『REKA』正式版1.0が10月26日配信 ― 「歩く魔法の家」の魔女ADV、体験版は9月29日復活
巨大な鳥の足で立つ家を、自分で建てて、そのまま連れて旅に出る。伝説の魔女バーバ・ヤーガの弟子レカとなって秋の森をさまよう探索アドベンチャー『REKA』の正式版1.0が、10月26日にSteamで配信される。
もともとは8月18日に出るはずだった。それが土壇場で止まり、約4週間の沈黙をはさんで、ハロウィン直前の日付に落ち着いたという流れ。同時に、2024年を最後にしまわれていた無料体験版が9月29日に戻ってくることも発表されている。
8月11日、発売1週間前に届いた延期の知らせ
延期が告げられたのは8月11日、発売予定日の1週間前だった。開発元のEmberstorm Entertainmentは、プレイテストと外部からのフィードバックを経て「先に直さなければいけないものが多すぎると気づいた」と説明している。挙がっていたのはバグとパフォーマンスで、少人数のチームにとってそこが難所になっていた、とも。
そこから約1か月後に出てきたのが10月26日という日付にゃ。開発チームは延期そのものを理想的ではなかったと認めたうえで、ハロウィン直前という秋の日付のほうが『REKA』の雰囲気にずっと合っている、と書いている。焚き火と落ち葉と霧しか出てこないようなゲームなので、確かに8月よりは据わりがいい。

価格は2,300円。サウンドトラックが付くデラックス版は2,700円で、対応プラットフォームはWindowsのみとなっている。Steam DeckはVerified扱い。早期アクセスが始まったのは2024年9月12日で、そこから2年ぶんのユーザーレビューは3,477件中2,868件が好評、総評は「非常に好評」まで積み上がっている。
前回の体験版は早期アクセス開始前の2024年のもので、以降の改善はまるごと入っていなかった。今回戻ってくる版はそこから積み上げたバグ修正を反映しており、とくにゲーム序盤のパフォーマンスが大きく改善されているという。配信は9月29日から。
その前に、実機を触れる場が一足早く用意されている。アジア圏のパブリッシングを担当する松竹ゲームズが、9月17日から21日まで幕張メッセで開かれる東京ゲームショウ2026の自社ブースで『REKA』の先行試遊を出展すると告知した。歩く家の建築と秋の森の探索を、体験版より先に触れることになる。


同じ会場では、少女に宿った4つの魂からひとつだけを残す『UN:Me』も日本で初めて体験版を出す。
日本語UIと建材5種、キツネや羊も来る1.0ベータ
正式版に入るものは、9月3日から公開されているベータ版でおおむね見えている。betaブランチにコード「REKAopenBeta」を入れると遊べる形で、その内容が公式に並べられていた。
まず大きいのが言語で、日本語と簡体字中国語の対応がここで入った。ただしSteamの対応言語表を見ると、9言語のどれにも音声(フルオーディオ)の印は付いていない。日本語で読めるのはインターフェースと字幕までということになる。
建築まわりも増えている。トウヒ・樺・ブナ・松・粘土の5種類が建材に加わり、それぞれ野外で該当する素材を見つけると解禁される仕組み。壁ひとつぶんの質感が変わるだけで、鳥の足の上に載る家の印象はかなり動く。
そのほかに挙がっているのはこのあたり。
- 新しいクエストと立ち寄り先を4種追加、小さな祠と簡単なパズルも各所に
- 動物にキツネ・羊・牛が加わり、拾えるアイテムも増量
- 髪型が2種類追加、靴を脱いで裸足で歩けるようになった
- マップ生成が、すでに踏んだ立ち寄り先を覚えて別のものを出すように変更
- バイオームの分布が自然になり、進行中の章のテーマに寄った土地が出やすく
- 全チャプターの再調整、とくに序盤の「Learning the Ropes」を重点的に


ただし、このベータには物語の最終章が入っていない。結末は全員に意図した形で体験してほしいという理由で社内テストに留めており、別途クローズドプレイテストを走らせることを検討中だという。脚本を統括するのは『Mirror's Edge』や『トゥームレイダー』を手がけたRhianna Pratchett氏。レカの旅がどう畳まれるのかは、いまのところまだ開発チームの中にしかない。
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