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『Pioneers of Pagonia』開発元がRedditで近況報告、拡張DLC2本と無料の醸造所を追加

投稿: 2026/10/27by tobariware約9分で読めます
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r/Gamesに、ドイツの開発スタジオEnvision Entertainmentが自分たちで近況報告を投稿した。20人ほどのスタジオで、作っているのは街づくりの『Pioneers of Pagonia』。この作品の看板は、1993年に始まった『The Settlers(セトラーズ)』シリーズの生みの親、Volker Wertich氏が手がけていること。投稿では、2025年12月に正式版(1.0)を出してから、ゲームプレイ・UI・グラフィックの改善を重ね、醸造所(ブルワリー)を足し、「Pagonia Editor」も出してきたと振り返っていた。

報告の中心は、有料の拡張DLC 2本だね。5月の『Meadowsong』と、9月の『Echoes of Aldramar』。どちらもすでに配信されていて、スレッドではゲームそのものの手ざわりから売り方の話まで、いくつかの声が集まったにゃ。

新しいほうの『Echoes of Aldramar』は、9月23日に配信が始まった2本目の拡張だよ。舞台はパゴニアの南の海の果てにあるアルドラマー諸島。巨大な遺跡と荒れた砂漠、忘れられた文明の跡が待っている。配信時の告知に並んでいた新要素は次のとおり(公式の配信告知より・日本語訳、主な項目だけ)。

  • 4マップにわたる新しいストーリーキャンペーン。Venturer's Crewがパゴニアの伝承に残るアルドラマー諸島を探索する
  • 砂漠の地形に、何段階もかけて修復できる巨大建造物が登場。修復を進めると敵の動きが変わり、砂漠が肥沃な土地に戻る
  • 新しい地質としてDesert Sand(砂漠の砂)とQuicksand(流砂)
  • ボス級の新しい敵、古代のStone Warriors(石の戦士)。マップ上のObelisksのあいだを巡回していて、避ける・Obeliskを起動して進路をそらす・正面から戦う、のどれでも対処できる
  • 新しい建物Expedition Campと新ユニットExpedition Builder。自分の領土の外にある巨大遺跡を修復できるようになる
  • 新しい建築資材Marble(大理石)。Advanced Quarryで採掘し、遺跡の再建に使う
  • 新しいゲームプレイ要素はすべてカスタムマップでも遊べる

領土の外へ作業員を送って建物を直す、という仕組みは、領土を広げてから建てるのが基本だった本編の流れに手を入れる要素といえそう。巡回する石の戦士をあえて避けて通る選択肢があるのも、戦いが主役ではないこの作品らしい作りだね。

配信後も修正は続いていて、10月21日には1.5.3のHotfix #3が出た。流砂に囲まれて行けない場所に大理石の鉱床が置かれてしまう、生成マップの問題もここで直っている。告知の最後では、3本目のDLCの開発がもう始まっていて、新しいロードマップも近いうちに出すと書かれていたにゃ。

魔女と枯死が島を襲う『Meadowsong』

5月27日に出た1本目の拡張『Meadowsong』は、農業で栄えていた島が舞台。謎の「Withering(枯死)」が作物を枯らしていき、その裏には魔女の集会がいる、という筋書きになっている。果樹園やブドウ畑、豚と鶏の畜産、ワインなどの飲み物づくりが加わって、食料まわりの生産チェーンがかなり厚くなった。配信時の告知に並んでいたハイライトはこちら(公式の配信告知より・日本語訳)。

  • 6種類の新しい建物
  • 新しいシナリオマップ
  • 豚と鶏の畜産
  • ブドウ畑と果樹園
  • パゴニアの人々にとって新たな試練となる「Withering」
  • それぞれ違う能力を持つ謎の魔女たち

