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『Dancing with Ghosts』10月8日早期アクセス開始、タイの川沿いの村で幽霊と踊る物語

投稿: 2026/09/23by tobariware5分で読めます
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ロティの生地をこね、スクーターで配達に出て、母から習った踊りの足取りを思い出す。HumaNature Studiosの『Dancing with Ghosts』は、タイの川沿いの村を舞台にした物語主体の作品で、Steamでの早期アクセス開始日が10月8日に決まった。価格は公式発表で14.99ドル(Steamのストアページには開始までまだ価格が出ていない)。体験版は配信中で、90分ほどで物語の導入まで遊べる。

主人公は15歳のマイ。事故で両親を失ってから踊るのをやめ、村で使い走りをしながらノートに絵を描いて過ごしている。そこへ現れるのが、生前の記憶をほとんど失った小さな幽霊のピム。自分が誰でどう死んだのかは思い出せないのに、明るさだけは1つも欠けていない——この2人が組んで村の困りごとを片付けていくうちに、マイのほうが少しずつ戻ってくる、という組み立てだね。

早期アクセスというと「途中まで」を想像するけど、この作品はそこが逆になっている。Steamのストアページに載る開発者コメントには、こう書かれている。

早期アクセスの開始時点で、完成した作品を遊べます。物語は最初から最後までフルボイスで、8本ほどの文化ミニゲームと歩き回れる村がついてきます。切り出した一部分ではなく、体験まるごとです。

完全版が足すのは、その周りにあるものです。コミュニティ投票で決まる1本を含む文化ミニゲームの追加、アニメーションの追加と村で見たりできたりすることの増加、物語の外で稼いだコインやカルマの使い道(装飾品など)、そしてプレイヤーの声を受けたテンポと仕上げの改善。

(公式のSteamページ「開発者からの注意書き」より・日本語訳)

物語は6〜8時間ぶんとされていて、会話は2つの返し方から選ぶ形。正解・不正解は置かれていない。ミニゲームはパパイヤサラダを刻む、ロティを焼いて近所に配る、鶏や犬を避けながらスクーターで街を抜ける、といった日常の作業が中心で、こなして貯めたカルマがピムの記憶を1つずつ取り戻していく。ピムは村人に乗り移って胸のうちの願いを聞き取れるので、それをマイのほうで叶えにいく、という往復が遊びの芯になる。

早期アクセスの期間は3〜4か月が見込まれていて、1.0は2027年1月を予定。そのタイミングで他のプラットフォームでも出す計画があり、対応機種は後日発表するとしている。期間中には実績の実装やSteam Deck Verified取得も進める予定。

価格の扱いも明記されている。

1.0で追加コンテンツと仕上げが入るぶん、価格は小幅に上がる可能性があります。早期アクセス中に購入した方は、追加費用なしで1.0を遊べます。

物語そのものには手を入れないとも書かれていて、Greg Johnson自身の喪失と回復の経験から出てきたものを、意図したとおりの形で最初から最後まで届ける、という言い方をしている。土台を動かさずに周りを厚くしていく——早期アクセスの使い方としては珍しい部類だと思う。

日本語は非対応、タイ語は音声と字幕のみ対応する

対応言語は項目ごとに分かれていて、ここは事前に見ておきたいところ。インターフェース・音声・字幕のすべてに対応しているのは英語だけで、タイ語は音声と字幕には対応するものの、インターフェースは英語のまま。日本語はいずれの項目も非対応だから、読むのも聞くのも英語で進むことになるにゃ。

言語インターフェース音声字幕
英語
タイ語
日本語

村のモデルになっているのは、Greg Johnsonのタイ人家族が暮らすアユタヤ県バーンパイン。イラストとアニメーションはタイのアーティストが手がけ、音声もタイ語で収録されている。楽曲面では、英語版のボイスディレクターを務めるGenevieve Goingsがマイの歌を、レゲエシンガーのConkarahがディーの曲を歌う(公式サイト)。タイトルの「踊る」は比喩ではなく、実際にリズムに合わせて踊るミニゲームがあり、曲ごとに速度と難度を選べる作りになっている。

エンディングまで含めた本編が10月8日に出て、そこから3〜4か月かけて村の外側だけが厚くなっていく。待つ理由があるとすれば、増えるのは遊び場のほうで、マイとピムの結末は最初の日から変わらない。

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