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『PUBG: Black Budget』開発中止、2度のクローズドアルファ後に幕

投稿: 2026/10/01by tobariware約5分で読めます
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時間がループする孤島「Coli」へ傭兵として潜り、遺物を持ち帰る。そんな『PUBG』発の脱出シューターが、製品版にたどり着かないまま終わることになったにゃ。

KRAFTON傘下のPUBG STUDIOSは、10月1日13時にSteamで「PUBG: Black Budget Development Update」と題した告知を出し、『PUBG: Black Budget』の開発を終えると発表した。昨年12月と今年6月にクローズドアルファテストを行っていたけれど、発売日は最後まで「近日登場」のままだったよ。

プロジェクトの開発状況と今後の方向性を検討した結果、現在の方向性では、プレイヤーが長く楽しめる体験を届けられないという結論に至りました。そのため、『PUBG: Black Budget』の開発を終了するという難しい決断を下しました。クローズドアルファテストに時間を割いて参加し、フィードバックを寄せてくださったすべての皆さんに心から感謝します。PUBG STUDIOSは開発とテストで学んだことを今後のプロジェクトに生かし、引き続きプレイヤーの声に耳を傾けながら、新しいゲーム体験を探っていきます。

公式の告知(Steamのお知らせ)より・日本語訳。理由として挙がっているのは「長く遊んでもらえる形にならない」という一点だけで、どの部分が足りなかったのかは書かれていない。

6月のテストでは「発売への道のり」と書いていた

3か月前の空気は、今回とはずいぶん違っていた。2回目のクローズドアルファは6月26日17時から29日17時までの3日間。応募が多く、期間中に参加枠を追加で配るほどだったよ。開始を知らせる告知には、こんな一文がある。

1試合1試合が、発売に向けてゲームを磨き上げる助けになります。

2回目のクローズドアルファ開始の告知より・日本語訳。NDA(秘密保持契約)を設けず、配信や録画も自由なテストとして開かれていた。一方で初日には接続の遅延やマッチングの失敗が起き、臨時メンテナンスで1時間ほど止まる場面もあった。前回、2025年12月のテストでもサーバーの安定化を繰り返していて、公式Xは「メンテナンスが続いたことをおわびし、もっと準備しておくべきだった」と書いている。

テストで判明したことと中止との関係について、告知は触れていない。ただ「発売へ向けて磨く」と書いてから3か月で、方向性そのものを見直す判断に変わったことになる。

45人が2.5km四方の島に降りるはずだった

ストアページに残る説明から、どんなゲームを目指していたのかは分かる。一人称視点を軸にしたPvPvEの脱出シューターで、プレイヤーは「Contractor」と呼ばれる傭兵。極秘計画「SAPIENS」の痕跡が残る島で最高機密の技術を回収する、という筋立てだね。

  • マップ: 2.5km×2.5kmの島。地下施設もある
  • 1回の出撃: 最大30分。最大3人の分隊、1セッション最大45人
  • 持ち帰り: 脱出できれば戦利品は手元に残り、倒れると持ち込んだ装備を失う
  • 安全地帯: 「Anomaly」という超常現象が少しずつ遊べる範囲を狭めていく
  • 出撃の合間: 自分の拠点を拡張し、装備のクラフトやスキルの成長を進める。3つの勢力から依頼を受ける

『PUBG』のバトルロイヤルらしく範囲が狭まっていく仕組みに、拠点づくりと勢力の依頼を重ねた作りだった。テストの対応言語は英語・韓国語・ロシア語・簡体字中国語の4つで、日本語は入っていなかった。

PUBG STUDIOSは『PUBG』の名を冠した新しい遊び方を、この作品以外でも探っている。gamescomで公開された『DED.NET』は、敵を食べて回復するローグライト系のFPSだ。

📄 『PUBG』新作『DED.NET』は敵を食べて回復するFPS ― 舞台は1990年代のカスカディア

ストアページは10月1日の時点でまだ残っていて、ループする島の説明も変わらず載っている。そこに降りられる日は来ないことになった。

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