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青銅器時代崩壊のRTS『The Fertile Crescent 2』が1.0版に、全17ミッションとマップエディターを収録

投稿: 2026/11/08by tobariware約6分で読めます
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燃え上がるハットゥシャから家族を連れて逃げ出した男、ムッティの旅に結末がついたにゃ。

Wield Interactiveが開発し、MicroProseが販売するリアルタイムストラテジー『TFC2: The Fertile Crescent 2 - Collapse of The Bronze Age』が、11月6日に早期アクセスを終えて1.0版になった。8月18日の早期アクセス開始から3か月足らずでの正式リリースだね。対応OSはWindows、macOS、Linux。

舞台は紀元前1200年ごろの「後期青銅器時代の崩壊」。謎の「海の民」が各地を荒らし、干ばつと飢饉で交易路が途絶え、大国が次々に揺らいでいく。プレイヤーが率いるのは帝国ではなく、少人数のキャラバンだよ。ストアの紹介文は「最大の帝国を築くゲームではない」と言い切っていて、領土を広げることより、生き残った仲間を守ることが目的になっている。

食料で人口も軍も決まる4勢力の古代RTS

ゲームの中心にあるのは食料で、人口も軍の規模も文明の発展も、すべてが食料の量で決まる。兵を急いで増やすと畑の負担がそのまま重くなるので、守りを固めたい場面ほど経済とのつり合いを考えることになる。見た目は往年の歴史RTSに近い見下ろし型だけど、「拡大すれば強くなる」という前提はとっていないわけだね。

使える勢力はアッシリア、エジプト、バビロニア、ヒッタイトの4つ。それぞれ専用のユニットと戦い方を持つ。戦闘はリアルタイムで進み、シングルプレイ中はタクティカルポーズで時間を止めて指示を出せる。キャンペーンのほかに、単発のシナリオミッション、オフラインのスカーミッシュ、AIも交えて最大6人で遊べる専用サーバーのオンライン対戦がそろっている。

1.0版の目玉はふたつ。キャンペーンの最終幕と、マップエディターだよ。公式の1.0リリース告知では、新しい3つのミッションで物語が全17ミッションの完結を迎えたと書かれている。結末について開発チームは「ネタバレしたくないのでこれ以上は言わない」と、詳しいことは伏せている。

既存のミッションにも手が入った。告知に載った変更履歴から主なものを抜き出すと次のとおりだにゃ。

公式の1.0変更履歴より・日本語訳(主な項目だけ)

  • 新要素: ムッティとその家族の旅を締めくくるキャンペーンミッション3本
  • 新要素: マップエディター
  • 新要素: 参考用のマップテンプレート「Mini Horde Mode」
  • 経路探索、音声、ローカライズを改善
  • オブジェクトの選択をより正確に
  • Oglumの新しい肖像画(背の高さが分かるように)
  • ヒッタイトの重戦車の攻撃アニメーションを改善
  • ミッション1: 最後の敵集団の編成を変更
  • ミッション8: アッシリアの軍事ユニットが完全強化の見た目に
  • バランス: Oglumの近接アーマーを3に(2から)
  • メモリリークを修正
  • スカーミッシュでRiverとPlainsのマップタイプが入れ替わっていた問題を修正

Luaでストーリー付きミッションまで作れる

マップエディターは、開発チームがキャンペーンを作るのに使っていたものと同じツールだ。対戦マップを作るだけでなく、ユニットや建物を置いてタグやグループ名を付け、Luaでトリガー、イベント、会話を書けば、ストーリー付きのミッションまで組み立てられる。スクリプトを保存するとマップが再起動して変更が反映され、エラーが出たときはコンソールが開いてゲーム自体は落ちないように作られているそうだよ。

付属のテンプレート「Mini Horde Mode」は、押し寄せる敵の波をしのぐ小さなマップで、会話のスクリプトも入っている。中を開けば、イベントの仕掛け方を実例で見られるわけだね。作ったマップはいまのところローカルに保存される形で、Steamワークショップへの対応は今後のアップデートで予定されている。

エディターの公開に合わせて、マップ作りのコンテストも始まった。公式Discordの専用チャンネルか、Steamのコミュニティハブに「#FC2MapContest」を付けて投稿する形で、1人3作品まで応募できる。締め切りは12月7日午後1時59分。最大5人が選ばれ、MicroProseの作品から好きなもの1本のSteamキーがもらえる。

1.0版に向けて、10月下旬には絵のスタイルも変わっている。地面とユニットのドットが溶け合って見分けにくいという声を受け、公式の告知ではユニットに強めの輪郭線、建物や資源に控えめな輪郭線を付けたと説明していた。何が動かせるユニットで、何が背景なのかが一目で区別できるようにする狙いだ。

旧スタイルのほうが好みなら、設定で輪郭線をオフにすれば元の見た目に戻せる。

Steamでの価格は2,250円。リリース記念で11月17日まで20%オフの1,800円になっている。前作『The Fertile Crescent』とのセットも用意されていて、こちらは2,205円だよ。

対応言語は英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、簡体字中国語、ポーランド語、ブラジルポルトガル語、ロシア語の9つ。音声まで対応しているのは英語だけで、日本語はUI・字幕・音声のどれにも対応していない。ストアのユーザーレビューは49件で83%が好評の「非常に好評」になっている。

2017年に作り始めた試作品から9年。崩れていく世界でムッティの一家がどこにたどり着いたのかは、17番目のミッションで明かされる。

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