『Star Wars: Galactic Racer』Lunaで単体部分がPrime無料に、マルチは6人パーティへ拡大予定
定価59.99ドルの新作が、発売と同じ日にサブスクの中へ入ってきた。10月6日に発売されたFuse Gamesのレースゲーム『STAR WARS: Galactic Racer』(スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー)は、AmazonのクラウドゲームサービスLunaにも同日から並んでいて、Amazon Primeの会員なら追加料金なしで遊べる。
ただ、Primeで遊べるのは一人用の部分だけ。そして発売直後にいちばん不満が集まったのは、ちょうどその外側にあるオンラインマルチの作りだったにゃ。Luna、マルチの改善予告、批評家の評価、PCで遊ぶときの目安の4つを、順に見ていく。
Amazon Gamesの告知によると、Prime会員がLunaで遊べるのはキャンペーン、アーケード、シナリオの3モード(Amazon Gamesの告知)。キャンペーンは主人公シェイドが非公認の賭けレース「ギャラクティック・リーグ」を勝ち上がっていく本編で、アーケードはタイムや条件付きの短いレース、シナリオはルールに変化を付けた長めのイベントになっている。
オンライン対戦はこの3つに入っていない。そこまで遊ぶなら、PC(Steam/Epic Games Store)、PS5、Xbox Series X|Sのどれかで製品版を買うことになる。お試し枠としてはかなり太っ腹だけど、本作のもう半分はPrimeの外に置かれているわけだね。
もうひとつ、Lunaの提供地域は北米と欧州の14か国に限られていて、日本は含まれていない。Steamでの価格は6,900円で、日本語はインターフェースと字幕に対応しているけど、音声は英語などのみで日本語には対応していない。
最大12人で走れるが、組めるのは3人まで
オンラインでは最大12人が同じレースに参加できる。ところが、フレンドと組んで同じロビーへ入れるパーティは3人まで。仲間内で集まって走りたい人ほど引っかかる上限で、発売直前の時点でSNSには不満の声が上がっていた。

これに対して、公式Xアカウントが返信の形で、パーティの上限を3人から6人へ増やすアップデートを準備中で、発売から数週間以内の配信を目指していると答えている。
一方で、フレンドだけで部屋を立てるカスタムロビー(プライベートロビー)については、具体的な予定は示されていない。公式Discordでの開発チームの書き込みは「どう遊びたいのかを見ている。成長のさせ方の案はあるけれど、コミュニティが実際にどう遊ぶか、何を一番大事にしているかが次の方向を決める」という内容で、約束というより様子見の段階みたいだね。
マルチには、1レースで終わるクイックレースのほかに、レースを重ねながらパーツで機体を強くしていき、惑星デルヴェン・アコスでの決戦で締める長丁場のモードもある。人数の上限が先に直る見込みなのは、後者を友だちと遊びたい人には大きいはずにゃ。

元Criterion組のデビュー作は90点級
批評家の評価は高く、レビューの集計サイトでは90点近いスコアが並んでいる。開発のFuse Gamesは、『Burnout』や『Need for Speed』シリーズを手がけたCriterion Gamesの元メンバーが2023年に立ち上げたスタジオで、本作がデビュー作。発売告知でCEOのマット・ウェブスター氏は「3年半前、Fuse Gamesはホワイトボードに大きなアイデアを書きなぐっただけの少人数のチームだった」と振り返っている(Steamの発売告知)。
レースそのものは、爽快さと手厳しさが同居する作り。キャンペーンは1周ごとにルートや報酬が変わる「周回型」で、リーグへの参加権を失えばその周回は終わる。機体には何度でも使える軽めのブースト「アフターバーナー」と、強烈に加速して相手をコースの外へ弾き出せる代わりにエンジンが過熱する「ラムジェット」が積まれていて、ラムジェットで熱を限界の「レッドライン」まで上げたまま粘ると、走りが完璧でも機体が爆発する(Xbox Wireの紹介)。
どちらのブーストを、どこで焚くか。攻略の話題がまずそこに集まっているのは、この仕組みを見れば自然な流れ。アフターバーナーは走りながら回復するので惜しまず使い、ラムジェットは抜きどころや相手を押し出したい場面に取っておいて熱を見ながら離す、というのが基本の考え方になる。レースの合間には、アフターバーナー・バッテリー・コーナリング・ラムジェットといった能力をパーツで伸ばせるので、どのブーストを軸にするかで強化の方向も変わってくるよ。
選べる機体は4種類。ランドスピーダー、スピーダーバイク、スキムスピーダーの3つは同じレースで競い合い、ポッドレーサーだけは速度と大きさが段違いなので別枠で走る。
- ランドスピーダー: 加速と最高速が高く頑丈。ドリフトで角を回る
- スピーダーバイク: 速くて小回りが利くが脆い。コーナーのブレーキで溜めたエネルギーを「キネティック・バースト」として一気に放つ
- スキムスピーダー: 本作で初めて登場した新しい乗り物。両者の中間で、勢いが乗ると最速になり、急カーブは「ナイフエッジ」で切り抜ける
- ポッドレーサー: 圧倒的な速度と引き換えに、ミスの余地がまったく無い



このうちランドスピーダーは、整備士ヒビの解説映像シリーズで最初に取り上げられた機体だった。
PCで遊ぶなら、まず動作環境を見ておきたい。Steamのストアページに載っている条件は次のとおり。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| CPU | Core i5-8400 / Ryzen 5 2600 | Core i7-10700 / Ryzen 7 3700X |
| メモリ | 12GB | 16GB |
| GPU | RTX 2060 / Arc A580 / Radeon RX 5600 XT 6GB | RTX 3060 Ti / Arc B580 / Radeon RX 6700 XT |
| ストレージ | 50GB(SSD必須) | 50GB(SSD必須) |

最低でもメモリ12GBにSSDが条件で、HDDは対象外。高速で景色が流れていく作品なので、フレームレートが落ちるとそのまま操作の精度に響く。推奨に届かない環境なら、画質より先に滑らかさを確保するほうが向いているはず。開発元もコントローラーでのプレイを勧めている。
一人用を手軽に触れる窓口がLunaで、仲間と走るための6人パーティは、これから数週間のうちに届く予定。発売から間もない作品の、最初の大きな手直しはマルチプレイから始まる。
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