『Hytale』第1章が10月12日配信、ゴブリンのダンジョンとルーン能力が早期アクセス版に登場
ゴブリンの鉄くず仕掛けを背負って洞窟を飛び回る——『Hytale』の早期アクセス版に、初めての大型コンテンツ「第1章(Chapter I)」が2026年10月12日に配信される。公式Xのカウントダウン風の告知で日付が明かされたにゃ。
1月の早期アクセス開始から9か月。ここまでのアップデートはスペクテイターモードやハードコア、MODブラウザーといった土台づくりが中心だった。第1章で初めて、手作りのダンジョンとボス、新しい勢力、戦闘の仕組みがまとめて入ることになる。
第1章の入口になるのは「忘れられた神殿(Forgotten Temple)」。今後の章が配信されるたびに姿を変えていく、早期アクセス期間を通しての進行拠点という位置づけだね。

その先に待つのが、本作で初めての手作りのダンジョンと、複数のフェーズで展開が変わるボス戦。フェーズの切り替えや敵の波状出現、アリーナの変化は「Encounter Manager」という仕組みで制御されていて、エンジンのコードではなくコンテンツ側で組めるようになっている。開発にとっては、次の章以降のボスを作りやすくするための仕掛けでもあるみたいだね。


最初の勢力として選ばれたのはゴブリン。わざとガタガタに作られた技術を操る連中で、役割ごとに性格も動きも違う。店を開く友好的なゴブリンもいる。
プレリリース版のパッチノートには、戦闘で出てくる6種類の説明が並んでいた(公式のUpdate 7プレリリースパッチノートより・日本語訳)。
- Goblin Scrapper:群れで襲いかかる軽量の近接型
- Goblin Miner:強力な跳びかかり攻撃を持つ重量級の近接型
- Goblin Guardian:盾で守りを固める重装のゴブリン
- Goblin Lobber:爆発物を好む遠距離型
- Goblin Burner:火炎放射器を持つ危険な遠距離型
- Goblin Feastmaster:大食らいの巨漢

出典はUpdate 7のプレリリースパッチノート。このうちFeastmasterは戦闘中に増援を呼び、突進してきて、周囲の地形まで派手に壊すエリートとして紹介されているにゃ。
ワールドイベント「Goblin Breach」は、忘れられた神殿で章の始まりを告げる呼びかけに応えたあと、一時的なポータルとして現れる。くぐった先は、ゴブリンに乗っ取られたバイオームが集まる不安定な世界の断片。しかも「虚無(Void)」の気配が時間とともに濃くなっていく。

この断片は訪れるたびに生成し直されるので、毎回同じ場所にはならない。目的は探索して価値のある戦利品を集め、押し戻してくる圧力に耐えながら、できるだけ長く居座ること。力尽きるか限界が来れば、自分の世界へ放り出される仕組みだよ。

能力ルーン×変化ルーンで技を組む
戦闘にはルーンによる能力システムが加わる。能力ルーンで火球などの元になる技を決め、変化ルーンでその性質を変える組み立て方式で、新たに割り当てられるEキーとRキーから、武器ごとの固有技とは別に使える。
たとえば「Fireball」に「Shock」と「Split」を足すと、電気をまとった火球が2つに分かれて飛ぶ。「Ground Slam」に「Chill」と「Radius」を付ければ、冷気を帯びた広範囲の地割れになる。決まった職業に縛らず、属性の反応や仲間との連携で遊べるようにする狙いだね。

第1章の時点ではまだ入門編で、ルーンを鍛える「Runeforging」は次の章以降になる。プレリリース版で先に入っている能力ルーンは、次の5つだった(同パッチノートより・日本語訳)。
- Enrage:原始の怒りを呼び起こし、与えるダメージと受けるダメージを両方上げる
- Fireball:着弾で爆発する火球を放つ
- Imbue Poison:武器に毒をまとわせ、攻撃に重なる毒のデバフを付ける
- Ground Slam:大地を裂いて岩の棘を突き出し、敵を打ち上げる
- Wind Strike:武器に風をまとわせ、続く3回の攻撃で貫通する風の刃を飛ばす
ロケットブーツなど道具5種が手に入る
ゴブリンの発明品は、第1章でプレイヤーの手にも渡る。ロケットブーツ、機械仕掛けのフックショット、グライダー、採掘ドリル、望遠鏡の5つで、どれもゴブリンらしいガラクタ感のある見た目になっているにゃ。


プレリリース版での説明はこうなっている(同パッチノートより・日本語訳)。
- Scrap Drill:複数のブロックを一度に壊せる採掘道具
- Spyglass:遠くの様子をズームして見られる
- Scrap Glider:空へ飛び立つための道具
- Rocket Boots:二段ジャンプができるおしゃれな靴
- Hookshot(とHook Anchor):世界を華麗に移動するための道具
グライダーは操作も作り直されていて、ダッシュのキーを押す・離すで急降下と上昇を切り替えられるようになった。空中の動きが一段細かくなったことで、Goblin Breachの地形を抜けていく手段も広がりそうだよ。
ほかにも、チェストや爆発する樽のようなブロックを持ち運べる仕組み、章の進み具合を示す新しいUI、ステンドグラスや窓に使える半透明ブロックなども第1章に向けて準備されている。10月12日までの間は、ランチャーの設定からプレリリース版に切り替えれば、開発途中の中身を先に触れる状態だね。
『Hytale』は2018年12月に発表され、2020年にライアットゲームズの傘下に入ったものの、2025年6月に開発中止が告げられた。流れが変わったのは同年11月で、共同創設者のSimon Collins-Laflamme氏が権利を買い戻して開発を再開。2026年1月にWindows、macOS、Linux向けの早期アクセス版が始まり、公式ストアで販売されている。
7月の第1章の先行紹介でSimon氏は「2〜3か月以内」と見込みを語っていた。発表から約3か月後の10月12日という日付は、その見込みの範囲にきっちり収まったことになるにゃ。
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