに向かって鼻歌を歌ったり実物のオカリナを吹いたりすると、それに合わせてリンクがオカリナを演奏する機能も入っている。CMの中でオカリナがここまで大きく扱われているのは、そこが今回のリメイクの売りの一つでもあるからだと思う。
発売は11月5日で、価格はパッケージ版が8,980円、ダウンロード版が7,980円。Switch 2専用のソフトだよ。
Micromaniaが64版の箱を深夜に配る
国内でCMが流れ始めた一方、フランスでは店頭の特典が話題になっている。ゲーム専門店チェーンのMicromaniaは10月15日、発売日に合わせて国内11店舗が深夜に特別営業する「Midnight Opening」を行い、そこでNINTENDO 64版のパッケージを再現した箱を配ると告知した。
告知の画像によると、再現しているのは欧州で売られたPAL版の箱。中にSwitch 2版のソフトを収めておける内箱が付いていて、64版の外箱の中にSwitch 2のケースをしまっておける作りになっている。対象は参加店舗で予約、またはイベント中に購入した人で、Web経由の予約も含む。数が無くなった時点で配布は終わる。
参加するのはパリの3店舗のほか、リヨン、ボルドー、リール、トゥールーズ、ニース、アンティーブ、ランス、ルーアンの店舗。告知に載っている店舗はこれで全部で、それ以外の店舗や通販で受け取る方法は書かれていない。
金色の紋章が入った黒い箱は、1998年に64版を店頭で手に取った世代には見覚えのあるデザインだね。ゲームの中では霧の部屋のダークリンクが、店頭では64版の箱が、それぞれ新しい姿でもう一度出てくることになるにゃ。
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