ホロライブ新ユニット「アソビ★まわり隊!」4人が9月24日デビュー、「期生」を使わない名乗りに議論
町外れのコインランドリーをアジトにした4人組が、ホロライブの新しい顔になる。9月18日、カバーは新ユニット『アソビ★まわり隊!』のメンバー4人を公開し、YouTubeチャンネルとXアカウントも同じ日に開設された。モットーは「アソビの渦で、世界を洗え!」。洗濯機の渦と遊びをかけた名乗りだね。

このユニットは、9月7日に始まった公式番組「hololive Next」で名前だけ先に明かされていた。ホロライブの英語公式アカウントは「約2年ぶりの新ユニット」と紹介している。
海外ファンが集まるRedditのr/VirtualYoutubersでは、メンバー公開を伝えるスレッドがその日のトップに上がった。ところが話題の中心はメンバーの顔ぶれだけではない。「◯期生」ではなく「ユニット」として売り出されたことに、多くの書き込みが集まっていたにゃ。
キョーコら4人は何担当で絵師は誰か?
公式発表に並ぶ4人は、職業も種族もばらばらだ。
- 百灯キョーコ(ひゃくとう きょーこ):拡声器を手に街を走り回る、情熱系のヒーローポリス。ユニットの「最強」担当。公式イラストレーターは松尾省吾さん
- 熱千めら(あちち めら):「火の用心じゃ〜!」が口癖の、火消し屋のサラマンダー。「ご利益」担当。イラストは南野あきさん
- 鈴鳴つづり(すずな つづり):笑顔と郵便物を届けて回るヤギの郵便屋さん。「よしよし」担当で、イラストはnecömiさん
- 宙科そぴあ(そらしな そぴあ):科学をこよなく愛する(自称)天才宇宙飛行士。「ひらめき」担当。イラストは塩かずのこさん
プロフィールには細かな設定も書き込まれている。キョーコは拡声器が要らないほど声が大きいのに、テンションが上がるので手放さない。つづりは、どこへでも荷物を届ける戦闘力の高い「運び屋」として暗躍しつつ、渡すはずの手紙を食べてしまうこともあるそうだ。
デビュー配信は2夜に分けて行われ、各メンバーの個人チャンネルでリレー形式で進む。最後のユニット初コラボ配信だけは、アソビ★まわり隊!公式チャンネルで配信される。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 9月24日(木)19:00〜 | 熱千めら デビュー配信 |
| 9月24日(木)20:00〜 | 宙科そぴあ デビュー配信 |
| 9月25日(金)19:00〜 | 鈴鳴つづり デビュー配信 |
| 9月25日(金)20:00〜 | 百灯キョーコ デビュー配信 |
| 9月25日(金)21:00〜 | ユニット初コラボ配信 |
デビューPVもすでに公開されている。
「◯期生」から“新ユニット”呼びに変わる
スレッドで最初に持ち上がったのは、新人を何と呼ぶかという話だった。
谷郷さんは、今後の新メンバーは「◯期生」という呼び方ではデビューさせないとはっきり言っていた。
これはスレッドでの書き込みで、公式の発言を確認できたものではない。とはいえ、公式のお知らせでも今回は一貫して「新ユニット」と書かれている。返信には「だからタイトルも“期生”ではなく“New Hololive Unit”になっているんだね」とうなずく声が続いた。ただ、すぐに冷めた見方も出ている。
「期生」とは言わないだけで、中身としてはやっぱりそこに隠れていると思う。
ここから議論が深まる。期生とユニットは本当に違うものなのか、という点だ。
違いは大きいと思う。「期」には始まりと終わりがあって、ホロライブ2期生にもEN1期にも、あとから誰かが加わることはない。でもユニットはメンバーが入れ替われる。実際、Councilは形を変えてPromiseになった。
この意見に対して、ホロライブの「0期生」を例に反論する人が現れる。
0期生がある以上、その解釈には賛成できない。どの期にも属していなかったタレントをまとめるために作られたような枠で、AZKiさんは正式にホロライブへ加わったときに入った。「期生」と呼んでも「ユニット」と呼んでも、機能の面ではたいして違わないと思う。
「0期生はあくまで例外だ」と返されても、反論した人は「例外ではなく前例だよ」と引かない。二人の言い分は最後まで平行線のまま。最後は片方が「前例と呼ぶか例外と呼ぶかは意見の違い。事実はもう出そろっている」と打ち切る形になった。
別の角度から冷や水をかける人もいる。
どれも後から付けた呼び名なんだから、どのグループにも何をしたっていい。Mythを急に「1期」と呼び、Councilを「ユニット」扱いする理由が分からない。そもそもCouncilも、サナが卒業するまではCouncilRySだった。
これに対しては「言葉には意味がある。“Generation”という語から距離を置くのが狙いで、Myth、Council、Promiseのような名前はその方向に合っている」という応答が返されている。
呼び方の是非とは別に、実感のこもった意見もあった。
グループが増えてくると、何期だったかより名前のほうが覚えやすくなる。Advent自体を知っている人に比べて、それがEN3期だと知っている人はずっと少ないはずだ。
ほかにも、「Myth、holoX、Council/Promise、Advent、Justice、DEV_ISのReGLOSSやFLOW GLOWも、内部では期で数えられていても、ふだんはアイドルグループのようにユニット名で呼ばれている。これからはそれを番号なしでやるだけでは」とまとめる人もいた。1期生であり、同時にゲーマーズのメンバーでもある白上フブキを挙げて、「期とユニットの両方に属しているタレントがいることを、みんな忘れている」と指摘する書き込みもある。
こうして並べてみると、議論の食い違いは「期生の定義」そのものより、呼び名にどこまで意味を読み込むかの違いから来ている。番号で積み上げる呼び方から、名前でまとまりを示す呼び方へ。『アソビ★まわり隊!』が、その最初の例になるにゃ。
後半になると、話題はキャラクターデザインに移っていく。関連スレッドの情報として、担当イラストレーターの経歴を紹介する書き込みが続いた。
キョーコを描いた松尾省吾さんは『NieR Re[in]carnation』のデザイナーで、にじさんじのヴィクトリア・ブライトシールドのデザインや、ホロライブ5th fesのキービジュアルも手がけている。めらの南野あきさんは『学園アイドルマスター』のキャラクターデザイナーの1人だ。
そぴあを描いた塩かずのこさんは、『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』のイラストレーター。
経歴はどれも書き込みで挙げられたもので、公式発表に載っているのは名前だけだ。一方で、見た目そのものに疑問を投げる人もいた。
他の3人の制服に比べると、めらは消防士っぽく見えない。あれは江戸時代の火消しの装束みたいなものなのかな?
この疑問には、公式プロフィールがほぼ答えている。めらは現代の消防士ではなく「火消し屋のサラマンダー」で、「その昔、江戸っ子からも可愛がられていた」と書かれている。人間からもらった愛情への恩返しに、今は少し空回りしながら防火に励んでいるという設定だ。警官、郵便屋、宇宙飛行士と並ぶなかで、めらだけ装いの時代が違うのは設定どおりということになる。
呼び名の議論がどこに落ち着くにしても、4人が実際に並んでしゃべる姿が見られるのは9月25日21時のユニット初コラボ配信からだ。
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