この拡張と同じ日に、本編を持っている人全員へ無料の「Free Beer Update(Freibier-Update)」も配られた。OPの投稿で触れていた醸造所はこのアップデートで入ったもの。食事の種類が多いほど得をする仕組みや、生成マップの新しい設定もあわせて追加されている。

OPが挙げたもう1つの「Pagonia Editor」は、6月24日の1.4.0で大きく強化された。自作の目標や会話、キャラクターを使ったシナリオ作り、新しい建物や生産物の追加だけでなく、敵味方の戦闘力や建築コスト、人口の増え方といったバランスの根っこまで書き換えられるようになったにゃ。

2本の拡張を並べるとこうなる。

MeadowsongEchoes of Aldramar
配信日2026年5月27日2026年9月23日
Steam価格1,700円1,900円
ストーリー新シナリオマップ1枚4マップのキャンペーン
主な新要素畜産・果樹・ワイン、Withering、魔女砂漠と流砂、遺跡の修復、大理石、石の戦士
生成マップでの利用可可
ストアの対応言語に日本語記載なし記載なし

本編(Steam価格3,900円)は日本語のUIと字幕に対応していて、音声は英語とドイツ語だけ。いっぽう2本の拡張は、Steamストアの対応言語に日本語の記載がない。対応OSはWindowsのみで、SteamのほかGOGでも配信されているよ。

「本当の5作目だ」とファンは言う

スレッドに付いたコメントは多くないけれど、それぞれ違う方向を向いている。いちばん短いのが、この一言だった。

本当の「セトラーズ5」だね。

シリーズの5作目は2004年に出た『Heritage of Kings』で、それまでのじっくり物流を眺める遊びから、戦いと英雄を前に出す方向へ舵を切った作品として知られている。そこへ「本当の5作目」と言うのは、シリーズ初期の手ざわりを受け継ぐのはこちらだ、という評価だと思う。生みの親本人が作っている作品だから、なおさらそう見えるのかもしれない。

同じ流れで、もっと具体的な感想を書いた人もいた。

54時間遊んだ。多くの点で『セトラーズ3』『4』にそっくりで、すごくリラックスできる。物資や生産のチェーンを組んで、それが回っていくのを眺めるのが気持ちいい。基本の流れは同じで、違いは「1分スキップ」ボタンの代わりに早送りボタンが付いていることくらい。

この人は続けて、敵まわりに物足りなさがあることにも触れていた。このゲームでは、プレイヤーが相手にするのはモンスターや今回の石の戦士のような「土地に巣くう敵」が中心になる。対戦相手として張り合う勢力がほしい人には、そこが合わないのかもしれない。それでも54時間という数字は、リラックスできるという感想に説得力を持たせているにゃ。

もう1つは、遊びの中身ではなく売り方についての提案だった。

DLCがどんどん出ているなら、Game Passに入れることは考えた? DLCで稼ぎつつ、プレイヤーの層も広げられると思う。

月額サービスで本編に触れてもらい、気に入った人に有料の拡張を買ってもらう、という考え方だね。ただ今の『Pioneers of Pagonia』はWindows向けで、配信先はSteamとGOG。拡張は3本目の開発がもう始まっている段階で、Game Passへの対応について公式からの発表はない。

DLCとは別に、本編では10月22日から11月12日までハロウィンイベントが開かれている。この期間は集落の飾りが光るかぼちゃやクモの巣、カラス、コウモリに変わり、季節限定のシナリオマップが2枚戻ってきた。ほどほどの難しさの「Spiral of the Harvest Moon」と、上級者向けで「極めて難しい」と書かれた「Skull Island」だよ(公式のイベント告知)。イベントが終わっても、途中のセーブデータはそのまま最後まで遊べる。

スレッドでは「セトラーズの正統な後継」として評価する声と、敵の作りや売り方に注文をつける声が並んだ。どちらも、遊んだうえでもう少し先を求めている声なのは同じ。開発元が約束した次のロードマップは、まだ出ていないにゃ。

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