PixMofu

『9 Kings』11月12日に正式版1.0へ、価格は1,980円のまま モバイル版は10月12日配信

投稿: 2026/09/17by tobariware4分で読めます
画像

タイトルに「9」と入っているのに、この作品には長いあいだ王が6人しかいなかった。1年前の話だ。

デッキを組んで王国を広げ、毎ターンの終わりに軍勢をぶつけ合うストラテジー『9 Kings(9 キングス)』が、2026年11月12日に早期アクセスを終えて正式版1.0になる。開発はSad Socket、販売はHooded HorseとSidekick Publishing。9月16日に公式のアナウンスが出て、9人目までの王が揃った状態で卒業する形が固まった。

早期アクセスは11月12日に卒業する

Steamの早期アクセス欄には、終了予定として「2026年11月12日」がすでに書き込まれている。気になる値段についても同じ欄に答えがあって、「早期アクセス期間中やフルバージョンがリリースされたあとでも価格を上げる予定はありません」とはっきり書かれている。つまり現在の1,980円が、正式版になってもそのまま。1年半かけて中身が倍以上に膨らんだ作品で据え置きというのは、なかなか思い切った判断だと思う。

配信先はSteam、GOG、Epic Games Store、Microsoft Storeの4つ。このうちMicrosoft Store版は2025年8月からPC Game Passの対象にもなっていて、Game Preview(=早期アクセス相当)の枠で遊べる状態が続いている。Steamには日本語対応の体験版もあるので、財布を開く前に手触りを確かめる道も残っている。

Steamのユーザーレビューは1万件を超えて92%が好評、直近30日でも88%。早期アクセスのまま評価を落とさずに走り切ったタイトルにゃ。

公式が並べた数字を見ると、この1年半で何が起きたのかがよく分かる。当初カードは81種類で出す予定だったものが、1.0では130種類以上。勅令は140種類以上で、うち30種類以上が新規のもの。これで各王がそれぞれ9種類の固有勅令を持ち、共通勅令とレインボー勅令の数も9の倍数に揃う。

そのほか特典が110種類以上、クエストが80種類以上、マルチプレイ用の装飾アイテムが140種類以上。どこを切っても9の倍数に寄せてくるあたり、設計の軸がぶれていない。

レインボー系の要素は1.0を待たずに増え続けていて、9月16日に配信されたパッチ#30の時点で27種類の固有レインボーカードと3種類のレインボー勅令が追加されている。効果音やアニメーション、動作の軽さ、細かな使い勝手の改善も正式版に向けて手が入る予定。

1.0で増えるモードが「ジョーカー」。自分で9枚のデッキを組み、ゲーム側のルールまで調整できるカスタムモードで、公式の説明でも「本物の王のように、自分でルールを決められる」と紹介されている。壊れたコンボを探すのが楽しい作りなので、そこに手綱を渡してくるモードというわけだ。

既存のシングルプレイ、マルチプレイ、クエストモードと合わせて、正式版は4モード構成になる。マルチプレイは世界中のプレイヤーが組み上げた王国とぶつかってランクを上げる非同期の対戦で、110種類以上ある特典にはこの対戦専用のものも混ざっている。数十段階の難易度が用意されたシングル、パズル寄りの課題が並ぶクエスト、対人、そして自由なジョーカー——遊び方の入口はかなり広くなった。

先に動くのはスマートフォンのほう。PlaydigiousからiOSAndroid版が10月12日に配信予定で、日本のApp Storeにも「2026年10月12日 リリース予定」と表示されている。

売り方はPC版と違う。ダウンロード自体は無料で、触ってみて気に入ったらアプリ内課金でフルゲームを解放する形。日本のApp Storeでの解放価格は1,500円と、PC版の1,980円より少しだけ安い。9人の王もクエストモードもマルチプレイも、この解放を済ませてから開く。

早期アクセスを始めた頃、玉座に座れる王は6人だけだった。残り3人が揃うのにかかったのが、そこからの1年半。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。