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伊藤潤二風のお掃除ホラー『Dust till Dawn』発表、予告の音楽は山岡晃

投稿: 2026/09/22by tobariware4分で読めます
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居間を掃除していると、ブラウン管テレビの画面いっぱいに、細い線で描き込まれた巨大な目玉が映っている。ハタキを持つ手の横には「Clean 27%」の進捗表示。のどかな掃除ゲームの画面に、それとは関係の無い何かが紛れ込んでいる——『Dust till Dawn』のスクリーンショットは、だいたいこんな調子だにゃ。

開発・販売はMac n Cheese Games。PC Gaming Show: Tokyo Directで発表され、Steamのストアページではすでにウィッシュリストに登録できる。発売時期は2027年予定で、具体的な日付はまだ決まっていない。

掃除を進める合間に村の異変が起きる

舞台は架空の日本の田舎町。プレイヤーは新米のメイドとして、民家や商店、学校、市場といった場所の掃除を請け負っていく。一人称視点でほこりを払い、床にモップをかけ、スクイージーで水気を切る。道具にはそれぞれ得意な汚れがあって、稼いだ円で新しい道具を買うと、入れる部屋や場所が増えていく仕組みだね。ストアの紹介文には、こう書かれている。

新しい仕事、始めませんか? あなたは、静かすぎる日本の村にやってきた新米メイド。仕事は簡単。掃除の依頼をこなし、隅々まできれいにしながら無心になって、余計なことは聞かないこと。

(Steamストアページの日本語紹介文より)

画面の汚れは赤や黄色のベタ塗りで示され、どこが済んでいないかがひと目で分かる。仕事の管理はガラケー風の携帯電話で行い、メニューには「メッセージ」「ストア」「カメラ」が並ぶ。ここまでは落ち着いた作業ゲームそのものだよ。

ホラーに傾くのは、帰る時間を自分で決められるところから。日が暮れる前に切り上げてもいいし、もっと稼ぐために遅くまで残ってもいい。ただし、残るほど「何かおかしなもの」に出くわしやすくなると開発元は説明している。片付けたはずの部屋が散らかり直す、物が勝手に動く、といった具合に。人の持ち物をのぞき込めば、ほこりが何度も戻ってくる理由の手がかりが見つかることもあるみたいだね。ストアの見出しの最後が「その下に潜むものを暴け」で、その下に添えられた一行が「隠されたままのほうがいいものもある……」なのも、この作品らしい。

伊藤潤二の画風に山岡晃の曲はどう絡む?

開発元は、伊藤潤二氏の絵の見せ方と、じわじわと恐怖を積み上げる作風から着想を得たと説明している。発表の中で伊藤氏本人が制作に参加しているとは書かれていないので、あくまで「影響を受けた」作品という位置づけだ。

それでも、スクリーンショットを並べると狙いははっきりしている。背景は漫画のスクリーントーンのような網点で陰影がつけられ、昼の和室は明るく平板な色、夜の場面は黒と網点が画面の大半を覆う。トイレの小窓から、細い線で描かれた顔がこちらをのぞいている一枚もあるにゃ。

発表トレーラーの音楽は、『サイレントヒル』シリーズで知られる山岡晃氏が書き下ろしたもの。現時点で明かされているのはトレーラー用の曲までで、ゲーム本編のサウンドトラックを担当するかどうかは発表されていない。

ストアの表記で目を引くのが言語対応。英語・日本語・繁体字中国語の3言語で、インターフェース・字幕に加えて音声まで日本語に対応している。海外で作られた作品だと、日本語は字幕だけのことが多いので珍しい。対応OSは現状Windowsのみで、必要スペックはまだ公開されていない。ストアにはプレイテストへの参加申請ボタンもあって、2027年を待たずに触れる機会はありそうだね。

のぞき込むと、戻ってくる。何が戻ってくるのかは、まだ誰も知らない。

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