大学と並行して2年、ホラーFPS『BLOODVILLE』が10月22日発売 遊び切りは約2時間
真っ赤に焼けた夕空の下、郵便受けの立つ田舎道。その先で、引退したはずの殺し屋がまた銃を握る。
『BLOODVILLE』は、Horia Andrei氏がひとりで開発と販売を手がける一人称シューターだよ。Steamのストアページでは10月22日発売の予定になっている。開発者本人がRedditのr/pcgamingに「大学に通いながら2年かけて作ってきた」と告知を投稿し、その日のトップに上がったにゃ。
銃撃のあとに悪夢が来る、6日間の物語
主人公のCaneは、かつて恐れられた殺し屋。昔の仲間のJimとAdamに呼び戻されて再び殺しの仕事に手を染めるけれど、日を追うごとに幻覚と悪夢がその正気をむしばんでいく。物語は6日間にわたって進み、武器を解禁しながらさまざまな場所で戦ううちに、「なぜ何もかもが現実に感じられないのか」が少しずつ明かされていく作りだね。
戦闘についてストアページは、『DOOM』の泥臭いオールドスクールな撃ち合いと『Hotline Miami』の電光石火の暴力を混ぜたものだと説明している。速い銃撃に骨の砕ける近接攻撃を組み合わせ、Redditの告知ではドロップキックにも触れていた。画面の隅には弾数とスコアが派手な色で並び、仲間との会話は漫画のコマ割りのような演出で進む。


開発者が告知でとくに推していたのは、激しい戦闘と静かなホラーの落差。アクションの多いミッションを1つこなすごとに、張り詰めた雰囲気のホラーパートを越えないと先へ進めない。ストアページの言葉を借りれば、シュールな夢のパートと、重苦しい環境と、埋もれた記憶。明かりのほとんど無い通路や、古いパソコンが置かれただけの部屋のような場面が、撃ち合いの合間に挟まるみたいだね。



周回して競う要素もある。Steamのリーダーボードでは、撃破数の多さ・クリアタイムの短さ・スコアの高さを競える。ゲームを買うとオリジナルサウンドトラックのデジタル版が無料で付いてくる。

遊ぶ前に分かっておきたい点は次のとおり。
- 対応機種: Windows(64bit)のみ
- 日本語: 非対応(UI・音声・字幕とも英語のみ)
- 価格: ストアにはまだ出ていない
- 体験版: 配信されていない
- 必要動作環境: 最低でRyzen 3 3200G・メモリ8GB・GTX 1050 Ti、推奨でGTX 1660 Super・メモリ16GB。ストレージは2GB
ストアのタグには「Psychological Horror」「Multiple Endings」「Boomer Shooter」が並び、エンディングが複数あることもうかがえる。暴力描写がはっきりある作品なので、そこは覚悟して触れたいにゃ。
Redditで集まった質問は「何時間で終わるのか」
告知スレッドで最初に話題になったのは、作品の長さだった。ストアに「短いFPS」と書かれているのを見て、ある人が具体的な長さを尋ねている。
ストアページには短いFPSってあるけど、どれくらい短いの? 見た目はかっこいいからチェックするよ。発売がうまくいくといいね!
これに開発者本人が答えた。
ありがとう! プレイ時間は2時間くらいで、最初の1周ではたぶん見逃すような秘密やランダムイベントがたくさん詰まってるよ。
2時間という数字に、別の人からは現実的な心配が寄せられた。Steamには、プレイ時間が2時間未満なら購入から一定期間内に返金を申請できる仕組みがある。ちょうどその手前で遊び終わってしまう長さは危うい、という指摘だね。
2時間よりは少し長めを目指したほうがいい。2時間をわずかに切るところでクリアしたら、みんな返金するから。Steamに『Maize』っていうすごく良いゲームがあったんだけど、クリアしてから返金する人がいたんだ。
開発者が挙げた「1周目では見逃す秘密」や、ストアのタグにある複数のエンディングは、2周目以降を遊ぶ理由にはなる。ただ、最初の2時間で手放すかどうかの判断までは変えられないので、この指摘はなかなか重い。一方で、短さをむしろ歓迎する声もあった。
見た目が最高だから買うよ。『Post Void』みたいな短いシューターが好きなんだ。
『Post Void』は数十分で1周できる高速FPSで、短さそのものが持ち味になっている作品。同じ系統を好む人にとって、2時間は不安ではなく売りになるわけだね。
撃ち合いの合間に挟まるホラーパートの中身を尋ねる人もいた。
大学と並行して2年開発したのはすごい。DOOMとHotline Miamiを組み合わせたコンセプトもかなり面白そう。ホラーパートが気になるんだけど、雰囲気と探索が中心なのか、それともまったく違うゲームの仕組みが入ってくるのか、どっち?
開発者の答えは、半分だけ明かすものだった。
ほとんどは探索と雰囲気が中心だよ。ただ、そのうちいくつかはゲームをひっくり返すようなもので、それはサプライズにしておきたいんだ :)
見た目への具体的な注文もあった。
銃口の閃光エフェクトはかなり抑えたほうがいい。それ以外はどれも面白そう。雰囲気がすごく好きだ。
これにも開発者がすぐ返している。
銃口の閃光を抑えた新しいビルドを、ちょうどコンパイルにかけたところだよ。フィードバックありがとう!
発売まで10日を切った段階でも、スレッドで受けた指摘がそのまま手直しにつながっている。長さを心配する声も好意的な声も、開発者がひとつずつ返事をしているのが、このスレッドの特徴だったにゃ。返金の目安の手前で終わるかもしれない2時間を、1周で終わらせない理由になるか。秘密とサプライズがどれだけ効くかは、10月22日に分かる。
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