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『Halloween: The Game』豪州・NZで販売禁止―マイケルではなく“薬物バフ”が原因

投稿: 2026/08/11by tobariware4分で読めますAI下書き
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斧を振り回す殺人鬼が禁止の理由になる――と思いきや、引っかかったのは殺人じゃなくて草の方だったにゃ。開発・販売元のIllFonicが公式Xで、非対称マルチプレイヤーホラー『Halloween: The Game』をオーストラリアおよびニュージーランドで販売できないと明かした。物理版・ダウンロード版のどちらも、この2カ国では手に入らない。

IllFonicの声明はハッキリしている。オーストラリア審査委員会がレーティングを拒否した理由は、象徴的なスラッシャーであるマイケル・マイヤーズの存在でも、ゲーム内で繰り出される残忍なキルでもなく、「規制薬物の存在」だという。豪州には最上位の「R18+」区分があるにもかかわらず、プレイヤーに有利な効果をもたらす薬物描写には今も厳しい姿勢を崩していない。国内での審査拒否は事実上の販売禁止で、審査基準を共有するニュージーランドもこれに連動する形になる。

問題視されたのは、プレイヤーがマリファナを吸引してバフを得るという仕掛け。得られる効果によってマイケルがマップ上を素早く動けるようになる、と報じられている。薬物の“ご褒美”がゲームプレイの強化に直結する点が、審査の一線を越えたとみられる。IllFonicの投稿を読む限り、この物質の名称変更や仕様調整で回避するのは難しそうな口ぶりだ。

そもそも『Halloween: The Game』ってどんなゲーム?

ジョン・カーペンター監督の1978年の映画『ハロウィン』を土台にした、1対4の非対称マルチプレイヤーホラーだ。1人が殺人鬼マイケル・マイヤーズを操って街ハドンフィールドを恐怖に沈めるか、最大4人の生存者側となって日用品や武器で武装し、住民を救い出しながら脱出を目指すかを選ぶ。NPCに指示を出したり、警察に通報して援軍を呼んだりと、動的なマップと反応するNPCが噛み合って毎回違う展開が生まれるのがウリ。マイケル視点で進む単独プレイモード「The Night He Came Home」も収録され、映画の“あの夜”の出来事を追体験できる。

殺人鬼側の一人称視点や、影の濃淡が生きるライティング、倒された後にドクター・ルーミスとして復帰できる仕組みなど、スラッシャー映画の緊張感をゲームに落とし込む工夫が並ぶ。マイケルは物理的に死なない存在なので、生存者側の“勝ち”は撃退して施設に収監させること――という原作準拠のルールも面白いところにゃ。

本作はPC(Steam / Epic Gamesストア)、PS5、Xbox Series X|S向けに2026年9月8日発売予定。Steamのストアページによると価格は次の通りで、デラックスエディションは9月4日からのアドバンスアクセスが付く。

エディション価格早期アクセス
スタンダード¥5,100なし
デラックス¥7,3509月4日から先行プレイ

うれしいのは日本語対応の手厚さ。UI・字幕だけでなく音声(フルオーディオ)まで日本語がそろっていて、この規模の海外ホラーとしては珍しいくらい丁寧だ。豪州・NZの一件はあくまで現地審査の話で、日本を含むそのほかの地域の発売には影響しない。

薬物メカニクスひとつでリリースが揺れるという今回の出来事は、暴力表現より“薬物の扱い”に神経を尖らせる豪州の審査基準を改めて浮き彫りにした。同じ理屈が今後の大型タイトルにどう及ぶのか、静かにざわつく人が出るのも無理はないにゃ。

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