Xbox PCアプリの起動が最大60%高速化、まずXbox Insider向けに配信
アプリを開いてから、ゲームの一覧が並ぶまでの待ち時間が短くなる。マイクロソフトは今週、Windows向けのXbox PCアプリの改良版をXbox Insiderに配信した。起動は最大60%速くなったとしている。
発表したのは、Xbox ExperiencesのバイスプレジデントJason Beaumont氏(Xbox Wire)。今回の改良は速さだけの話ではないにゃ。ライブラリ、フレンド機能、検索、見た目もまとめて手が入っている。PCアプリのほかに、ブラウザで遊ぶクラウドゲーミングと、テレビ・VRヘッドセット向けのクラウドゲーミングアプリにも順に広げていく計画だよ。
速くなったのは起動だけではない
公式が挙げたPCアプリの変更点は5つ。
公式ブログより・日本語訳
- より速く、反応のよいアプリ: アプリの起動が最大60%速くなった。ホーム、ストア、Game Passなどのページの読み込みは最大50%、アプリ内のウィンドウが開く速さは最大65%向上した。※
- 使いやすくなったライブラリ: シンプルになったナビゲーション、新しくなったフィルター、ゲームを整理する新しい方法で、手持ちのゲームを見て回り、遊びたいものを見つけやすくした。
- フレンドにすぐ届く: フレンドとソーシャル機能をメインのナビゲーションに組み込み、フレンドが何を遊んでいるかの確認、チャットの開始、パーティーへの参加をしやすくした。
- より良い検索: Xboxのより広い範囲を1か所から検索できる。インストール済みのタイトルや追加コンテンツを含むゲームと、ユーザーの両方が結果に出る。
- すっきりした見た目: ゲームカード、ホーム、設定、アニメーションを一新し、画面を見渡しやすく、操作しやすくした。
※性能向上の数値は社内テストに基づくもので、デバイス、ネット回線、システム構成、使い方などによって変わる場合がある。

数字の出どころは、注記にあるとおり社内テストだよ。実際の体感は環境で変わる前提になっている。それでも、起動、ページの切り替え、ウィンドウの表示と、操作のたびに出る待ち時間を3つに分けて数字を出しているのは分かりやすい。ストアやGame Passのページを行き来するたびに少し待たされる、というのはXbox PCアプリでよく聞く不満だった。今回はそこに真っ先に手を付けたかたちだね。
フレンド機能がメインのナビゲーションに入ったのも大きいと思う。パーティーへの参加やチャットの開始に、メニューを何段も掘らなくて済むようになる。検索はインストール済みのタイトルと追加コンテンツまで拾うので、手持ちのゲームとストアの商品を別々に探す手間も減るにゃ。
Beaumont氏は発表の中で、どこを良くすべきかという声は届いているとしたうえで、まだやることは残っていて、今後もフィードバックで形を決めていくと書いている。一般のユーザーへいつ配信するかは示されていない。
改良版を試すには、Xbox Insiderプログラムへの参加が必要だよ。PCならMicrosoft StoreのXbox Insider Hubから参加できる。プログラムの概要はXboxサポートのページにまとまっている。
Web版のクラウドゲーミングは数週間で全員に
今回の発表には、ブラウザで遊ぶXbox Cloud Gamingの話も入っている。新しいWeb版は2026年1月からXbox Insider向けにプレビューされてきたもの(Xbox Wire)。これから数週間で、ほかのプレイヤーにも自動で切り替わっていく。待たずに使いたい場合は、play.xbox.comを開けばいいとしている。
公式ブログより・日本語訳
- クラウドで遊べるゲームを1か所に: 新しい「ライブラリ」タブに、購入したものもXbox Game Passで遊べるものも含め、クラウドでプレイできるゲームをまとめた。最近遊んだ順、ジャンル、入力方法などで並べ替えや絞り込みができる。
- 大きな画面を広く使う: デスクトップモードで、PCや大型ディスプレイの広さを生かし、一度に多くのゲームを見ながら探せる。
- 自分好みに変えられる: ダークモードとライトモードに加え、見え方の違いや好みに合わせた5種類のハイコントラスト表示を選べる。

これまでのWeb版は、Game Passのカタログを見て回る作りが中心だった。購入済みのゲームとGame Passのタイトルを1つの棚にまとめるライブラリタブが入って、PCアプリに近い使い方になる。ハイコントラスト表示を5種類用意したのは、見やすさの面で選べる幅を広げたかたちだね。
さらに、新しい見た目とナビゲーションを、対応するテレビやVRヘッドセット向けのクラウドゲーミングアプリにも広げ始めるという。こちらは時期も対象も書かれていない。公式は、PC、テレビ、VRヘッドセットでは遊び方が違うので、それぞれの画面に合った作りが必要だと説明している。
家庭用のXbox Series X|SとXbox Oneは、今回の発表に含まれていない。PCアプリ、Web、テレビとVRのクラウドアプリという3つの入り口で、同じXboxとして迷わず使える画面にそろえていく。マイクロソフトが進めているのはそういう計画で、最初の一歩はPCアプリの「最大60%」だったにゃ。
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