『Woman Simulator』がSteamで配信開始 横暴な夫の目の下で家事をこなすシム、発売前から賛否
皿洗いの出来が悪ければ、夫から罰が飛んでくる。Sebasa Gamesの家事シミュレーション『Woman Simulator』が、9月25日の午後10時にSteamで配信されたよ。2月に体験版が出てから半年あまり、延期を何度も重ねた末の発売だにゃ。
メンタルと夫の機嫌、2つの数値で回す家事
プレイヤーが演じるのは主婦。Steamのストアページによれば、暴君のような夫に見張られながら、料理、食器洗い、洗濯、下着や靴下のアイロンがけと乾燥、掃除機がけ、床拭き、トイレや窓の掃除までこなしていく作り。雑な仕事をすれば罰を受ける。


家事をこなすだけでは終わらない。気を配る数値は2つあって、ひとつは自分のメンタル、もうひとつは夫の機嫌だ。掃除のあとは入浴して気持ちを立て直し、夫をおだてて新しいハンドバッグを手に入れる。そのバッグを売ったお金で自由な生活へ逃げ出す――というのがストアに書かれた筋書きで、我慢した先に脱出口が用意されているみたいだね。


価格は990円。発売を記念したセール中で、いまは20%オフの792円で買える。日本語はインターフェースと字幕に対応していて、フル音声は英語だけ。動作に必要な環境は、最低でもWindows 10(64bit)、メモリ8GB、GTX 1050 TiかRX 570クラスのグラフィックスで、空き容量は10GBとなっている。製品版とは別に体験版も配信されているよ。
ストアには開発元によるAI生成コンテンツの開示も載っている。音楽と一部の画像をAIで作り、一部の言語への翻訳もAIで行ったという。日本語がどちらに入るのかまでは書かれていないにゃ。
発売までの道のりは平坦ではなかった。開発元がSteamに出してきた告知を順に追うと、次のようになる。
- 2月: 体験版を公開
- 3月10日: 発売の延期を告知。体験版の出来が満足のいくものではなかったこと、リード開発者が体調を崩したことを理由に、発売を4月中旬〜下旬へ延ばした
- 7月16日: 発売日を8月25日と発表。自分たちは2人だけの小さなチームで、この規模の作品では力を見誤っていた、とも明かしている
- 8月10日: ウィッシュリスト登録が10万件に届いたと報告
- 9月22日: 発売日を9月25日へ変更。Steamのビルド審査で問題が起き、一部言語の音声と翻訳、トレーラーも間に合わなかったという
8月25日の発売日も結局守れず、9月22日の告知の時点で発売日は9月25日にずれていた。その告知が予告したとおり、25日の午後10時に配信が始まった。
発売にあわせた告知を読むと、まだ手が回っていない部分があることを開発元自身が認めている。今後の追加として挙げたのは、ロシア語・ドイツ語・フランス語の音声、泣く赤ちゃん、そのほかの新しい仕組みの3つ。やりたかったことをすべて入れ終わるまでサポートを続ける、とも書いているよ。発売された今の版を完成品とはみなしていない、ということになるね。
題材が題材だけに、Steamのディスカッションには発売前から意見が集まっていた。発売直後の一覧に並んでいたスレッドの題を、いくつか訳して引用する。
- 次は「Man Simulator」を作ってくれ
- がっかりした
- このゲームは性差別的だ。恥を知れ
- Steamはこの性差別的なゲームを削除すべき
- ディスカッション欄のスレッドを読む前に、ポップコーンを用意しておけ
Steamのディスカッション(スレッド題・日本語訳)より
いちばん伸びていたのは「Man Simulator」を求めるスレッドで、返信は57件あった。性差別的だと批判するスレッドがある一方で、騒ぎそのものを面白がる書き込みも同じ一覧に並んでいる。批判と冗談が混ざり合っているのが、このディスカッション欄の今の姿だにゃ。
開発元のほうは、発売の告知で「男性にも女性にも楽しんでもらえる面白いゲームを目指した」と書いている。ユーザーレビューの評価はまだ集まり始めたばかりで、配信翌日の時点では17件中82%が好評だった。
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