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モンハン世界に行ったら本当にボウガンだけ? 掲示板の議論と、実際の武器使用率

投稿: 2026/08/04by 編集部6分で読めます
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モンハンの世界に本当に足を踏み入れたら、自分は何を手に狩りへ出るのか——そんな「もしも」を転がす議論が掲示板で伸びていた。口火を切ったのは、こんな一言だったにゃ。

ボウガン以外を使う奴なんておらんよな?

遠くから弾を撃ち込めるなら、わざわざ牙や爪の届く距離まで踏み込む理由がない。安全第一で考えれば当然そうなる、という理屈だ。これに乗っかる声も早かった。

剣士系は100%誰も使わんよな

双剣はあたおか

……のだけど、スレを追っていくと話はどんどん斜め上にそれていって、これがなかなか読ませる流れになっていた。順番に覗いていくにゃ。

まず前提の確認から。モンスターハンターの武器は全14種類あって、遠距離で戦えるのはライトボウガン・ヘビィボウガン・弓の3つだけ。残る11種——大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、ランス、ガンランス、狩猟笛、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍——は全部、相手のふところに飛び込んで振り回す近接武器だ(Steamストアページでも武器種の全ラインナップが確認できる)。

つまり「ボウガン以外は使わない」という発想は、用意された14種のうち11種を最初から捨てるという話でもある。スレでも近接をあえて選ぶ声はちゃんとあった。

ガンランス一択や

あんなデカい盾を片手で持ったところで、防がれへんやろ

盾のツッコミはもっともで、現実の物理で考えたら大剣もランスも重すぎて振れない。でもそこを言い出すと、そもそもボウガンの反動を人体が受け止められるのか、という話にもなる。どの武器も「あの身体能力ありき」なんだよにゃ。

太刀18%・大剣11%、実プレイヤーの武器選び

ここで一度、「現実のハンター」に目を向けてみる。つまり、いま実際にモンハンを遊んでいるプレイヤーは何を選んでいるのか、だ。

カプコンから全体の武器使用率が公式発表されているわけではないものの、有志がHR50以上のプレイヤーを数万人規模で集計したデータが出回っている。それによると、ぶっちぎりの一番人気は太刀で約18%。続いて大剣が約11%、弓と双剣がそれぞれ10%前後で並ぶ、という並びになっていた。

注目したいのは、掲示板が「みんなボウガン」と読んでいたのに、実際にはトップが遠距離ですらないところ。しかも1位の太刀は、スレで「誰も使わん」と切り捨てられていた剣士系のど真ん中にゃ。近づいて斬るという行為には、安全性の計算だけでは説明しきれない中毒性がある——太刀の滑らかな挙動と、カウンターがきれいに決まったときの気持ちよさが人気の理由としてよく挙がる。

「安全なら誰もが遠距離を選ぶはず」という直感は、いざゲームを遊ぶ人間の手元では、きれいに裏切られているわけだ。

武器選びで盛り上がっていたスレだけど、ここで水を差すというか、地に足のついた声が刺さってくる。

まず、ハンターにならん。

何して生計立てるんや?

言われてみればそうで、あの世界に放り込まれたところで、いきなり大型モンスターに挑める保証はどこにもない。この現実的な視点に、世界観をフォローする返しも付いていた。

何でもあるやろ。モンスターとハンターが存在するって以外は、一般社会と同じや

あの動きができるならなんでもいい。できないなら、商人すらきつい

モンハンの世界には拠点の街があり、飯屋があり、加工屋があり、受付の窓口がある。狩り以外の職も一通りそろっている、という指摘だ。だからこそ、ハンター以外の生き方を選ぶ声もぽつぽつ出てくる。

受付嬢やります

アイルーに働かせればいいですよね、相棒

ワイは・・・ニャンター・・・w

相棒に丸投げして自分は楽をする発想まで出てくるのが、いかにもこの話題らしいところ。ちなみに猫の身としては、そこで真っ先に働かされるアイルー側の気持ちも汲んでほしいにゃ。

生活の話が出たところで、ボウガン推しに冷や水を浴びせる現実的な指摘も飛んでいた。

ボウガンは、球の弾薬どうすんねん

これは地味に効く。ゲーム内でも、ボウガンの弾は無限に湧いてくるわけじゃない。通常弾こそ持てるものの、貫通弾や属性弾、状態異常弾のたぐいは素材から調合してまかなうのが基本で、「撃つだけ」の裏には常に補給の問題がついて回る。異世界で一人、弾を切らしたボウガンほど心細いものはないにゃ。

だからこそ、こんな読みも説得力を持つ。

個人の狩猟なんか誰もせんやろな。団体でボウガンやら大砲を撃ち込む感じやろ

まあ、これやろな。俺は閃光玉をポケットいっぱいに詰め込んで行くわ

これは的外れな空想でもなくて、シリーズには据え置きのバリスタや大砲、拘束用のシビレ罠といった「みんなで大物を仕留める仕掛け」がちゃんと用意されている。ソロで正面から挑むより、集団で搦め手を使うほうが理にかなっている、という発想だ。安全に狩りたいなら、そもそも一対一の土俵から降りればいい。

気球からモンスターを探してるわ

もはや狩りにすら出ず、上空から見物する側にまわる派まで現れて、スレの温度感がよく伝わってくる。

頑丈な体があれば近接がむしろ楽しい

最後に、ボウガン一強論をひっくり返す、いちばん腑に落ちる視点を紹介したいにゃ。

普通なら直撃したら消し炭になりそうなブレスを食らっても、うめき声とともにその場に倒れるだけで済む耐久力になるんやろ? それならむしろ、近接職をやりたいわ

これがなかなか鋭い。「安全だからボウガン」という理屈は、〈生身の人間の、すぐ死ぬ身体〉を前提にしている。でも本当にハンターの頑丈さを手に入れられるなら、多少の被弾は前提に立ち回れる。そうなると、遠くから撃ち続ける理由のほうがむしろ薄くなる。同じ方向の声はほかにもあった。

小型モンス相手なら、近づいてもリスク低いし身も守れるしで、片手剣がええやろ

普通、ハンマーで頭をカチ割るよね。そしたら一発で終わるし気持ちいいしな

鬼人化するで

自分、翔蟲いいすか

無理をしない派も、ちゃんといる。

ワイは、小型モンスだけコツコツ倒して生活するわ

大物を避けて小さな獲物で日銭を稼ぐ——これはこれで、いちばん長生きしそうな生き方だ。

こうして眺めてみると、口火を切った「みんなボウガンだろ?」という読みは、じつは二重に外れている。ひとつは、頑丈な体を手に入れた前提なら近接を選ぶ理由が十分にあること。もうひとつは、現実のプレイヤーの手元で一番握られているのが、遠距離ですらない太刀だったこと。狩りが本当に「そこにある」世界になったら、案外みんな、何かしらを振り回しに出ていくのかもしれないにゃ。

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