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『In Orbita』11月27日発売、47歳の男が8歳の姿で80年代アニメの中へ

投稿: 2026/11/04by tobariware約4分で読めます
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頭の中は47歳の大人のまま、口から出る言葉は8歳の子どものものになる。それが『In Orbita』の会話の仕組みだよ。

イタリアのParacausalitySystemsが手がけるポイント&クリックアドベンチャー『In Orbita』は、2026年11月27日にSteamで発売される。対象はWindows、Mac、Linux(SteamOS)。価格はまだ発表されていない。冒頭のプロローグは無料の体験版としてすでに配信されているにゃ。

日曜の昼食から、子ども部屋のテレビへ吸い込まれる

主人公のヴィンチェンツォは47歳。経営している小さな会社は最大の取引先を失いかけていて、家には彼を愛してくれる妻と息子がいる。毎週日曜はナポリの実家で昼食をとるのが決まりごとだ。そして現実が重くなりすぎたとき、彼は子ども部屋の古いテレビに吸い込まれ、子どもの頃に見ていた80年代アニメの世界で8歳の姿のまま目を覚ます。公式サイトでは「自分の家族に囲まれていても感じてしまう孤独を描いたコメディ」と紹介されているね。

アニメの世界は丸ごと歩き回れる。ストアページに挙がっているのは、街のど真ん中で動けなくなった巨大ロボット、塩を取ってほしいときでさえ全員が叫ぶ武術の村、何もかもがトークンで動く町といった場所。トークンの町に置かれたアーケード筐体はただの飾りではなく、1台ごとにまったく別のミニゲームが遊べて、一人称視点の水鉄砲バトルに切り替わるものまであるらしい。

公式サイトには、物語の舞台として7つの時代が並んでいる。現在の「実家の日曜日」から始まり、80年代の「アニメの午後」、90年代初頭の「海賊の島」、90年代半ばの「初恋」、1997年の「友達との夜遊び」、2000年代の「大人になる」、2010年代の「父親になる」へと続く。80年代アニメの世界はその入口にすぎず、1人の男の歩んできた年月をたどっていく構成みたいだね。

大人の選んだ言葉は、子どもの口から出てくる

遊び方は昔ながらのポイント&クリック。探索して人と話し、アイテムを集めて組み合わせ、アイテムパズルやロジックパズルを解いていく。謎はキャラクターの本当の頼みごとから生まれるもので、行き止まりもゲームオーバーもない。起きたことはすべて日記に記録され、行き詰まったときにはその日記が手助けしてくれる。

そこに乗るのが冒頭の会話システムだ。47歳の男が言いそうなセリフを選ぶと、それが8歳の子どもの言葉になって飛び出す。見た目は子ども、中身は中年という食い違いが、笑いにも、ふとした寂しさにもなる作りになっている。ストアページの紹介文は「笑えるゲーム。そして、不意に、笑えなくなる」と書いている。

グラフィックは4Kまでくっきり表示されるカートゥーン調のベクターアート。音楽は作品のために作られたオリジナルで、アニメの主題歌も入っている。なお、ストアページのAI生成コンテンツの開示欄には、音楽の制作にAIを使い、グラフィック制作の補助にもAIを使ったと書かれている。

操作はマウスとコントローラーの両方に対応。テキストと字幕は日本語を含む7言語に対応していて、日本語は画面表示と字幕で遊べる。オートセーブに加えて5つのセーブスロットも用意されている。

プレイ時間の目安は、体験版のプロローグが45〜60分、ゲーム全体で約8〜10時間。実家の食卓から始まる日曜の1時間で、ヴィンチェンツォがどんな家族に囲まれているのかは発売前に見ておけるにゃ。

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