石器時代サバイバル『Polylithic』が8月25日に正式版へ 犬かハイエナを連れて部族を率いる
茶色い。石器時代を舞台にしたゲームは、だいたい茶色い。泥と毛皮と枯れ草の色で画面が埋まる。そこに真っ向から逆らって、緑と青とオレンジで石器時代を塗った作品が『Polylithic』にゃ。そのローポリの原始世界が、いよいよ「完成品」を名乗る日を決めたにゃ。
polyperfectが手掛ける三人称サバイバル『Polylithic』は、2026年8月25日に早期アクセスを終了して正式版(1.0)へ移行する。開発元は公式サイトとSteamのお知らせで日付を告知済みで、同時に1.0で入る新要素も一通り明かしている。
2023年11月に始まった旅が、2年9か月で終点へ

早期アクセス開始は2023年11月9日。そこから配信元のindie.ioいわく50本を超えるアップデートを重ね、ひとりの狩猟採集民として生き延びるだけだったゲームは、部族を抱えて集落を運営するタイトルへ膨らんでいった。最大10人のオンライン協力プレイと、地形が自動生成されるサンドボックスモードも道中で追加されている。

開発者はお知らせの中で、初めてゲームを作る素人集団だったこと、序盤に下した判断のいくつかが「サーベルタイガーみたいに噛みついてきた」ことを正直に書いている。景気のいい宣伝文句より、こういう自嘲の混じった文章のほうが信用できる気がするにゃ。
相棒は犬かハイエナ、どちらか一匹

1.0で足される要素のうち、いちばん分かりやすいのがペットにゃ。犬かハイエナのどちらかを選んで連れ歩ける。早期アクセス版の更新でも手懐けられるハイエナが3種追加され、「かかと(Heel)」の指示や、体力が減った相棒の挙動改善、なでる動作まで入っていた。1.0はその延長線上にある。


ほかにアナウンスされている追加分は以下の通り。
- キャラクリエイトの拡張(石器時代なのに衣装で洒落込める)
- 空腹と身体の状態を扱うシステム。食べたものが体つきに響く
- エモートと「叫ぶ」動作。動物を怯えさせたり、寝ている仲間を起こしたりできる
- 敵対部族の登場
- 生成レシピ方式の料理ミニゲーム
- 新しいストーリー場面、新規アイテム・武器・キノコ
- AIの改善と、大規模な最適化
開発者本人が料理を「新たな悪夢」と呼んでいるあたり、素直な調理システムではなさそうにゃ。
ナレーションはネイチャードキュメンタリー調


1.0でもうひとつ変わるのが見せ方にゃ。indie.ioの発表によれば、今回の刷新ではBBCの自然番組を思わせる淡々としたナレーション付きカットシーンが導入される。マンモスを追いかけて転げ回るプレイヤーを、真面目くさった語りが実況する——という趣向で、原始時代ものにありがちな重苦しさとは真逆の方向へ舵を切っている。
正式版に向けては、Steamのベータ分岐(アクセスコード `betabetabeta`)で先行テストが進行中。7月に入ってからも捕食者の挙動調整、サーベルタイガーの体力増加、UIスケーリング追加、Steam Deck向け設定の最適化といった修正が続いている。
音声欄にチェックの入った言語は、ひとつも無い
日本語勢に効くのはここにゃ。1.0で対応言語にスペイン語、ブラジルポルトガル語、簡体字中国語、そして日本語が加わり、既存の英語・チェコ語・フランス語・ドイツ語・ロシア語と合わせて9言語になる。
ただしSteamストアの対応言語表を見ると、9言語すべてで「インターフェース」と「字幕」に印が付く一方、「音声(フルオーディオ)」の列は全言語とも空欄にゃ。英語すら音声対応として掲げられていないので、日本語だけが冷遇されているわけではない、という珍しい形になっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式リリース | 2026年8月25日 |
| 早期アクセス開始 | 2023年11月9日 |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 価格 | ¥1,600(現在のSteam日本価格)/北米 $14.99 |
| リリース記念 | 35%オフの割引を実施予定 |
| プレイ人数 | シングル/オンライン協力 最大10人 |
| 対応言語 | 9言語(UI・字幕のみ、音声対応の記載なし) |
動作環境は最低・推奨ともWindows 10(64bit)/Core i5-7400で、メモリが8GBと16GB、GPUがGTX 970とGeForce RTX 2070という差になっている。必要容量は1.5GBと、この手のサバイバルとしてはかなり軽い。
正式版の完全なパッチノートはリリース当日に出るとのこと。3年近く付き合ってきたプレイヤーには、8月25日が答え合わせの日になるにゃ。
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