ホロライブ、新配信アプリ「hololive raku」発表 ― 表情技術「holoEmotion」とチャット連動ミニゲームに対応
タレントが実際に握っているキーボード、マウス、ゲームパッド。その動きを画面の中のモデルにそのまま連動させる機能が、ホロライブの新しい配信アプリに入っている。
カバーが9月7日に発表した「hololive raku」は、ホロライブプロダクション所属タレント向けの配信アプリ。掲げているテーマは「いつものおうち配信が、もっときれいに、もっと楽しくなる。」で、狙っているのは特別な3D配信ではなく、日常のおうち配信のほうだよ(ホロライブプロダクション 10周年カウントダウン特設サイト)。同日スタートした新番組「hololive Next」の初回で明かされたもので、ティザーPVも公開されている。
軸になっているのは映像の作り込みのほう。生誕ライブなどで実現していたリアルな光の描写や質感の表現に加えて、スタジオ配信や『ホロアース』向けに構築されたハイクオリティなステージ、各種アイテムを、そのまま自宅からの配信に取り入れられるようになる。カメラアングルも、配信の内容や企画に合わせて自由に変えられる。
これまで「3D配信」という特別枠でしか出てこなかった絵作りが、雑談やゲーム配信の側に降りてくる格好にゃ。カバーは、タレント自身のクリエイティブな発想やイマジネーションを、これまで以上に自由な形で日々の配信活動へ反映できるようになる、と説明している。
表情まわりに使われているのは、カバー独自の「holoEmotion」。これに対応したことで、タレントの表情がこれまでより豊かに伝わるとしている。技術の中身そのものは公表されていない。
冒頭に書いたデバイス連動も、この表現強化の一部。実際に使っているキーボードやマウス、ゲームパッドの動きが画面上の動きとつながるので、ゲーム配信で操作している手元と、映っているモデルの手が噛み合うことになる。コラボ配信まわりの機能も強化されるという。
そしてもう一方向、視聴者側からの導線も用意されている。YouTubeのチャットと連動したミニゲームやアンケートが使えて、見ている側がリアルタイムで配信に参加できる仕組みだね。配信ソフトを入れ替えるという話に留まらず、コメント欄の役割そのものを一段動かしにきている。
9月7日、rakuは大型刷新の一項目だった
rakuは単独で出てきたわけじゃなく、9月7日に一気に発表された「プロダクションリニューアル」の一項目という位置づけ。三角形と青を受け継いだプロダクションロゴの刷新、地域やグループで分かれていた枠を一つの「hololive」にまとめる統合、そして所属タレントのビジュアルアップデートが同時に告げられた(hololive公式サイト)。ビジュアルアップデートの第1号はときのそらで、同日21時のお披露目ライブで新しい姿が公開されている。
ホロライブプロダクションの10周年は2027年9月7日。その1年前の同じ日に番組を立ち上げてカウントダウンを始めた、という流れの中に今回のアプリも置かれている。
一方で、公式の発表文が示しているのは「導入を決定した」ところまで。いつからタレントの配信で使われ始めるのかは、まだ書かれていない。
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