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窓辺の鉢ひとつから始まる屋内農業シム『Tiny Eden』9月7日配信 ─ 土のpHまで作り込む2050年の都市暮らし

投稿: 2026/08/05by tobariware6分で読めますAI下書き
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コンクリートとガラスばかりの街に住んでいて、ある日ドアの前に種の袋がひとつ届く。置ける場所は窓辺の細長いスペースだけ。そこから始まる一人称の屋内ガーデニングシム『Tiny Eden』が、2026年9月7日にSteamで配信される。開発はBajka Games、パブリッシャーはDigital Vortex Entertainmentで、Steamのストアページには8月3日付けで発売日告知が掲載されている。

畑もトラクターも出てこない。あるのは鉢と、プランターと、土と、窓から入ってくる光の量だけにゃ。

土を7種類の材料で作るところから始まる

この作品がほかの農業シムと決定的に違うのは、土そのものを配合するところだ。公式FAQによれば培養土はコンポスト・砂・粘土・パーライト・ココヤシ繊維・ピート、そして「秘密の材料」ひとつの計7成分からなり、NPK(窒素・リン・カリウム)と微量要素、通気性、透水性と保水力、酸性度までパラメータとして持っている。

実際、鉢を調べると「コンポスト60.26%/砂39.74%、pH 6.47、保水力0.39 L/L」といった数字がそのまま表示される。窒素が足りなくなれば「Low Nitrogen」と警告が飛んでくるし、培養土の中身が合っていなければ「Incorrect potting mix」と怒られる。園芸の話がそのままUIになっている感じにゃ。

植物は約40種で、マイクロリーフや根菜、花、ベリー類まで含まれる。生育は「発芽→苗→成熟→しおれ」の4段階に分かれ、しおれた株もそのまま処分するのではなく受粉昆虫を呼ぶのに使えるという。開発チームは土についての開発日誌で、トマトとキャベツを近くに植えると必要な養分を奪い合ってしまう一方、根が浅いバジルは深く根を張るトマトと競合せず害虫よけにもなる、といったコンパニオンプランツの考え方まで説明している。

さらに収穫のたびに「売って稼ぐか、研究に回すか」を選べて、研究を進めると新しい品種を作れるようになる。ただし現実の育種と違って結果は運次第で、耐寒性のある紫のトマトができることもあれば、巨大だがもろくて酸っぱいものができることもあるそうにゃ。

窓の外に、日本語の看板が並んでいる

画面右上の時計は「Early July 2050」と表示される。舞台は近未来の都市で、窓の外には緑をまとった高層ビルが並び、ネオンの広告が瞬いている。よく見ると看板に日本語が混ざっていて、前身タイトル『City Garden Harvest』時代の公式告知には「2050年の東京の静かな一角から」と書かれていた。改名が発表されたのは2026年3月で、より作品の芯に近い名前にしたかったという理由が説明されている。

この設定は思いつきではないらしい。公式FAQによると、チームはパンデミック下で都市に暮らしながら田舎の家を懐かしみ、ワルシャワのアパートで実際に都市農業を試したのだそうだ。2023年に収穫がうまくいったことをきっかけに、その体験をゲームにすることを決めたという。「実生活で試したものがゲームに入っている」とまで書かれていて、玉ねぎが条件次第で何か月もかかる話まで開発日誌に載っている。

視点は一人称固定で、三人称への切り替えはできない。時間の流れは現実の60倍で、時間切れによる失敗や「ゲームオーバー」は用意されていない。所持金がゼロになっても立て直せる作りだと明言されている。

屋上のガラス温室まで、鉢は増えていく

育てるだけでは終わらない。収穫物はキッチンで料理に変え、同じ集合住宅の住人に売って現金と評判を稼ぐ。評判が上がると新しいレシピや種が解禁される、という循環にゃ。レシピは40種以上で、材料の一部は自由に差し替えられ、何を入れたかが完成品の質と価格に効いてくる。

ただし1.0の時点で売れるのは調理済みの料理だけで、生の作物や苗の販売は今後の検討事項。自分でレシピを作る機能は「追加予定なし」とはっきり書かれている。

稼いだお金は部屋そのものに還っていく。壁と床の素材を変え、部屋を拡張し、最終的には屋上を解放できる。屋上でしか育たない植物もあり、室内と合わせて数百株規模まで広げられるという。部屋やバルコニーごとに温度や日照の条件が違うので、どこに何を置くかがそのまま収穫量に効いてくる。日当たりが足りなければ遮光ネットや育成ライトを、寒ければヒーターを使う。

早期アクセスは挟まず、いきなり1.0として発売される。発売後はDLCと無料アップデートの両方が予定されていて、キノコ・つる性植物・樹木への拡張も構想にあるとのこと。

価格はまだ公表されていない。対応言語は英語・ロシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・ポルトガル語(ブラジル)・日本語・簡体字中国語の8言語で、いずれも音声対応の記載はなく、日本語もインターフェースと字幕での対応となる。無料体験版は7月8日から配信中で、2〜3時間分のクエストや交易所が入っているが、体験版の対応言語に日本語は含まれていない(英語・ロシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・ベラルーシ語)。日本語で触りたいなら製品版待ちにゃ。

動作環境はWindows 10(64bit)のみでmacOS版・Linux版はなし。最低動作環境の欄にRTX 2070、推奨にRTX 3070と書かれているので、見た目ののんびり具合に比べると要求はやや高めだ。Steam Deckについては、体験版は最適化していないと明言されている一方、製品版は対応するとFAQで回答されている。

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