『人間奇想計画』発表、雲の上の怪異都市を調べるオープンワールドRPG 22分の初公開PVも
雲海の上に浮かぶ街で、人間と「フシギ」が同じ通りを歩き、同じルールで暮らしている。この街で起きる、ちょっと手に負えない事件を引き受けるのが自分の仕事になる——そんなオープンワールドRPG『人間奇想計画』(英題:Ordinary Oddness)が発表されたにゃ。
開発しているのはCOSMICPUP STUDIOで、Tencent Games系のスタジオになる。対応機種はPC(Steam/Epic Gamesストア)、PS5、Xbox Series X|S。発売日はまだ決まっておらず、公式サイトで事前登録を受け付けている。
空中都市エリシアンでフシギと人類が暮らす
舞台は空中都市「エリシアン」。「白夜の審判」という出来事をきっかけに、フシギと人類はこの街で一緒に暮らすようになった、という設定だね。プレイヤーはエリシアン調査局公認の特別調査官になって、そよ風通りに事務所を構え、人間からもフシギからも依頼を受けることになる。
ただ、この調査官はかなり怪しい。公式の紹介では「素性は不明、装備は怪しげ、おまけに事務所の所在地もなぜか定まらない」と書かれている。相棒は、絵の中に住んでいる助手のアラベラ。キャッチコピーの「『普通』こそが最も珍しいフシギなのだ」が、この街の空気をよく表しているにゃ。

ストアの紹介文も、市役所の掲示物を装った書き方になっている。
【市民の皆様へのお知らせ】 本市は平常どおり機能しております。 本市には皆様のほか、「フシギ」も住民として登録されております。 本市では、市内散策の推奨ルートを設けておりません。どの通りから歩き始めるかは、皆様のご判断にお任せします。 ※本規則は、間もなく失効いたします。
最後の一行で、平穏な日常がそのうち崩れることがさりげなく示されている。紹介文では、怪事件の調書は「どれも1ページでは終わらない」とされている。フシギの由来、共生が始まった経緯、街の過去はまだ明かされておらず、依頼をこなすうちに少しずつ見えてくる作りになっているようだ。
雲の上の遊園地のような街並み、パレードの山車、鳥かごを背負った奇妙な住人。ネオンの路地やスカイレールもあって、ファンタジーと近未来の都会がごちゃ混ぜになった景色はかなり独特だね。グラフィックはUnreal Engine 5で作られている。


初公開PV22分で3Dアクションが見えた
10月21日に公開された初公開PV「もしもの出来事と果たされなかった約束」は、22分もある。概要欄によると、映像はメインストーリーの幕間「ナイチンゲール・ルミナー編」から取ったもの。「波動」の中で街並みがリアルタイムに歪んで組み直される場面、執念が形になった心象世界、重力が入り乱れる空間、2Dと3Dを行き来する場面が入っていて、戦闘や複数フェーズにわたるボス戦も見られる。
戦闘は3Dのアクションで、回避やガードに加えて、仲間キャラクターを切り替えながら戦う。ストアの「戦況記録」には「推奨戦術:なし」「前回の戦闘経験は、次回の参考とならない」と書かれていて、フシギの形や戦い方は1体ずつ違うようだね。ボスも、その能力や背景によって戦闘のルールが変わるとされている。決まった攻略法をなぞるより、相手を見てその場で戦い方を変えるのが基本になりそうだにゃ。

PVと同時に、この幕間に出てくるルミナーのキャラクターソング「小さな怪物」も公式YouTubeチャンネルで公開された。
Steamのストアページには、現時点で次の情報が載っている。
- 対応言語: 日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語。どの言語もインターフェース、フル音声、字幕のすべてに対応
- ジャンル: アクション、アドベンチャー、RPGなど。Steamでは「無料プレイ」のジャンルにも入っているが、料金体系は発表されていない
- リリース日: 発表予定
- 必要動作環境(最低): 64-bit Windows 10、Core i5-8400 / Ryzen 5 1600、メモリ16GB、GeForce GTX 1060 / Radeon RX 580、DirectX 12、空き容量120GB
開発中のタイトルなので、映像の中身は最終的な製品の品質を示すものではないとも断られている。Steamではすでにウィッシュリストに登録できる。
紙の上の住人も、雲の上の遊園地も、この街では当たり前の存在。そのぶん「普通」を探すほうが難しい街の調査が、いまは事前登録の段階にある。
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