ネコだらけのチェス『Cat Chess』が905円で配信開始。日本語フルボイス対応、ただしオンライン対戦は非対応
チェス盤の上に、ナイトもルークもポーンも、ぜんぶネコが座っている。そんな『Cat Chess』がSteamで配信開始になったにゃ。開発は Capricia Labs、販売は Capricia Productions。ストアページ上のリリース日表記は2026年7月14日で、日本では7月15日から手に入る状態になっている。
ルールそのものは、いじっていない。公式ストアページの説明にあるのは「古典的なチェスにネコならではの要素を追加」という言い方で、盤面の駒の動きや勝利条件を組み替えた変則チェスではなく、あくまで普通のチェスの見た目と手触りをネコに差し替えた一作という位置づけになっている。


905円、記念セールで769円




価格は通常905円。配信開始にあわせてリリース記念セールが走っていて、15%オフの769円で買える。ストアページには「リリース記念セール!7月28日に終了」と出ているので、割引で押さえるなら7月末までが目安になる。
有料DLCも2種類用意されている。「Supporter Cat」と、デラックスデジタルエディション扱いの「Royal Cat」で、どちらも本編とは別売り。開発を応援したい向きの追加要素という組み立てで、これを買わないと遊べない部分がある、という作りではなさそうにゃ。
ジャンルの登録はカジュアル・インディー・スポーツ・ストラテジー。チェスがスポーツ枠に入っているあたり、ちょっと真面目な顔をしている。


白と黒ではなく、野良ネコと家ネコ
この作品でいちばん性格が出ているのが、陣営の分け方だと思う。普通のチェスなら白と黒だけれど、『Cat Chess』は「野良猫」と「家ネコ」で分かれている。
公式の機能一覧には、それぞれこう書かれている。
野良猫 — ワイルド、賢い、反抗的
家ネコ — エレガント、計算高い、自信家
<出典:Cat Chess 公式Steamストアページ>
同じ強さの駒を、色ではなく育ちで分ける。この一手だけで、盤の上に勝ち負け以外の物語が乗ってくるのがうまいにゃ。
駒はどれも別々のネコ種で、それぞれに表情豊かなアニメーションと個性が付いているとのこと。「駒同士のやり取りが可愛くて面白く、思わず笑える」というのも公式が挙げているポイントで、取った・取られたの瞬間がただの駒の消滅で終わらないようになっているらしい。

相手が長考しているあいだ、ネコを構っていられる
機能一覧の最後に、さらっと良いことが書いてある。「相手のターンを待つ間、ネコたちと遊べる」。
チェスの待ち時間って、正直わりと手持ち無沙汰になる。そこを、盤の上の自分のネコにちょっかいを出す時間に変えてしまうという発想にゃ。エモートも用意されていて、「楽しいエモート、素早い対局、そしてカオスな魅力」という並びで紹介されている。長考されても腹が立たない仕組み、と言い換えてもいいかもしれない。
対戦したいなら、同じ画面の前に座ること
ここは買う前に確認しておきたいところ。ストアページに並んでいるプレイモードは「シングルプレイヤー」「共有/分割画面でのPvP」「共有/分割画面」の3つで、オンラインPvP・オンラインマルチプレイヤーの表記は無い。
つまり人と対戦する場合は、いまのところ同じPCの前に2人で座る形になる。遠くの友達とネットワーク越しに指す、という遊び方は、少なくとも配信開始時点のストア表記からは読み取れないにゃ。ネコのチェスで対人戦を期待していた場合は、ここを踏まえた上で判断するのがよさそう。ほかにSteam実績とファミリーシェアリングには対応している。
日本語はフルボイスまで入っている
インディーの小品としては、ここがかなり気前がいい。日本語はインターフェイス・フル音声・字幕のすべてに対応済み。対応言語は全17言語で、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・韓国語・簡体字中国語などと並んで、日本語が最初から揃っている。
配信直後のユーザーレビューは「非常に好評」。ストアページ表示で98件中91%が好評という数字になっている(7月15日時点)。
動作環境のハードルも低めにゃ。最低要件はWindows 10以降の64bit、CPUがIntel Core i5-6600K/AMD Ryzen R5 1600、メモリ3GB、GPUはGTX 1630/RX 560/Arc A310クラス、DirectX 11、ストレージは1GB。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Cat Chess |
| 開発 | Capricia Labs |
| 販売 | Capricia Productions |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 価格 | 905円(記念セール15%オフで769円・7月28日終了) |
| モード | シングルプレイヤー/共有・分割画面PvP |
| 日本語 | 対応(インターフェイス・フル音声・字幕) |
| 容量 | 1GB |
雰囲気は、公式のアナウンストレーラーがいちばん早い。
(出典:Capricia Productions 公式YouTubeチャンネル)
ネコのゲーム、増えてる
それにしても、このところSteamにネコが多い。以前紹介した『ネコの車掌さん』は、モニターの下を猫の電車がコトコト走る放置ゲーだった。
方向性としては真逆の、猫が巨大メカに乗り込む『Cats in the Shell』も以前取り上げている。
放置、メカ、そしてチェス。同じネコでも刺さり方がまったく違うのが面白いところにゃ。『Cat Chess』は1000円しないし容量も1GB、日本語もフルで入っている。チェスのルールをうろ覚えでも、ネコが動いているのを眺めるだけで元が取れそうな価格ではある。
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