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「絶対に飽きないSteamゲーム」議論、『RimWorld』1,500時間の声と『SHOGUN 2』新版の報せ

投稿: 2026/09/18by tobariware8分で読めます
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「Steamで、これだけは絶対に飽きないというゲームは何? そして、それはなぜ?」。Reddit の r/Steam に投げられたのは、たったこれだけの質問だった。

名作の羅列が並ぶだけで終わりそうな問いなのに、実際に伸びたのはもっと雑多な答えの応酬だった。まず、ゲームですらない返信が上の方に居座っている。

Steamストア。自分がまさにそれ。

コレクションは増やさねばならない。

遊ぶより買うほうが習慣になっている人の自己申告にゃ。ここで笑いが取れるあたり、「飽きない」の定義がそもそも人によってバラバラだということが最初から見えている。ある人にとっては何百時間も同じ画面を見続けられることで、ある人にとってはライブラリを眺めている時間そのものだったりする。

『RimWorld』に集まった「2回同じ展開にならない」の声

そのうえで、実際のタイトルとしていちばん厚く票が積み上がったのが『RimWorld』だった。

RimWorld。1回ごとの展開に何か魔法みたいなものがあって、本当に幅が広い。まったく同じ遊び方をしても「2回として同じ道筋にならない」という感覚があるのは、自分にはこのゲームだけ。

この書き込みにぶら下がる形で、同意と補足が続いていく。

ギターの背景音楽がとにかく穏やかで、とんでもない所業に手を染めながら聴くのにちょうどいい。

これ。遊び方の可能性が無限にあるのが好き。

自分は1,500時間くらい。落ち着けるゲームなんだよね。

1回の拠点運営に30時間くらい平気で溶ける。そのあいだずっと「次はこういう変わったことをやろう」と考える余裕がある。終わりが来ない。火にかけた食べ物を焦がしたのも、後にも先にもこのゲームだけ。

Ludeon Studios の『RimWorld』は、AIが物語を作るコロニー運営シミュレーターとして2018年10月17日にSteamで正式リリースされた。通常価格は3,900円。挙がっている「同じ展開にならない」という言い方は気分の話ではなくて、ストーリーテラーと呼ばれる仕組みが、コロニーの状況を見ながら襲撃や病気や来訪者を投げ込んでくる設計そのものを指している。プレイヤーが同じ順番で同じ建物を建てても、投げ込まれる出来事のほうが変わる。

拡張も積み増されていて、直近の大型拡張『Odyssey』は2025年7月11日に配信された。重力船を組み立てて惑星を移動しながら暮らす、という遊び方が加わったもので、同じ日に配信された無料アップデート1.6のほうは拡張を持っていなくても適用される。1,500時間という数字が出てくる背景には、この「土台が増え続けている」事情もある。日本語はテキストに対応。

『SHOGUN 2』を挙げた人に「いい知らせがある」と返信が付いた

ひとこと「Total War Shogun 2」とだけ書いた人がいた。そこに、妙に含みのある返信が付く。

それなら、きみにいい知らせがある。

ショーグン3?

2の64bit化されたリマスターが27日後に出る。1440pと4KのUIスケーリング、操作まわりの刷新、日本語と中国語の音声とテキストを新規収録、新たに50以上の小勢力がプレイアブル、Mod.ioを使ったゲーム内Mod対応、64bit化、ほかにもいろいろ。

質問スレッドがそのまま新製品の告知板になった格好だね。返信が指しているのは『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』で、Creative Assembly が公式のFAQで内容を出している。

元になった『Total War: SHOGUN 2』は2011年の作品。戦国時代の日本を舞台に、大地図での内政・外交と、数千人規模の兵がぶつかる実時間の合戦を行き来する構成で、シリーズの中でも「まとまりがいい一本」として名前が挙がり続けてきた。15年前のタイトルが議論の中で現役として出てくること自体が、この質問の趣旨に合っている。

盛り上がったのは、収録される新しい音声のほうだった。

すごい知らせだ。ただ、昔のボイスをそのまま使う選択肢も残してほしい。あれが本当に好きだったんだ。「SHAMEFUL DISPLAY!」

あれはもう、ネット文化のミームとして永久に生き残ってるからね。

英語版で敵将が吐き捨てる台詞の言い回しが長年ネタとして愛されていて、続く書き込みでもその発音をなぞった一文が投げられていた。新収録の日本語・中国語音声が入ることと、慣れ親しんだ英語音声が消えることは別の話で、Steamの言語表記では英語にも音声対応の印が付いたままになっている。

日本語音声が初めて付く新版、配信は10月14日午前0時

Complete Edition の配信は10月14日午前0時(=10月13日の深夜)。価格は39.99ドル(34.99ポンド/39.99ユーロ)で、Steam・Epic Games Store・Microsoft Store・GOG が対象になる。

中身は本編と関連DLCをまとめたもので、『Rise of the Samurai』と『Fall of the Samurai』も含まれる。Blood Pack は対象外。加えて、照明・影・テクスチャの更新、1440pと4KへのUIスケーリング、操作系の現代化、50以上の小勢力の追加、Mod.io を使ったゲーム内Mod管理、そして64bit化が入る。

日本語は今回が初対応で、テキストだけでなく音声まで用意される。海外の旧作リマスターでは字幕とUIだけ日本語化されて音声は原語のまま、という形が多いので、ここは分けて見ておきたいところ。

既存の『Total War: SHOGUN 2』所有者には75%オフの移行割引が用意されている。期間は配信と同じ10月14日午前0時から11月13日午前1時まで。もう何百時間も遊んでいる人ほど対象になりやすい割引だね。

『Warframe』は「復帰したら画面が読めなくなっていた」

三つ目に名前が出たのが『Warframe』。ただ、ここでの流れは前の2本とは色が違った。ひとこと「Warframe」と書かれた投稿に付いたのは、賛辞ではなく戸惑いの報告だった。

何年か離れていたあとで、また触ってみたんだ。あのゲーム、新規にはまるで優しくない。いろんな画面がごちゃごちゃに絡まっていて、混乱させられる。長く続けている人は楽しんでいるんだろうけどね。

Digital Extremes の『Warframe』がSteamで配信を始めたのは2013年3月25日。基本プレイ無料で、13年ぶんの拡張と武器と仕組みがそのまま積み上がっている。「飽きない」の理由になっているコンテンツ量が、そのまま入口の分厚さにもなっているわけで、最初の質問に対する答えとしては、賛辞と苦情が同じ根っこから生えている形になる。日本語はテキストのみの対応で、音声は英語。

積み増しは今も止まっていない。無料アップデート「Iceblade of Narin」が9月23日に全プラットフォームへ配信される予定で、66体目のウォーフレームとなる氷属性のNarin、最大6人で挑む新モード「Glacial Defiance」、新たな交流拠点「Yuvan Peak」が追加される(公式サイト)。混乱した復帰勢が戻ってきたとき、覚えるものはまた少し増えている。

ちなみにこの質問スレッド自体は、板の「よくある話題」の規定に触れて途中で取り下げられている。残ったのは、1,500時間ぶんの「落ち着く」と、27日後を指折り数えていた人と、久しぶりに開いたら画面の読み方を忘れていた人の書き込みだった。飽きないゲームの話は、結局のところ人の話になる。

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