『Grave Seasons』2027年3月発売、殺人鬼は周回ごとに入れ替わる農業シム
畑に水をやり、川で釣りをして、隣人と仲良くなる。そのうちの誰かが、夜になると人を殺している。
Perfect Garbageが開発し、Blumhouse Gamesが発売する農業シミュレーション『Grave Seasons』の発売日が決まった。Steam版は2027年3月10日で、PS5版はPlayStation Storeで3月10日と案内されている。対応機種はPC(Steam)、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch。以前の告知では、Xbox Game Passでも発売日から遊べるとされていた。
もともとは2026年8月14日に出る予定だった。そこから秋へずれ、今回の告知でさらに3月まで延びた形になる。理由は開発チームがSteamの公式告知で率直に書いている。
結論から言うと、発売日を 2027年3月10日 に延期するという難しい決断をしました。2026年秋という目標に間に合わせるため、できることはすべてやりました。
正直なところ、ゲームをコンソールへ移植するのは大変です。初めての大型タイトルならなおさらでした。コントローラーとコンソール向けに、ラジアルメニューや、押しっぱなしで畑の区画を回転できるボタンなど、大事な変更を加えています。時間が増えたぶん、Switchでも、より幅広いPCでも快適に動くよう最適化できました。
うれしい知らせもあります。『Grave Seasons』はコンテンツが完成しました。中身は確定しており、いまは仕上げとバグ修正、そして移植に集中しています。
(公式の開発ログより・日本語訳・一部抜粋)
中身はもう出来上がっていて、残りは移植と磨き込み。現在は移植の協力会社と組んで作業を進めているそうで、延期の理由がゲームの中身ではなく「全機種で同時に出すこと」にあるのがよく分かる告知だね。
Ashenridgeで農業と殺人鬼探し
主人公は刑務所から逃げ出した元囚人。山あいの小さな町「Ashenridge」に転がり込み、ひっそり暮らすつもりが、超自然的な力を持つ連続殺人犯が住民を襲いはじめる。
昼は普通の農業シムだ。作物を育て、魚を釣り、鉱山を掘り、町で売る。PlayStation Storeの説明によると、集められるアイテムは600種類以上。料理を作ったり、住民を守るためのオカルトなアイテムをクラフトしたりもできる。

ただし収穫物は、そのまま町の謎を解く手がかりにもなっていく。殺人事件の調査では住民の家へ忍び込んで証拠を探すこともあり、ストアの紹介文には「友達ならちょっとくらい不法侵入してもきっと許してくれるはず」と、なかなか物騒な一文が添えられている。見つからないように動く必要があるみたいだね。

町で知り合える住民は30人以上。町長、花屋、鍛冶屋、占い師、肉屋といった顔ぶれで、そのうち12人とは恋愛関係になれる。そして公式の説明は、恋人候補のなかに次の犠牲者も、殺人犯本人もいるかもしれないとはっきり書いているにゃ。好きになった相手が犯人だった、という展開が仕様として用意されている。

住民のクエストをこなして信頼を得ると、次に狙われる人物を絞り込める。何をして、何をしないか。その選択で、誰がAshenridgeで生き残るのかが変わっていく。
主人公に与えられた時間は1年。季節がひと回りするまでに真相へたどり着けなければ、そこで終わる。
周回の作りが面白い。PlayStation Storeの説明では、1回のプレイを終えると新しい殺人犯が待ち受けているとされ、殺人犯ごとに狙う相手も手口も違う。1周目で犯人が分かっても、2周目には別の住民が殺人鬼になっているので、前の答えはそのまま使えないわけだね。
一方で、農場の進み具合は年をまたいで引き継がれ、アップグレードや改良、カスタマイズの要素が少しずつ開いていく。畑は育ち続けて、町の人間関係だけがリセットされる。スローライフの積み重ねと推理のやり直しが同じ1本に同居している形だ。
舞台は山地や森、住宅街、商業地区など7つの主要エリアで、屋内のロケーションは70か所以上。24時間の昼夜が巡り、町ではさまざまなイベントも起きる。Steamのストアには「大人向けコンテンツ全般」を含む旨の記載があり、襲撃の場面にはそれなりに生々しい描写もあるようだ。
言語は日本語のインターフェースと字幕に対応している。フル音声はどの言語にも付いていない。
穏やかな畑の1年を、12人の誰かを疑いながら過ごすことになる。その「誰か」は、遊ぶたびに変わる。
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