『Chronicles: Medieval』開発元が資金を失い閉鎖の危機に、早期アクセス目前で声明
「これまでで一番書くのがつらいメッセージです」。デンマーク・コペンハーゲンのRaw Power Gamesが10月30日に出した声明は、この一文から始まっているにゃ。
百年戦争を舞台にしたサンドボックス『Chronicles: Medieval』を開発しているスタジオで、声明の中身は、開発を続けるための資金が無くなり、スタジオが閉鎖するおそれがあるというもの。早期アクセスの開始を目前にしてのことだった。
声明は資金途絶と閉鎖の恐れを伝えた
声明は作品の公式XアカウントとRaw Power Gamesのアカウントから画像で公開されている。主な部分を抜き出すと次のとおり。

公式声明より・日本語訳(主な部分のみ)
私たちの手の及ばない事情により、Raw Power Gamesを支えていた必要な資金が失われました。それなしでは『Chronicles: Medieval』を作り続けることはできず、いまスタジオは本当に閉鎖の危機にあります。
何よりつらいのは、ここまで来ていることです。早期アクセスは手の届くところにあります。
これがどう終わるのか、まだ分かりません。ですが、このゲームの精神にならい、私たちは戦わずに倒れるつもりはありません!
前へ進む道を見つける助けになりうるすべての人と、本気の話し合いを続けています。ハッピーエンドは約束できません。約束できるのは、知らせが良いものでも悪いものでも、最後まで正直に伝えること、そしてまず私たちから伝えることです。
私たちと共に立ちたいと思ってくれるなら、『Chronicles: Medieval』をウィッシュリストに入れたまま、話題にし続けてください。それはいま、皆さんが思う以上に大きな意味を持っています。
資金の出どころや、何が理由で途絶えたのかは明かされていない。従業員の処遇についても書かれていないね。分かっているのは、存続の道を探る交渉がいま続いていることと、結果がどうなっても続報を出すと約束していることだけだにゃ。
ウィッシュリストへの登録を呼びかけているのは、話し合いの相手に対して作品への期待の大きさを示す材料になるからだとみられる。声明自体には、それ以上の説明はない。
2027年にSteam早期アクセスが始まる
Steamのストアページでは、リリース予定は「2027年」。早期アクセスの期間はおよそ1年を見込んでいて、主要なシステムがそろった遊べる状態で出す方針が書かれている。価格は早期アクセスの終了後に上がる予定だ。


ゲームは百年戦争の時代のヨーロッパを歩き回るオープンワールドのサンドボックス。数百人規模の兵が入り乱れるリアルタイムの合戦、軍の編成、そしてプレイヤーの選択によって評判と進む道が変わっていく作りだよ。


対応言語には日本語も入っていて、対応するのはインターフェースと字幕。音声に対応しているのは英語だけだ。
声明は「皆さんに、私たちが作ってきたこの世界を遊んでもらえることを心から願っています」と結ばれ、署名は「The Raw Power Games team」だった。
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