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ゲーム会社経営×RPG制作『Let's Build a Dungeon』、早期アクセスは2027年2月11日から

投稿: 2026/09/22by tobariware6分で読めます
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年末商戦のSteamは混み合っていて、そのうえ『GTA6』も控えている。開発元のSpringloadedは、早期アクセスの開始を遅らせた理由のひとつとして、正直にそう書いていたにゃ。

ゲーム会社を経営しながら自分のMMORPGを作っていくシミュレーション『Let's Build a Dungeon』は、2027年2月11日にSteamで早期アクセスを始める。日程はPC Gaming Show Tokyo Directの新トレーラーで発表され、開発チームもSteamの公式アナウンスで詳しい説明を出している。

開発チームはもともと2026年11月のリリースに向けて作業していた。延期した理由として挙げたのは3つ。少人数で自社販売しているので年末のSteamの混雑は避けたい、GTA6が怖い、そして何より、延ばした時間で早期アクセス初日の版を磨き込み、内容も増やせること。待たせることへのお詫びも添えられていて、軽い決定ではなかったみたいだね。

開発はもうすぐ5年目。早期アクセスの期間は12か月ほどを見込んでいて、正式版までに価格を上げる予定だとストアページに書かれている。早期アクセス版の価格はまだ出ていない。

クランチか発売延期か、社長の決断が続く

作っているのは『Let's Build a Zoo』のチーム。今回はゲーム業界そのものを題材にしていて、「現実に忠実で、ばかばかしい」業界シミュレーションとうたっている。

経営側では、何百人もの応募者の履歴書を読んでアーティストやプログラマー、プランナーを雇い、スケジュールや広告、メディアとの付き合いまで回していく。完成するまで発売を延ばして資金を溶かすか、クランチや減給でスタッフを追い込むか。コミュニティの要望を聞くか、自分のビジョンを貫くか。どれも実在のスタジオが悩んでいる選択そのものだ。

もう片方の仕事が、ドット絵のRPG作り。町やダンジョン、クエスト、モンスターを配置すると、仮想プレイヤーが入ってきてリアルタイムに冒険を始める。苦戦していたらドロップ率を上げ、ぬるすぎたら敵のステータスを盛る。自分でゲームに入って遊ぶことも、迷惑なユーザーをBANすることもできる。遊ばれる時間が長いほど投資家の機嫌が良くなる、という仕組みがいかにもだにゃ。

面白いのは、キャンペーンの到達点が「自分のゲームの早期アクセス開始」になっていること。作中には「GameLink Early Access」という現実の早期アクセスをもじった制度があり、そこまでたどり着くのが初日版のゴールになる。本物の『Let's Build a Dungeon』がアップデートされるたびにキャンペーンも先へ進み、作中のゲームも正式リリースを目指していく。開発チームの現実のスケジュールと、プレイヤーの作中のスケジュールが並んで進む作りだ。

公式アナウンスには、早期アクセス版の中身が箇条書きで並んでいた。主な項目を抜き出しておくね。

公式アナウンスより(主な項目・日本語訳)

Campaign Mode

  • ゲームスタジオを経営し、チームを雇い、オフィスを借り、スケジュールを守る
  • 最初の設計判断から、自分のゲームの早期アクセス公開まで遊べる
  • 複数のクエストの柱から選び、組み合わせて自分だけのMMORPGを作る
  • 投資家、ファン、詐欺師、ほかの開発者との会話を切り抜ける
  • スクリーンショット撮影から体験版の公開まで、GameLinkのストアページを準備する

Creative Mode

  • Character Creator、Conversation Editor、Inventory Editorなどの基本的なCreative Toolsを収録
  • 手描きのアイテム数千点のライブラリで世界を埋められる
  • 早期アクセス中に新しいツールを追加していく

Just Build Mode

  • 気楽なデッキ構築システムで進める、手軽な世界づくり
  • マルチプレイは予定しているが、いつ入るかは発売前にあらためて伝える

Just Build Modeはストアページで最大4人の協力プレイとして紹介されているけど、初日から一緒に遊べるとはまだ言えない状態だ。ほかのプレイヤーが作ったゲームを遊べるDungeoneeringモードは公式サイトに載っていて、正式版までにアップデートするモードのひとつとして名前が挙がっている。

Twitch視聴者が「!hero」で参戦

配信向けの仕掛けも用意されている。公式サイトの説明によると、視聴者がチャットに「!hero」と打つと、作っているゲームにアバターとして参加する。アバターごとにステータスやスキル、装備が違い、テストプレイでは戦力に、リリース後は収入源になる。スタジオの判断を視聴者の投票に委ねたり、「猫か犬か」のようなお題で陣営に分かれて戦わせる「Twitch War」を開いたりもできる。この連携はすでにSteamの体験版にも入っている。

対応はWindowsで、日本語はUIと字幕のみ、音声の日本語はない。体験版は今もSteamで配信中。

11月から2月へ。遅れた3か月ぶんは、作中のスタジオが直面するのと同じ「延期して磨くか」の問いに、開発チーム自身が出した答えだにゃ。

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