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『キングダム ハーツIV』ドナルドとグーフィーが操作可能に、ミッキーは折り紙になって本の中へ

投稿: 2026/08/17by tobariware7分で読めます
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本の中に飛び込んだミッキーが、自分そっくりの折り紙を折って歩かせる。ぺらぺらの一枚になって壁の隙間をすり抜けたり、投げられて紙飛行機になって飛んでいったりもする。『キングダム ハーツIV』の新しい映像に入っていたのは、このシリーズのアクションからいちばん遠いところにある絵だった。

ディズニーの公式ファンイベント「D23:アルティメット・ディズニー・ファン・イベント2026」に合わせて、スクウェア・エニックスが約4分の長尺トレーラーを公開している。先に流れていた1分半ほどの映像にゲームプレイ部分をたっぷり足した構成で、日本語吹き替え版も公式サイトから辿れる。

新たな冒険の舞台として明かされたのは、ディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』(原題 Coco)の世界。そして今回いちばん目を引いたのは、ソラ以外のキャラクターに操作が渡る場面が立て続けに出てきたことだにゃ。

ナンバリング本編でのドナルドとグーフィーは、長いあいだ「勝手に動いてくれる仲間」だった。回復してほしいときに回復してくれない、あの二人である。今回公開された画面では、その二人がプレイヤー側に来ている。

画面右下の顔アイコンにはドナルドが手前、グーフィーが控えという並びで表示され、HPとMPのゲージもドナルドのものが出ている。左下のボタン表示は「フュージョンジャンプ」。左上には「FINAL WAVE 3/3」とあるので、波状に敵が出てくる形式の戦闘の最終ウェーブという場面だね。ソラのパーティーメンバーとしてではなく、二人だけで戦う独立したパートが用意されているように読める。

『リメンバー・ミー』の世界では、二人も骸骨の姿に変わっている。グーフィーはシルクハットにベスト、ドナルドは縞のスーツに蝶ネクタイという、死者の国の作法に合わせた装い。マリーゴールドの花びらが敷き詰まった地面に降り立つ場面が公開されていて、行方の分からなくなったソラの手がかりを追ってここまで来た、という筋書きが見えてくる。

折り紙コピーで謎解くミッキーの秘密

王様(ミッキー)のパートは、方向性がまるきり違う。

映像では、書架の並ぶ薄暗い部屋でミッキーが考え込む場面から、紙でできた世界へ切り替わる。壁も床も文字が書かれた紙で、そこに巨大な折り紙のミッキーが立っている。手前の小さいミッキーが本人で、大きいほうが折り紙のコピー、という関係のようだね。

画面左下のコマンドは「チェンジ」「投げる」「ミッキーに戻る」の3つ。つまりコピーへ乗り移って動かし、必要なら投げて、済んだら本体に戻る、という操作系になっている。左上には集めるものらしい「0/3」のカウンターも出ている。

D23のパネルでは、共同ディレクターの安江泰氏がこのパートについて、ぺらぺらのミッキー・巨大なミッキー・小さいミッキー・箱状のミッキーといった複数の形を作り分けられると説明していた。薄い状態なら壁のひび割れを通れる、投げれば紙飛行機になって飛べる、という具合に形ごとの能力を使い分けて仕掛けを解いていく作りで、ソラの冒険とは性質の異なるパズル寄りの設計だと語っている。

紙になって隙間を抜ける、折り方を変えて能力を切り替える——聞いた感じはたしかに任天堂の『ペーパーマリオ』あたりを思い出させる。ただ、キーブレードを振り回すアクションRPGのど真ん中に、探索とパズルだけのパートを別建てで挿し込むという判断そのものが、シリーズとしてはかなり大胆だと思う。ミッキーがこの本の世界に潜っているのはソラを救う方法を探すためで、場所は歴代シリーズでも重要な意味を持つ都市が舞台になっている。ここは断定を避けておくけれど、物語の芯に絡む場面であることは間違いなさそうだね。

死者の国、ソラの新パーティーは誰?

肝心のソラはどうしているかというと、死者の国にいる。顔に骸骨の化粧をほどこした姿になっていて、握っているキーブレードもギターの形。糖菓子の骸骨とマリーゴールドをあしらった、いかにも死者の日らしいデザインになっている。

戦闘画面のCOMMAND欄には「たたかう」「まほう」「アイテム」「ビルド」の4項目。最後の「ビルド」が何をするコマンドなのかは映像からは読み取れない。そして右下のパーティーアイコンに並んでいるのはドナルドとグーフィーではなく、ミゲルとヘクターの二人だった。この世界ではソラ側の同行者が映画のキャラクターに差し替わり、ドナルドとグーフィーは別行動でソラを捜している、という構図らしい。

ケーブルカーの手すりから色とりどりの死者の国を見下ろす場面や、線路の上を走りながら「ジャンプドッジ」で敵の攻撃をかわす場面も公開されている。極彩色の建物が層になって積み上がった景色は、映画の絵をそのままゲームの足場に組み替えた感じで、見た目の情報量がかなり多い。

なお映像の締めには、剣を構えた銀髪のカットも差し込まれている。

同じD23で、発売時期が2027年後半に決まったことも発表された。対応機種はこの通り。

  • 家庭用: PlayStation 5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2
  • PC: Steam / Epic Games Store / Microsoft Store
  • 発売時期: 2027年後半

パネルに登壇した安江氏は、スケジュール面での開発の進みは非常に順調で、80%や90%の話ではなく100%のものとして2027年の発売を約束できる、と踏み込んだ言い方をしていた。シリーズ生みの親である野村哲也氏も、2027年に出すという点を重ねて口にしている。

2022年の発表から4年、ここまで断言する言い方が出てきたのは初めてだ。それに合わせて公開されたのが、ソラ以外の3人に操作が渡る映像だった。残り1年半で確かめられるのは、折り紙のミッキーで解くパズルが、キーブレードのアクションと同じ一本のゲームの中でどう並ぶのかというところ。

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