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『Morrowind』風RPG『Ardenfall』にRedditが沸く、無料デモは結末5種

投稿: 2026/10/26by tobariware約8分で読めます
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『Ardenfall』という名前を聞いて、『The Elder Scrolls III: Morrowind』の舞台「ヴァーデンフェル(Vvardenfell)」を思い浮かべた人は少なくなかったにゃ。開発元のSpellcast StudiosがRedditのr/Gamesにこの一人称RPGを紹介するスレッドを立てると、その日のトップに上がった。コメント欄は、名前いじりから武器の要望、グラフィックの好み、開発にかかった年月の話まで大きく広がっている。

開発チームが投稿で強調していたのは3つ。クエストに複数の解き方があること、キャラクターのスキルや生い立ちによって選べる行動が変わること、そして町の外に奇妙なバイオームやダンジョンが広がり、呪文や薬を工夫すれば思いがけない場所までたどり着けること。Steamでは無料のデモが配信中で、開発チームによると遊べる時間は1.5〜2時間、結末は5種類あるそうだ。

Steamが明言する旧作TES譲りの島アーデンフォール

Steamのストアページには「クラシックなThe Elder Scrollsシリーズに影響を受けた」とはっきり書かれている。プレイヤーが演じるのは、敵も味方もいない余所者「The Traveler」。舞台のアーデンフォール島には、風の吹く平原、水に沈んだ湿地、古代遺跡、入り組んだ洞窟がある。広さはあえて抑えめで、「コンパクトなオープンワールド」をうたっている。

キャラクター作成では種族・タトゥー・能力値・特性を決める。何を選んだかで会話の選択肢が増えたり、相手に信用されたり疑われたりするという。島の住人は誰でも手にかけられるけれど、それには報いが伴う。戦いの手段も幅広く、炎や冷気をまとった武器、投げつける薬、使い捨ての呪文、召喚した獣を使い分けられる。消音の薬を標的に浴びせてから仕留める、という盗賊らしいやり方もできるみたいだね。

製品版は2026年中に早期アクセスとして配信される予定で、具体的な日付と価格はまだ発表されていない。ストアには、早期アクセス期間を1〜2年と見込んでいると書かれている。対応OSはWindowsで、言語は英語のみ(UI・音声・字幕)。日本語は今のところ載っていない。デモでは、謎めいたスロミ海岸(Suromi Coast)、いくつかのダンジョン、町がひとつ、それにクエストが少し遊べる。

ヴァーデンフェル似の名前で盛り上がった

最初に目立ったのは、やはり名前の話だったにゃ。あるユーザーは、会話劇の形でこんな冗談を書き込んでいる。

「君の作った『Morrowind』っぽいゲーム、名前は?」「Ardenfall」「ヴァーデンフェルにそっくりな響きだね」「だから『Morrowind』っぽくなったのかもね」

スイートロールを勧めるネタまで出てきた。The Elder Scrollsシリーズを遊んだ人ならピンとくる小ネタで、題名を見ただけで元ネタを察する人がそれだけ多かったということだと思う。

冗談に続いて、遊ぶ側の具体的な質問も出てくる。「どんな武器を入れるつもり?もしかして槍は?」という問いに、開発チームが答えた。

弓、短剣、剣はもう実装済みで、大斧や手裏剣まであります。『Minecraft』みたいに投げられる薬もあります。槍はまだありませんが、早期アクセスの開始後に検討したいです

槍は『Morrowind』では使えたのに、後のシリーズ作で外された武器種でもある。「槍はいつだって足りない」という短い返信がつき、要望はひとまず早期アクセス後に持ち越された。

「すごく楽しそう。開発してどれくらい?」という質問への答えは、スレッドの中でもひときわ目を引いた。

正直に答えると約9年です。ただ、それは学びながら作ってきたからで、最初の試作のころはメンバーの何人かがまだ高校生でした(笑)。でも今は本気です。ここ数年で開発のペースは上がっていて、完成版(1.0)までそう遠くないと考えています

1.0までの具体的な時期には触れていない。それでも、早期アクセスを1〜2年と見込むストアの説明と合わせると、ゴールまでの道筋はある程度見えているようだ。

長く追いかけてきた人からは、応援の仕方についてこんな声もあった。

しばらく前から追いかけていて、本当にすごそうに見える。応援のために早期アクセスで買うつもりだけど、遊ぶのは1.0まで待つと思う

デモに手を出さずにいる理由として、「遊んだら続きが欲しくなるのに、それを満たすものがまだ無いのが怖い」と書いた人もいる。期待しているからこそ我慢している、という声が複数出ていた。

一方で、グラフィックについては温度差がはっきり出たにゃ。

よさそうだけど、ローポリのグラフィックは好みじゃない。でも頑張って!

この書き込みに開発チームは「ありがとう!」とだけ返している。続いて、さらに強い拒否反応も出た。

このコメントが見つかってよかった。ローポリは即パスだ

ただ、そこで話は終わらなかった。すぐに反対側の声が並んでいる。

うーん、自分は普段ローポリ好きじゃないけど、このアートスタイルはかなりいいと思う

角ばった造形にくっきりした色を乗せた画面は、ストアのスクリーンショットを見ても、写実的な最近の大作RPGとは方向がまるで違う。好き嫌いが出やすいのは当然として、「普段は苦手だけどこれは別」という声が出ているあたり、雰囲気づくりは一定の手応えを得ているみたいだね。

YouTubeの実況でこの作品を見ている、というユーザーからは、片手剣と盾、片手剣だけで戦うときの手応えを作り込んでほしいという要望と、コントローラーへの対応について質問が届いた。開発チームの答えはこうだ。

コントローラーに対応していて、Steam Deckでも遊べます!

ストアページでも「コントローラーに完全対応」と表示されていて、DualShockとDualSenseにも対応する。これを受けて「考えてみれば、まさにSteam Deck向きのゲームだ」と、デモを遊ぶのを楽しみにする返信もついた。

先ほどの「1.0まで待つ」と書いたユーザーは、最近の作品で似たものはないかとも聞いていた。そこにはいくつか答えが返っている。

フロム・ソフトウェアの『キングスフィールド』シリーズは遊ぶべき。4作とも容赦なく放り出されるし、4作目なんて開始直後に気を抜くと本当に1秒で死ぬ(笑)

別の人は、デモが出ている新作『Queens Domain』を勧めていた。名前いじり、武器の要望、見た目の賛否、似た作品探しと話題はあちこちへ飛んだけれど、どのコメントも結局は「昔のThe Elder Scrollsのような手触りをもう一度」という同じ期待につながっている。

高校生のころに始めた試作から9年。武器棚に槍が並ぶかどうかは、早期アクセスが始まってからの宿題になったにゃ。

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