アニメ『DEATH STRANDING ISOLATIONS』ティザー公開、脚本は冲方丁で2027年配信
「私のママは、クレーターになった」。
これが『DEATH STRANDING ISOLATIONS』のキャッチコピーにゃ。コジマプロダクションは10月30日、このアニメシリーズのティザー映像とキービジュアルを公開した。あわせてスタッフも明らかになり、シリーズ構成・脚本は冲方丁さんが担当する。配信は2027年で、ディズニープラス「スター」での独占配信になる。
作品が発表されたのは2025年11月で、そのときは(仮題)付きの名前と監督、キャラクター原案、それに配信先が決まっていただけだった。今回は物語のあらすじと主要スタッフがまとめて出ていて、どんな話になるのかが初めて見えてきた形だね。
ティザーは44秒(KOJIMA PRODUCTIONS公式YouTube)。英語版のTeaser Trailerも同じ日に公開されている。
舞台はサムが繋いだ後の北米、主人公は孤立した少女
舞台はゲームと同じ北米大陸で、時期は主人公のサムがカイラル通信で大陸を繋いだすぐ後。ゲームの物語をアニメにするのではなく、同じ世界・同じ時代を別の人物から描くオリジナルストーリーになる。あらすじの冒頭は次のとおり。
公式のあらすじより(一部)
「私のママは、クレーターになった」
死者の魂がこの世に座礁し、生者と繋がると大爆発を起こす現象――デス・ストランディング。少女は、爆発のせいで孤独になった。繋がりを拒絶し、運命に流されるがまま孤立する生き方を選んだ。
主人公はこの少女。キャッチコピーと合わせて読むと、母親を爆発、つまりクレーターに奪われた子だと分かる。ゲームでは「繋がること」がテーマの中心にあったけれど、この少女は繋がりを自分から断っている。そこから物語を始めるのは、なかなか攻めた選び方だと思うにゃ。

あらすじによると、サムが繋いだことで“アメリカ”はひとつに戻りかけたものの、その繋がりが新しい災いを呼ぶ。その中で、サムやブリッジズとは違うやり方で運命に抗う人物が3人出てくる。
- 世界の繋がりを未知の方法で取り戻そうとする老賢人
- 世界の破壊と闘争に囚われた女兵士
- 世界の不条理に怒りを燃やす少年
この人たちとの出会いが、世界との繋がりを拒んでいた少女を知らない場所へ連れ出していく、という流れになっている。名前はまだ誰ひとり発表されていない。
キービジュアルの背景には大きなクレーターが広がり、その手前に少女が立っている。グラデーションのかかったスーツを着て、バイク型の乗り物に寄りかかっている。隣には、赤いひとつ目のセンサーを持ち、ブーツを履いた二本脚の機械がいる。この機械が何なのか、旅でどんな役割を持つのかはまだ明かされていないにゃ。
脚本は冲方丁、キャラデザは小磯沙矢香が担う

キービジュアルの下には、ここまでに決まったスタッフが並んでいる。
- 原作: 『DEATH STRANDING』
- エグゼクティブプロデューサー: 小島秀夫
- 監督: 佐野誉幸
- シリーズ構成・脚本: 冲方丁
- キャラクターデザイン原案: イリヤ・クブシノブ
- キャラクターデザイン: 小磯沙矢香
- カラースクリプト・美術監督: ルガル・ヤン
- 色彩設計: 忽那亜実
- CG統括: 菅友彦
- 撮影監督: 李周美
- 編集: 柳圭介, ACE
- 音響監督: 阿部秀平
- アニメーション制作: E&H production
- 製作: KOJIMA PRODUCTIONS
発表のときから決まっていたのは、小島秀夫さん(エグゼクティブプロデューサー)、佐野誉幸さん(監督)、イリヤ・クブシノブさん(キャラクター原案)、そしてE&H production。今回の情報で新しく加わったのは、脚本の冲方丁さんをはじめとする各セクションの担当者になる。
E&H productionは『NINJA KAMUI』『BULLET/BULLET』、TVアニメ『魔法騎士レイアース』などを手がけてきたスタジオで、本作も手描きのアニメーションで作られている。佐野監督とE&H productionの組み合わせは、コジマプロダクションのアニメーションプロジェクトのページにも載っている。
『DEATH STRANDING』のアニメ化はこれだけではない。長編アニメーション映画『DEATH STRANDING MOSQUITO』も別に進んでいて、こちらは監督もスタジオも違う、まったく別の企画にゃ。
配信は2027年と決まっていて、月日はまだ発表されていない。まずは、クレーターを見下ろす少女の顔と、たった一行のキャッチコピーが出そろったところだ。
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