『トータルウォー:ショーグン2』完全版が10月14日発売 ― 日本語音声に対応、選べる勢力は50以上追加
Steamの『Total War: SHOGUN 2』のストアページには、対応言語が8つ並んでいる。英語、チェコ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語。日本語は、テキストにも音声にも入っていない。舞台は戦国時代の日本で、動かすのは織田や武田や島津の軍勢——それなのに、日本語だけがずっと蚊帳の外だったにゃ。
9月16日、セガが『トータルウォー:ショーグン2 コンプリートエディション』を発表した。発売は10月14日午前0時(=10月13日の深夜)、価格は5,990円(税込)。オリジナルを刷新したうえで、これまでに配信された全DLCをひとまとめにした決定版という位置づけだね。
公式が最初に掲げているのが「日本語および中国語のフルボイス(音声)と完全テキストローカライズ」(公式サイト)。UIと字幕だけ日本語にして音声は英語のまま、という作りではなく、喋る言葉そのものが日本語になる。
対応言語は8から15に増える。このうち音声まで用意されるのは、日本語と中国語(簡体字・繁体字)、それに従来からの英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語。韓国語やトルコ語、ポルトガル語(ブラジル)、ラテンアメリカ向けスペイン語などはテキストのみの対応で、音声とテキストで届く範囲が違うところは分けて読みたい。
レーティングはCERO Z(18才以上のみ対象)。その一方で、オリジナル版向けに配信されていた流血表現の追加パック「Blood Pack」は、年齢レーティングの都合で今回のパッケージには含まれない(開発元のFAQ)。全部入りと言いつつ、ここだけは例外になる。


小勢力50家以上が大名として選べる
オリジナルの戦国キャンペーンで大名として選べたのは9家。織田や武田、島津といった名の通った家が並び、地図上のそれ以外の勢力はAIが動かす相手でしかなかった。コンプリートエディションでは、そこへ50以上のマイナー勢力がプレイ可能として加わる。小さな家を選んで、大大名に挟まれながら這い上がる遊び方が、Modなしで最初から成立するということになる。
収録されるのは本編と全DLC。1175年の源平合戦を描く追加キャンペーン「Rise of the Samurai」と、戊辰戦争を舞台にした「Fall of the Samurai」も、最初から入った状態で届く。弓と騎馬の時代から、アームストロング砲とガトリング銃が火を噴く時代まで、ひとつのパッケージに収まる格好だ。
手当ては絵づくりと足まわりにも入っている。ライティング・影・テクスチャの刷新、1440pと4Kに合わせたUIスケーリング、操作系の現代化、そして64bitへの移行。必要なストレージは70GBと案内されている。Modはmod.ioを使ったゲーム内機能へ切り替わり、オリジナル版向けのModは互換性が無い。15年ぶんの蓄積をそのまま持ち込めるわけではないのは、少し惜しいところ。
| 項目 | オリジナル版(Steam) | コンプリートエディション |
|---|---|---|
| 対応言語 | 8言語(日本語なし) | 15言語 |
| 日本語音声 | なし | あり |
| プレイ可能勢力 | 9家+DLCの追加分 | 50以上のマイナー勢力を追加 |
| 解像度まわり | — | 1440p/4KのUIスケーリング |
| アーキテクチャ | 32bit | 64bitへ移行 |
| Mod | Steam Workshop | mod.io(旧Modは非互換) |



9月29日、オリジナル版の販売終了
発売日より先に来る締め切りがある。9月29日午前1時をもって、オリジナルの『Total War: SHOGUN 2』はSteamでの単体販売を終える。すでに持っている人のライブラリから消えることはなく、これまで通り起動して遊べる。買える窓口が閉じる、という話だね。
その所有者には、まだ持っていないDLCが無料で付与される。さらに、コンプリートエディションを75%オフで買えるロイヤリティ割引が用意されていて、期間は10月14日午前0時から11月13日午前1時まで。5,990円の75%オフだから、単純計算でおよそ1,500円という水準になる。
逆方向の話もあって、Steamでコンプリートエディションを買うと、オリジナル版と関連DLC(Blood Packを除く)も一緒に付いてくる。刷新版で遊びつつ、昔のModを入れた旧版も手元に残る形だ。
配信はSteam、Epic Gamesストア、Microsoft Store、GOG。
オリジナルの発売日は2011年3月15日。日本語で喋りだすまでに、15年と7か月かかった計算になる。
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