深夜のエレベーターに閉じ込められた…香港が舞台のレトロ風サイコホラー『ELEVATOR: AVICI』配信開始
深夜2時、最後の配達を終わらせようと古びたアパートへ。ガタガタと軋む鉄の箱に乗り込んだ瞬間、扉が閉まって——動かない。そんな息の詰まる状況から物語が始まる一人称サイコホラー『ELEVATOR: AVICI(電梯)』が、Southern Crossより2026年7月10日にSteamで配信開始されたにゃ。
舞台は現代の香港。プレイヤーはごく普通の配達員で、真夜中の薄暗い集合住宅で故障したエレベーターに閉じ込められてしまう。外界とつながる唯一の手段は、非常用インターホン越しに聞こえる「修理工」を名乗る声だけ。その声は「指示に従えば助けてやる」と繰り返すけれど、素直に従うか、自力で脱出の道を探すかはプレイヤー次第——という筋書きになっている。

逃げ場のない鉄の箱と、ザラついたレトロ映像
この作品の核になっているのは、なんといっても「逃げられない」という閉塞感にゃ。狂ったように点滅する階数表示、真っ暗なシャフト、明滅する照明——1畳ほどの空間から出られないという設定が、じわじわと精神を追い込んでくる。ジャンプスケア(突然の驚かし)も交えつつ、心理的な圧迫でこわがらせるタイプのホラーになっている。
映像はPSX/VHSを思わせるロービジュアルなレトロ調。あえて粗く、ノイズの乗った質感で作り込むことで、香港の古びたアパートの湿っぽさと不穏さを演出している。近ごろ増えている「レトロ風ホラー」の系譜だけれど、香港という舞台と密室ものの組み合わせが独特の空気を出しているにゃ。


なお、この作品には血液や身体の損壊といった残酷な描写が含まれるので、そうした表現が苦手な人は注意してほしいにゃ。あくまで演出として作り込まれているものだけれど、リアル寄りのグロ描写がある点は覚えておいて。
価格・エンディング・対応言語
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発・販売 | Southern Cross |
| 配信日 | 2026年7月10日(Steam) |
| 価格 | 265円(税込) |
| セール | 7月17日まで20%オフ・212円 |
| 対応 | Windows PC(一人称/シングルプレイ) |
| 言語 | 日本語・英語・簡体字中国語・韓国語ほか |
エンディングは複数用意されていて、Steam実績も8種類。修理工の声を信じたかどうかで結末が変わっていく作りなので、一度クリアしたら「もう一つの選択」を試したくなる構造にゃ。日本語にもしっかり対応しているので、言葉の壁を気にせず遊べるのはうれしいところ。


ワンコイン以下でサクッと遊べる短編ホラーながら、配信直後のSteamレビューでは好評が並んでいる(記事執筆時点)。密室ホラーやレトロ調の映像表現、そして「誰かの声を信じるか否か」というシチュエーションにゾクッとくる人には刺さる一本にゃ。深夜、ひとりで音量を上げて——という遊び方が似合いそう。気になった人はSteamストアページをのぞいてみて。
関連記事
『Carnival Hunt』最後のオープンプレイテスト開幕、7月23日の早期アクセスへ最終調整
1体のモンスターvs5匹のウサギで遊ぶ非対称ホラー『Carnival Hunt』が、7月3日から6日まで最後のオープンプレイテストを実施中。7月23日にはSteam早期アクセスが控えているにゃ。
モンスターと“ふたりぐらし”ホラー『FEED IT』8月17日配信決定―PSX風の極限同居生活
腹を空かせた怪物に料理をふるまい、時に盗み食いで自分の英気を養う。Games On A Chairが手がける一人称PSX風心理ホラー『FEED IT』が2026年8月17日にSteamへ。日本語にも対応するにゃ。
地図から消された旧校舎へ。廃墟探索ホラー『白栄大学 0号館』が静かに刺さる
廃部寸前の心霊サークルが、地図から消えた旧校舎「0号館」を取材する探索ホラー。カメラで心霊現象を撮りながら真相へ——個人開発スタジオ・ノイスキットの初商業作をまとめたにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。