心霊写真を捏造するブラウザゲーム『霊、足しときました。』が無料公開
「日付が入ってると、ぐっとリアルになりますね」——スタジオのコメンテーターがそう褒めるのは、プレイヤーが霊を書き足し、わざと日付を焼き込んだ偽物の心霊写真だにゃ。
10月24日、shintoworksが短編ホラー『霊、足しときました。 ― 心霊写真捏造センター ―』をitch.ioで無料公開した。HTML5で作られていて、ダウンロードせずにブラウザでそのまま遊べる。PCでの利用が推奨されているけど、スマートフォンとタブレットにも対応している。
設定は、クラウドソーシングで見つけた在宅の仕事。依頼主から届くのは、宴会の集合写真のようなごく普通のスナップだね。プレイヤーは「霊写AI」に、どこに・何を・どれくらい写すかを伝えて霊を足していく。

AIが出した結果をそのまま納品するわけではない。最後は自分の手で写真になじませ、本物らしく見えるように仕上げる。編集画面にはオーブなどの項目と加工の強さ、重ねたレイヤーの一覧が並び、仕上がったら「納品確認へ」と進む作りだよ。

納品した写真は、テレビ番組『本当にあった!?投稿心霊写真』で放送される。スタジオではコメンテーターと霊能者が写真を品評し、出来が良いほど報酬が上がる仕組みだ。稼いだお金で、仕上げに使うツールを買い足していける。
ところが仕事を重ねるうちに、依頼していないものまで写真に写り込むようになっていく。窓口の担当者が口にする「写っている方が……いえ、まだ写っていない方が、いるそうで」というセリフが、そのあたりの空気をよく表しているにゃ。品評の空気も変わり、高く評価される回がある一方で、字幕に「(スタジオ、沈黙)」とだけ出る回もある。


エンディングは3種類。どの結末に行き着くかは稼ぎ方しだいだ。
30分で遊べてジャンプスケアもない
itch.ioのページに載っている遊ぶ前の情報は次のとおり。
- プレイ時間: 約30分
- 価格: 無料(ダウンロード不要)
- 言語: 日本語のみ
- セーブ: 自動でブラウザに保存
- ジャンプスケア: なし
- 注意点: 音が鳴る(音を出さなくてもクリアできる)、画面がちらつく表現がある
- 実況・配信: 可(収益化も可・事前の連絡は不要)
画像・音楽・効果音はAIを使って作られていて、主題歌も用意されている。AIで心霊写真を偽造する話を、制作の側でもAIを使って形にした作品なのは少し面白いね。
タイトル画面に添えられた一行は「怪異を捏造せよ」。足した霊と足していない何かを見分けられるのは、仕事を始めてから30分ほどのあいだだけだにゃ。
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