ヴァニラウェア初のSteam作品『朧村正怪奇譚』、2027年2月4日配信へ
『オーディンスフィア』も『ドラゴンズクラウン』も『十三機兵防衛圏』も『ユニコーンオーバーロード』も、どれもPC版は出ていない。ヴァニラウェアの作品は、ずっと家庭用ゲーム機でしか遊べなかったにゃ。
その流れを変えるのが『朧村正怪奇譚』。Steamにストアページがあり、ウィッシュリストへの登録も受け付けている。「ヴァニラウェアのゲームがSteamにある」というスクリーンショットがRedditのr/Steamで上位に上がり、投稿した人自身も「ヴァニラウェアがSteamに作品を出すなんて、思ってもみなかった」と書いていた。
『朧村正怪奇譚』は、2009年の『朧村正』と、PS Vita版向けに配信された追加コンテンツ『元禄怪奇譚』を1本にまとめた作品。発売はマーベラス、開発はヴァニラウェアが手がけている。原作は神谷盛治氏、ディレクターは中西渉氏、サウンドプロデューサーは崎元仁氏(ベイシスケイプ)という顔ぶれだね。
舞台は元禄時代の日本。主人公は6人いて、それぞれの物語を好きな順に遊べる。鬼助と百姫は刀を鍛えて技を覚え、おこい・権兵衛・嵐丸・羅刹丸の4人は修行で護符を作っていく。ストアページには、4Kに対応した2Dの絵巻のような画面写真が並んでいる。


戦い方もかなり手が入っている。奥義は特定の刀に縛られなくなり、地上と空中に3つずつ、合わせて6つまで付けられる。刀と奥義はどちらも強化でき、駕籠を使ったファストトラベルも加わった。そのうえで、原作のままの形で遊べるクラシックモードも用意されている。ゲームの流れは、9月10日に公開された紹介映像「朧流遊戯伝」でまとめて見られるにゃ。
発売日は2027年2月4日(木)で、Nintendo Switch 2・Nintendo Switch・PlayStation 5・Steamの4機種が同時に出る。発売元はMarvelous USA(公式サイトのお知らせ)。
公式サイトに載っている価格は次のとおり。Steamのストアページにはまだ価格が出ていない。
- 通常版(パッケージ/ダウンロード): 6,578円
- 限定特装版(パッケージ): 8,778円
- Digital Deluxe Edition(ダウンロード): 7,678円
言語は、Steamのストアページで日本語がインターフェース・フルオーディオ・字幕の3つとも対応になっている。音声は日本語と英語、字幕は10言語。レーティングはCERO C(15才以上対象)だよ。
『ユニコーンオーバーロード』を待つ声が続出
スレッドで一番多かったのは「次はあれを」という声。最初に付いた返信からして、もう別の作品の名前が出ている。
『ユニコーンオーバーロード』はいつ!?
具体的な作品名を挙げつつ、ここでの売れ行きがその先を決めるとみる人もいた。
頼むよ、『ユニコーンオーバーロード』と『十三機兵防衛圏』も。今回をしくじったら、残りのヴァニラウェア作品は二度とやって来ないぞ。
どうか全作品を出してくれますように。
作品そのものを褒める声もある。
あのゲームは最高だよ。絵がきれいで、話もいい。
一方で、話は別の方向にもそれていった。「公式の移植と、AIに書かせた移植のどっちが先に来るか」という皮肉っぽい問いに、「先週もう出たよ」と返す人が現れ、共有を求める返信がいくつも続いている。ここでいう非公式の移植がどの作品のものなのか、スレッドの中でははっきりしない。もちろん公式のものではないにゃ。この流れに不安を口にした人もいた。
そうであってほしいけど、こういう再コンパイルの企画は実際の売上を削ると思う。外れてくれるといいんだけど。
自分も買うつもりだけど、売れなかったせいでもう出さない、となるのが心配。
逆に、待ちくたびれたという声もある。
PCに移植する時間は何十年もあった。もうどうでもいい、自分は『ドラゴンズクラウン』を楽しんでる。
「ヴァニラウェアのトップは長いことPCに反対していたと思う」という書き込みもあったけれど、それを裏付ける公式の発言は見当たらない。公式に分かっているのは、今回のSteam版をMarvelous USAが出すということだけ。その人も「全部持ってきてくれたら全部買う」と書き添えていた。
喜びと不安は、結局同じところに行き着いている。この1本が売れれば、次の作品が来るかもしれない。スレッドに並んだ作品名の答えが出るのは、2月4日より後になる。
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