コズミックホラー脱出FPS『Waste The Fallen』発表 ― 基本無料、9月にクローズドアルファ
潜るための入場料が、腕1本。
韓国のRoyalCrowが発表した新作『Waste The Fallen』で、プレイヤーが演じる「Deviants(逸脱者)」は、自ら片腕を差し出して異形の何かに付け替えた者たちという設定になっている。地の底から目覚めた古い存在の力に耐えられるのは、その代償を払った人間だけ、という理屈だよ。この設定は公式サイトに書かれている。
ジャンルはコズミックホラーの脱出型シューター。ソロ、あるいは最大3人のチームで崩壊した領域へ降り、武器や素材、希少な発見物をかき集めて、出口から生きて帰る。立ちはだかるのは地下から這い出てきた「The Fallen」、環境そのものの危険、そして同じ戦利品を狙う他のDeviantsにゃ。
舞台は廃工場と廃病院、そして人の消えた町
探索先として挙がっているのは、朽ちた工業地帯、放棄された病院、静まり返った町。どれも例の力に侵食された場所で、長く留まるほど見えているものが怪しくなっていく。この「正気度(Sanity)」の管理が、いつ引き返すかの判断材料になる仕組みだね。



成長の軸は、その付け替えた腕にある。持ち帰った資源で「Bio-Arm」を強化し、新しい能力を解放していく。遠征と遠征の合間には隠れ家へ戻り、クラフト台を拡張して設計図をアンロックしたり、装備を作ったりできる。
このジャンルにありがちな「一度死んだら全部消える」の重さも、だいぶ削ってあるみたい。大きめのセーフボックスで持ち帰ったものを守れるうえ、クラフトが手軽なので装備をすぐ組み直せる。プロデューサーのByungnam Choi氏は、来た人を罰するのではなく迎え入れる脱出シューターを作りたかった、という趣旨のコメントを寄せている。ソウルライクな苦行を売りにするタイプではなさそう。
開発元のRoyalCrowはミリタリー系のFPSを手がけてきたスタジオで、前作にあたるチーム対戦シューター『CROWZ』は2023年8月にサービスを終了している。あのときの銃の手触りが、今度は触手の側へ振れたわけだね。
クローズドアルファは日本時間9月5日午前11時から
テストの日程は、現地時間で9月4日19時から9月8日23時59分まで(PDT)。日本時間に直すと9月5日(土)午前11時から、9月9日(水)午後3時59分までの約4日間になる。募集は専用の申し込みページで受け付けているものの、案内は北米のプレイヤーに向けたもので、日本から参加できるかどうかは明示されていない。
価格は基本プレイ無料で、Steamストアページのカテゴリーも「無料プレイ」。配信日は「近日公開」のままにゃ。
気になるのは言語の欄で、現時点の記載は英語・韓国語・簡体字中国語の3つだけ。しかもこの3言語はインターフェース・音声・字幕のすべてに対応する手厚い扱いになっている一方で、日本語は表示すら入っていない。韓国のホラーの土壌をラヴクラフトに接ぎ木した、という触れ込みの作品が、日本語で語りかけてくれる日はまだ見えていない。
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