『けものたちの髪切り屋』体験版がSteamで配信開始、鏡に髪型を映してから鋏を入れる
鋏を入れる前に、切ったあとの姿が鏡に映る。しかも映せる回数は限られている——そんな一風変わった理髪店を任される『けものたちの髪切り屋』の無料体験版が、8月6日にSteamで公開されたにゃ。開発は Safe Flight Games と GameWorks Ventures、パブリッシャーは『OPUS』シリーズで知られる SIGONO INC. だ。
鏡に映るのは、まだ切っていない髪型
主人公は、いろんな種族が一緒に暮らす街で多種族対応の髪切り屋を営む理容師フェイディ。店にやってくる客の髪を切りながら世間話を交わし、好みや要望に耳を傾けて、相応しい髪型を見つけていく。
要になるのが、フェイディの亡き友が遺したという不思議な鏡だ。理容師が頭の中で思い描いている髪型を映し出し、客に前もって見てもらえる。ただし使える回数には制限があるので、客の反応をよく観察しながら“正解”を絞り込んでいく必要がある。客たちはそれぞれの種族ならではの悩みを抱えて来店するし、散髪中の会話でぽろぽろと本音がこぼれる。距離が縮まるほど、望まれている姿が見えてくるという作りにゃ。


仕事は切って終わりではない。閉店後には客の感想と満足度を確認でき、街のニュースを読んで出来事や常連の近況、次の仕事に役立ちそうな情報をチェックしておける。カットの出来は客の物語と再来店の意欲に響き、失敗すればその人の話が早めに幕を下ろしてしまうこともある、とSteamストアページでは説明されている。うまくやれた分だけ話が続いていくわけで、指名される理容師でいることそのものがゲームの目標になっている。
悪魔は「後悔をひとつ変えてやる」と持ちかけてくる
物語を動かすのは、ある日店内の鏡に現れる悪魔だ。満足のいく髪型にしてくれれば過去の後悔をひとつだけ変えてやる、と告げてくる。そのためにフェイディは客を集めて店を繁盛させ、自分の腕を証明して悪魔の髪を切らせてもらおうとする——けれどこの取引は、やがて彼自身が向き合えずにいた過去へつながっていく。

対応環境はWindows(64bit)とmacOS。Windows側の最低要件はWindows 11 64bit、Core i5-1135G7、メモリ8GB、GeForce MX330(VRAM 2GB)、空き容量4GBで、1920×1080/30fps動作という但し書きが付く。言語は英語・日本語・中国語(簡体字/繁体字)の4種類が並んでおり、フルオーディオ対応の指定は付いていない。
製品版の発売時期は今のところ「発表予定」のままで、価格も出ていない。まずは無料で店を開けてみて、鏡の使いどころに慣れておくのがよさそうにゃ。
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