名画修復室がSteamで発売、ノノグラム2,597問で東西の名画112点を直す
絵を見ただけでは答えが分からないように、パズルのピースはわざと回したり裏返したりしてある。JJJI STUDIOの『名画修復室』は、そんなところまで気を配ったノノグラム(お絵かきロジック)の作品にゃ。
11月2日にSteamで発売された。対応OSはWindowsとmacOS。通常価格は655円で、発売記念セールの10%オフにより11月9日まで589円で買える。発売前の10月30日からは無料の体験版も出ている。
色あせた名画が小さなピースに分けられていて、ピース1枚がノノグラム1問にあたる。マスを最後まで埋めると、白黒の盤面がその部分の原画に変わり、絵の具の色や筆の跡が見えてくる。全部のピースがそろえば修復は完了で、絵は展示室に飾られる。
完成した絵には、画家の名前と制作年、所蔵先に加えて、その作品にまつわる短いエピソードが付く。パズルを解き終えたあとで、美術館の解説を読むような楽しみ方もできるわけだね。

展示室は2つに分かれている。西洋館には「モナ・リザ」や「星月夜」など58点。東洋館には朝鮮王朝・日本・中国の絵54点が並び、金弘道(キム・ホンド)の「シルム」、鄭敾(チョン・ソン)の「仁王霽色図」、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」、歌川広重の木版画などが入っている。

盤面の大きさと難しさの分け方は、2つの館で違う。ストアページに載っている問題数をまとめるとこうなる。
| 盤面の大きさ | 難しさの分け方 | |
|---|---|---|
| 西洋館(58点) | 10×10/15×15/20×20 | 入門=10×10、熟練=15×15、巨匠=20×20 |
| 東洋館(54点) | すべて20×20 | ピースの数で入門・熟練・巨匠 |
| 問題数 | 10×10=181問、15×15=332問、20×20=2,084問 | 合計2,597問 |
全体の8割ほどが20×20の盤面で、ボリュームはかなり多め。浮世絵の細かい波の線を1マスずつ埋めていく作業は、根気のいるところだと思うにゃ。

ヒント3回とスキップで詰まらず進められる
詰まったときのために、助けになる機能がいくつか用意されている。ヒントはピースごとに3回まで使え、間違いチェックもできる。それでも進めないピースは「ピースをスキップ」で飛ばせる。一方で、こうした手助けを一度も使わずに仕上げた絵には、展示室で「完璧な修復」の印が付く。全部の印を集めたい人には、これが一番の目標になりそうだね。

時間制限もライフもなく、進み具合は自動で保存される。操作のほうも、ドラッグで複数マスをまとめて塗る、右クリックで✕を付ける、元に戻す・やり直しといった基本はひととおりそろっている。行や列が埋まったときに残りのマスへ✕を自動で入れる機能もあって、これはオフにもできる。キーボードだけでも遊べて、ルールを知らない人向けには練習パズルがある。

BGMはピアノ曲6曲。ドビュッシー「月の光」、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」のアリア、ショパンのノクターンなどが入っている。
言語は日本語を含む12言語に対応していて、フル音声の対応表記はない。ストアページのAI生成コンテンツの開示によると、額縁や背景、アトリエの小物、ランプといった装飾用の素材の一部に生成AIが使われている。ゲーム中にAIでコンテンツを生成する仕組みはない。
2,597問を655円で割ると、1問あたり約0.25円。セール中なら0.23円を切るにゃ。
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