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夜の市を築く『Oboro no Ichi』公式トレーラー公開、迷える魂が集まる日本風の市場づくり

投稿: 2026/09/24by tobariware5分で読めます
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瓦屋根の家々に明かりが入り、石畳の脇で丸い提灯が揺れている。その下の屋台に、猫のような姿の客や笠をかぶった小さな影が並ぶ。『Oboro no Ichi』(朧の市)は、そんな夜の市場を自分の手で広げていく街づくりゲームだにゃ。

開発と販売を1人で担うTheLabaが、9月19日に自身のYouTubeチャンネルで公式トレーラーを公開した。長さは80秒ほど。Steamでは早期アクセスとして「近日登場」の扱いになっていて、開始日はまだ出ていない。

屋台・建物・小道をつなぎ、魂の集まる市を育てる

舞台は「記憶のあいだに浮かぶ市場」。Steamのストアページでは、迷える魂たちが安らぎを求めて訪れる場所として紹介されている。プレイヤーはそこに屋台や建物を置き、小道でつないで、市場の形を自由に決めていく。

見た目を整えるだけのゲームではないみたいだね。施設にはそれぞれ役割があり、資源を生産して屋台へ回し、売り方を管理しながら市場を少しずつ大きくしていく。ストアの説明でも「美しさと機能性のバランス」が繰り返し書かれていて、並べ方の気持ちよさと生産の流れの両方を考える作りになっている。

公開されたスクリーンショットでは、屋台を選ぶと「資源」「販売」「アップグレード」のパネルが開き、提灯や照明も1つずつ選んで置ける。画面上部には市場を開ける・閉めるボタンも見えるので、営業する時間と整える時間を行き来する流れになるのかもしれない。急かされる仕掛けは無いと明言されていて、「Oboro no Ichi には、急ぐ必要はありません」という一文がストアの説明を締めている。

対応はWindowsのみ。最低動作環境はCore i3-2100、メモリ4GB、GeForce GTX 660クラスと軽めで、容量は5GB。ストアの言語表では、日本語にインターフェース・音声・字幕のすべてでチェックが入っている。英語や中国語(簡体字)、韓国語など計9言語も同じく3項目とも対応の表記だ。

『Midori no Kaori』と地続きの世界で、テーマは「手放すこと」

TheLabaの前作は、日本風のお店を開いてお客さんを迎えるほのぼの系ゲーム『Midori no Kaori』。5月に公開された開発ログ第1回によると、『Oboro no Ichi』はこの前作の世界を引き継いでいる。ただし扱う意味合いは違うそうだ。前作が迷った魂に記憶を思い出させ、常世(Tokoyo)への道を歩ませる話だったのに対し、今作は受け入れること、手放すこと、そして隠世(Kakuriyo)で安らぎを見つけることがテーマになる。魂たちは市場で休み、記憶と引き換えに取引をしながら、ゆっくりと穏やかさを取り戻していく。

同じ開発ログでは、日本で出会った静かな場所や昔ながらの伝承から着想を得たこと、そして「もうここにいない人たち」に向けた作品でもあることが語られている。悲しい場所としてではなく、記憶が休める温かい場所として作りたい、という書き方だった。

早期アクセスは6〜12か月の予定。今の段階で建築・運営・ゲームループは遊べる状態だとされ、正式版までの追加要素がストアに並べられている。

公式のストアページより(早期アクセスの質問への回答・抜粋)

正式版では以下の要素を予定しています:

  • 魂との新たなインタラクション
  • より多彩な市場のカスタマイズ要素
  • 新しいアイテムや建物
  • 市場の営業中に発生する、より奥深いイベントやゲーム要素

価格は未発表で、早期アクセスの間は割引価格で出す予定とされている。Discordなどでフィードバックを受けながら、ロードマップを定期的に共有していく方針だ。

提灯を1つ置くたびに、夜の市が少しずつ明るくなっていく。灯りの数がどこまで増えるのかは、早期アクセスの開始日と一緒に分かることになるにゃ。

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