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サンドボックス『Hytale』、初のストーリー章「Chapter 1」を初公開―ゴブリンの巣窟と初のボス戦

投稿: 2026/07/18by 編集部6分で読めます
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今年1月に早期アクセスが始まったサンドボックス大作『Hytale』。以来、毎週のように小さな更新は届いていたけれど、「次の大きな中身」については開発チームがずっと口を閉ざしてきたにゃ。そのベールが、7月16日に公開された公式ブログ「First Look: Chapter 1 and More」で一気にめくられた。

「隠したまま」を、やめた

これまでの方針は、新章のコンテンツを公開日まで丸ごと伏せて、初日に大きなサプライズとして届けるというもの。ただ、この作品が一度は開発中止を経て復活したという経緯もあって、黙って待たせ続けることに開発トップのSimon(Simon Collins-Laflamme)は引っかかっていたらしい。

そうして出てきたブログは、動画20本以上・画像40枚超・4,000語オーバーという、Hytale史上いちばん大きな記事。要は「まだ全部は完成してないけど、ここまで作れてるよ」という現物のお披露目にゃ。

Chapter 1の主役はゴブリン、そして初の“多段階”ボス

Chapter 1は、手作りのストーリーコンテンツが入る最初の章。今回スポットが当たるのはゴブリンの一派だ。

目玉は、Hytale初となる手作りダンジョンと、その奥で待つ初の多段階ボス戦。裏側では「Encounter Manager」という仕組みが、戦闘のフェーズ移行・敵の波状出現・アリーナの変化を制御しているという。戦闘の“演出”をエンジンのコードではなくコンテンツとして組めるようにしてあるのがミソで、これによって開発者だけでなくModder(改造勢)も自前のボス戦や遭遇イベントを作れるようになる、というのが狙いらしい。

ゴブリンは敵ばかりじゃない。腕自慢の精鋭「Feastmaster」のように挑みかかってくる連中もいれば、店を開いて商売をしている友好的な個体もいる。さらに、自分の世界にランダムで開く一時的なポータル「Goblin Breach」も用意される。くぐると不安定なオービスの断片へ飛ばされ、行くたびに中身が生成し直される仕組み。ただしヴォイド(虚無)の力に少しずつ押し出されていくので、限られた時間で探索して戦利品をかき集めて生き延びる、という短距離走型の遊びになる。

ロケットブーツにフックショット、ゴブリン装備で暴れる

ゴブリンからくすねられる“ガジェット”の数々も公開された。

  • ロケットブーツ/機械式フックショット/グライダー
  • 採掘ドリル、遠くを覗くスパイグラス
  • ひとまずの簡易ボート(後で改良予定とのこと)

作りはわざと「間に合わせ感」を残してあるそうで、開発チームは「早期アクセスで一番ほしいのは“楽しさ”」と割り切っている。加えて、チェストや爆発する樽といったオブジェクトを持ち上げて運べる仕様も追加。将来的には、倒れた仲間を担いで蘇生する使い方もできるようになる予定にゃ。

ルーンで組む攻撃、属性リアクションで仲間と連携

戦い方そのものも変わる。アクティブな戦闘アビリティを付与する「アビリティルーン」と、その挙動を書き換える「モディファイアルーン」を装備するシステムで、スタート時点でアビリティルーンが6種前後、モディファイアも同程度が用意されるという。

面白いのは属性リアクション。水×雷で特別なコンボが発生するといった噛み合わせがあり、しかもこれが仲間と繋がる。友達が出した竜巻に自分がファイアボールを撃ち込む、みたいな協力プレイが成立するわけだ。固定のクラスに縛らず、キー(新たにE・Rを使用)と武器のシグネチャを組み合わせて自由に立ち回れる作りを目指しているとのこと。

Chapter 1の“外側”も、地味に大改装

ブログの後半は、章の物語とは別軸の基盤アップデートがずらり。ざっと挙げるとこれだけある。

  • キュービックチャンク化:柱状から3D方式へ移行し、世界の高さ・深さが実質“無限”に。プレリリースで段階的に導入済み。
  • Mod Browser:ゲーム内でMODの閲覧・導入・更新が完結。MOD自体は無料でアクセスできる方針を明言。
  • ハードコアモード&観戦モード:永久デス(死んだら以降は観戦者に)と、死後に仲間のプレイを見続けられる観戦機能。
  • WorldGen V2:グラフベースの新しい地形生成。洞窟や街道、村・都市の手続き生成を見据える。
  • 14種のパーティミニゲーム:1回60〜120秒の早回しゲームを、専用タブからさっと遊べる。コードと素材はコミュニティにも共有。
  • ほかに動く床の上に乗れる物理挙動、Machinima(動画制作)ツールの刷新、ブロックが音楽を鳴らす空間オーディオなど。

いつ触れる? まずは数週間内の「Update 6」から

肝心のスケジュールは、公式が現時点の見込みとして次のように示している。正式なChapter 1のリリース日は、公開が近づいたら改めて告知するとのこと。

内容目安
観戦・ハードコア・Mod Browser・動く床(Update 6)2〜3週間内
運べるオブジェクト/ミニゲーム/Machinima2〜3か月内
Chapter 1本体2〜3か月内
クラフト再設計Chapter 2で

なお『Hytale』はSteamでは配信されておらず、今のところ購入・プレイは公式ランチャー(store.hytale.com)経由。スタンダード版は19.99ドルで、上位エディションとの違いは装飾中心で遊べる中身は同じにゃ。

一度は畳まれかけたプロジェクトが、こうして「見せられる形」で戻ってきたのは素直に嬉しいところ。まずは数週間内のUpdate 6が、その本気度を測る最初の物差しになりそうだにゃ。

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