『Scramble Knights Online』10月27日に早期アクセス開始、バトロワから協力型の冒険RPGへ転換
1年前、この作品は「32人で最後の1人を決める」ゲームとして発表されていた。2025年12月にお披露目されたときの名前は『Scramble Knights Royale』。『ゼルダの伝説』のような見下ろし型の冒険をバトルロイヤルに持ち込む、という触れ込みだったにゃ。
そこから路線を大きく切り替え、仲間とクエストに出かけるMMOライトなアクションRPG『Scramble Knights Online』として、10月27日未明に早期アクセスが始まる。開発・販売はFunktronic Labs。PC(Steam/Microsoft Store)とXbox Series X|S向けで、Xbox Game Pass(Ultimate/PC Game Pass)にも含まれる。
テラコットの群島でこなす小粒クエスト
舞台は、複数のプレイヤーが同じ世界を共有するオンラインの王国テラコット。プレイヤーは騎士見習いになって、王女に認められる伝説の英雄を目指す。
遊びの流れは、町の掲示板でクエストを選び、1人か仲間と群島へ出かけ、目的を果たして報酬を持ち帰る、のくり返し。クエストは1本ずつ小ぶりな作りで、岩を投げてくるカニがいる谷をニワトリを抱えて渡る、住人の庭の茂みを刈る、ダンジョンの奥でボスと戦う、といった内容が公式に挙げられている。敵には電気をまとったスライムや巨大なダンジョンボスもいるようだね。


クエストで手に入るのはジェムやクラフト素材、レアな戦利品。それを持ってタウンスクエアに戻り、武器を鍛えたり鎧を作ったり、強化したりする。どの武器・サブ装備を育てるかはプレイヤー次第で、自分なりのビルドを組める作りになっている。町は釣りをしたり、見た目を見せ合ったり、ほかの騎士とパーティを組んだりする場所でもある。


パーティは最大4人。PvPは派閥に入った人だけが参加する任意制で、戦わずにPvEだけ遊びたい人は派閥に入らなければいい。オープンベータの序盤はPvPが強制だったけれど、テスターの声を受けてこの形に改められた経緯がある。

方向転換が告げられたのは2026年6月3日のこと。Steamで出した告知「Scramble Knights Online: A New Adventure Begins」で、開発元は理由をこう書いている。
公式の告知より・日本語訳(一部抜粋)
バトルロイヤルのテストには2万5,000人以上が参加してくれました。(中略)大人数のロビーには、常に相当数の同時接続プレイヤーが必要です。小さなスタジオである私たちには、発売時にそれを実現できるだけの宣伝力も資金もありません。
ライブサービス型のバトルロイヤルは私たちには無理だと、正直に認めなければなりませんでした。
「仲間と冒険する」ことは、ずっと私たちが作りたいものの中心にありました。
4月の時点では、チームデスマッチやエクストラクション型のPvPvEも試作していたらしい。最終的に選ばれたのが、戦闘や武器、世界はそのままに、PvEを軸にした今の形だった。告知の中で開発元自身が「MMOとまでは言えないけれど、協力プレイのゲームよりは広い」と表現している。8月14日からのオープンベータと、その後に配信された体験版を経て、今回の早期アクセスにたどり着いた。
ボリュームについて、ストアページの早期アクセスFAQははっきり書いている。
Steamストアページの早期アクセスFAQより・日本語訳(主な項目だけ)
- 早期アクセス期間は少なくとも1年を予定。
- 開始時点で完成しているのは「1つ星」エリアで、固有のコンテンツはおよそ5時間ぶん。
- 正式版(1.0)では少なくとも「4つ星」までのクエストとエリアを用意し、およそ40時間ぶんになる見込み。
- 任意参加の派閥PvPも、初期段階の版を遊べる。
- コンテンツの追加に合わせて価格は上がる予定。
1.0で約40時間を目指すうちの、いまは最初の8分の1ほど、という計算だね。発売前の告知では、最初の大型アップデートをこの冬に予定していることや、今後の予定をまとめたロードマップを公開することにも触れていた。発売2日前のパッチではレベル上限が20に下げられていて、これも今後引き上げると説明されている。
12.99ドル買い切り、課金で有利にはしない
開始時の価格は12.99ドルで、地域によって価格は変わると告知されている。6月の時点では「15〜20ドルくらいになりそう」と話していたので、そこからは下がった形だ。月額料金は無く、ゲーム内課金も「現時点では予定していない」とのこと。サポーター向けパックや有料の見た目アイテムを検討する可能性には触れつつも、勝敗や進行をお金で有利にする要素は今後も入れないと明言している。
細かな仕様は次のとおり。
- プラットフォーム: Windows/SteamOS・Linux(Steam)、Microsoft Store、Xbox Series X|S。Xbox Play Anywhereにも対応
- Game Pass: Game Pass UltimateとPC Game Passに含まれる
- クロスプレイ: すべてのバージョン同士で一緒に遊べる
- 日本語: インターフェースと字幕は対応。音声(フルオーディオ)に対応しているのは英語だけ
- 体験版: 体験版の進行は製品版へそのまま引き継がれる
キャラクターエディットでは男女3種ずつのボイスパックを選べるようになり、NPCにも声が付いた。ただし前述のとおり音声は英語なので、日本語では字幕で読む形になる。

ベータの段階で4万人近くが触れたこの島々は、開始時点ではまだ4つ星のうち1つ目までしか開いていないにゃ。
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